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医療ツーリズムや経済振興策の一つとして、2002年以来、商業的代理出産を合法化し、代理出産ツーリズムのハブとなってきたインドだが、外国人依頼者による代理出産子遺棄事件、帰国トラブル、ゲイカップル依頼者の増大(インドで同性愛は禁止されている)により次第に批判が高まり、外国人の流入を制限するために、2012年頃から医療ビザによる規制を強化してきた。医療ビザは、代理出産が母国で合法の異性カップルにのみ発行されるものであり、これにより大部分の外国人依頼者が排除され、事実上、外国人による代理出産は禁止扱いとなった。
医療ビザ規制の効果は絶大で、人々はインド市場を去り、タイやカンボジア、メキシコなど他の新興諸国へと流れていった。
さらに、2016年8月に新たな法案が議会で承認された。2005年にICMR(インド医学評議会)からガイドラインが出されて以来、2008年、2010年の法案により商業的代理出産を認め、規制することに主眼