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Assisted Reproduction and Cross-Border Maternal Surrogacy Regulations in Selected Nations
Raywat Deonandan and Andreea Bente
British Journal of Medicine and Medical Research, ISSN: 2231-0614,Vol.4, Issue.1, 2014

高所得国6か国(オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、イギリス、アメリカ、イスラエル)におけるART規制の状況を調べた文献レビュー。アメリカ以外にはARTを規制する国家法が存在しており、IVF型代理出産とAI型代理出産、商業的代理出産と利他的代理出産を区別している。ARTによって海外で生まれた子供の帰国に関する対応は、さまざまである。

ART(代理出産)によって海外で生まれた子供の帰国に関する政策・規則 (空欄は情報なし)
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by technology0405 | 2014-01-07 13:41 | Materials | Comments(0)

ESHREのCBRC調査特別委員会は、2011年、CBRCに関する適正規範ガイドを作成した。主な内容は以下のようである。

1. CBRCにおける公平性
・外国人患者と国内の患者は、手順、料金、情報、カウンセリング、精神的支援において、同様の治療を受けられるようにする。国内の医療資源が、外国人患者によって不足しないよう留意する。
・外国人ドナーと国内のドナーは、同程度の治療や報酬を受けられるようにする。

2. CBRCにおける質、安全性、実証的医療
・質、安全性、実証的医療の提供により、最小限のリスクで最大限の妊娠率を達成すべきである。患者は、必要な検査とその費用、待機期間、どのくらい国外に滞在する必要があるのか、等についての明確な情報を知らされなくてはならない。
・海外から来るドナーへの虐待を防ぐため、仲介業者を使うことを避けるべきである。仲介業者の利用は診療規則の違反、あるいは最悪の場合、人身売買につながる可能性をもつ。

3. 代理出産
移植胚の個数は1個に限り、それ以外は容認しない。妊娠出産期間の治療計画はサイクル開始前から立てる。
渡航先の国の法律に関する助言は、その国の医療提供者が提供する。それが不可能な場合は、適切な地元の法的アドバイザーを紹介する。依頼親は、実行に移す前に母国の状況に関する正確な情報を手に入れておく。患者母国の法律問題が分かっている場合や、法律との衝突が起こり得る場合は、患者に知らせておく。

4. 子供
ESHREでは再三、移植胚の個数を1個にすることを推奨してきたが、多くのカップルはなかなかそれを受け入れられない。特に渡航治療患者にとって、渡航が複数回に及ぶことは余分の費用とストレスを要するので、より受け入れ難いようである。しかし多胎出産は子供の福祉に反する。
外国人患者にも、地元の患者と同じく、年齢や過去の採卵状況を考慮に入れた採卵法を適用すべきである。提供卵子を使用する場合、移植胚は2個までとする。
国内、国外など不妊治療を受けた場所に関わらず、ARTで生まれた子供の追跡調査を奨励する。

5. 医療提供者
患者母国の医師と、渡航先の医師とが協力して治療にあたる。

6. 患者参加型
患者の同意が十分に得られているかどうかを確認することは、特に言語的な壁がある場合には難しくなる。多くの国から患者を受け入れると、全ての言語に対して通訳を雇うことはできないが、カウンセリングや精神的支援は、患者の母国語で実施されるべきである。妥当な理解が得られたどうか確認できない場合は治療を提供すべきでない。
渡航患者の場合は、第三者生殖医療への移行を急いだり、移植胚の数を増やしたりといった無分別な選択をするリスクを抱えている。

7. 是正案
クリニックは患者がアクセスできるオンブズマンを設置し、患者に伝える。

ESHRE’s good practice guide for cross-border reproductive care for centers and practitioners
F. Shenfield, G. Pennings, J. De Mouzon, A.P. Ferraretti, and V. Goossens, on behalf of the ESHRE Task Force ‘Cross Border Reproductive Care’ (CBRC)

Implementing a good practice guide for CBRC: perspectives from the ESHRE Cross-Border Reproductive Care Taskforce
Francoise Shenfield
Reproductive BioMedicine Online (2011) 23, 657– 664

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by technology0405 | 2012-12-14 12:07 | Materials | Comments(0)

HFEAの立場から

Cross-border reproductive care: quality and safety challenges for the regulator
by Trish Davies HFEA
(Fertil Steril 2010;94:e20–e22.)

不妊治療目的でUKから海外へ渡航する患者が増えている。海外の医療機関がUKで患者獲得のためのセミナーを開いたり、HFEAに認可されたクリニックが海外支部、あるいはコネクションをキプロスやオーストリア、ウクライナ、ドバイなどに持つケースもある。HFEAの役割は次のようなものである。
・体外受精、配偶子提供、配偶子と胚の保存、ヒト胚の研究に関し、認可と規制を行う
・患者、政府、医療従事者、国民に対し、HFEAが規制している内容についての情報を提供する
・患者やドナー、治療で生まれた子供の登録を行う

ドナーの匿名性
2005年4月1日より、UKでは配偶子、胚提供者はすべて非匿名化された。これによって、将来子供の遺伝的情報を辿ることができるようになった。経費以外に、提供による利益をドナーが受け取ることは禁止。

代理出産
HFEAは代理出産契約の監視、承認、規制に関する権限を一切有しない。UKの代理出産はSurrogacy Arrangements Act of 1985に沿って行われている。この法律の下では、代理出産契約は違法ではないものの、法的強制力のある契約とはされておらず、代理母に子供の引き渡しを強制することは出来ない。商業的代理出産は禁止。
代理母に依頼男性の精子を注入するタイプの代理出産は、多くが規制外で行われている。しかし、体外受精で得た胚を代理母に移植するタイプの代理出産はHFEAの認可を受けた施設でしか行うことができない。つまりHFEAは、体外受精など医療行為そのものを規制する権限を持つが、その契約に関して介入する権限を持たないのである。
HFEAの認可を受けたクリニックで代理出産によって生まれた子供はUKの法律によって保護される一方、海外の代理出産で生まれた子供の地位は全く保障されていない。さらに、代理出産いかんに関わらず、海外の配偶子提供を受けた子供もHFEAの認可を受けていないとみなされる。従って将来そうした子供は、自分の遺伝的情報を知る権利を行使できない。

移植胚の数
移植胚の数に関しては、HFEAは以前は2個だったが現在は「一回に1個」という立場をとっている。現在多胎出産は24%だが、これを3-4年で10%にまで減らす方針。

PGDと性選択
伴性遺伝病の診断のためのPGDは、HFEAがPGD認可を出したクリニックで受けることができ、遺伝病の減少に貢献している。医学的理由による性選択はOKだが、社会的理由の性選択は禁止。


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by technology0405 | 2011-04-22 16:40 | Materials | Comments(0)

2010年9月14日、100か国以上にわたる不妊治療の世界的な調査が、世界不妊会議の場でIFFSの教育長Ian Cookeによって公開された。

母国の法律が厳しい、国外の方が費用が安いなどの理由で、少なくとも毎年1万人以上が子供を持つために国外に行く。生殖補助医療を使った不妊治療に関する法律は国によって大きく違い、それが「不妊ツーリズム」を助長している。今回IFFSから出されたThe IFFS's 'Surveillance 2010' reportは、世界各国でどのようにARTが使われており、文化によって規制がどう異なるかなどについて調査したもの。

不妊ツーリズムの動きが加速する中で、ESHREとIFFSは、世界に共通の安全基準が早急に必要だとみており、現在‘Code of Practice on Cross Border Reproductive Care’を作成中。2010年末に完成するという。

不妊治療ほど国によって違いのある医療分野はない。なぜなら、それは科学的根拠よりも社会的・宗教的考えに左右されやすい分野だからである。多胎妊娠や子供の国籍問題など、問題は多い。ESHREやIFFSなどの機関が協力することで、国境を越えたリプロダクティブケアの実現を期待したい。


IFFSによる調査
International Federation of Fertility Societies Surveillance 2010

International Fertility Societies Call for the Harmonisation of Cross-Border Reproductive Care Standards
[ESHRE Press Release]

Variations in IVF laws fuel market for 'fertility tourism'
[nzherald.co.nz Sep 15, 2010]


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by technology0405 | 2010-09-21 18:03 | Materials | Comments(0)

ESHRE(ヨーロッパヒト生殖会議)は、安全で有効な治療を確保するため国境を越えた生殖医療(Cross-border Reproductive Care)についての国際調査を2008年から開始した。その成果の一部。

1.Is cross-border reproductive care a problem, and for whom?
[BioNews 01 September 2009]
ESHRE's Taskforce for Cross-border Reproductive Careの取りまとめ役Dr Francoise Shenfieldが、2↓の論文について書いた記事。「procreative tourism」などの言葉から受ける否定的なイメージを避けるため、海外での不妊治療を指してESHREは「cross-border reorpductive care」という言葉を使用。

2.Cross border reproductive care in six European countries
[Human Reproduction, Vol.00, No.0 pp. 1–8, 2010]
ESHRE(ヨーロッパヒト生殖会議)のCross Border Reproductive Care(国境を越えた生殖医療)専門調査会による論文
<調査>6か国から1230例を入手。この内訳は29.7%がベルギー、20.5%がチェコ共和国、 12.5%がデンマーク、5.3%がスロベニア、15.7%がスペイン、16.3%がスイスからの報告。患者の出身国は49か国に及んだ。患者の3分の2が4か国の人間で占められており、イタリア(31.8%)、ドイツ(14.4%)、オランダ(12.1%)、フランス(8.7%)となっている。患者全体の年齢幅は21-51歳、平均は37.3歳だった。69.9%が結婚しており、90%が異性愛者。他国に生殖医療を受けに行く理由は国によって違い、法的理由を一番に挙げたのはイタリア(70.6%)、ドイツ(80.2%)、フランス(64.5%)、ノルウェー(71.6%)、スウェーデン(56.6%)だった。自国より治療へのアクセスが容易という理由を挙げたのはイギリスの患者が34.0%と最も多かった。どの国民にとっても医療の質は重要な要素だった。
<結論>自国の法的規制を逃れるために他国へ生殖医療サービスを求める人が多いこと、そうした人への支援にばらつきがあることがデータからわかる。専門家による、国境を越えた基準の設定が必要。

3.ESHRE: Is IVF good value for money? Why funding ART is good fiscal policy
[ADVFN 2010/06/09 ]

4.The impact of cross-border reproductive care or 'fertility tourism' on NHS maternity services.
[BJOG 2009;116:1520–1523.]
(イギリス)国内と国外での不妊治療の、多胎妊娠における比較。国外に出て不妊治療を受ける方が多胎妊娠する可能性が高く(移植できる卵子の数の制限が緩い)、減数手術を受ける割合も国内に比べて低い。

5.What's driving UK fertility tourism? First study published
[Progress Educational Trust 11 July 2010]
イギリスのDe Montfort大学によるcross-border reproductive careの調査。51人にインタビュー。71%が配偶子提供を求めて海外に行っており、そのうち46%は卵子提供、12%が精子提供、10%が両方の提供を受けた。


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by technology0405 | 2010-08-27 12:24 | Materials | Comments(0)
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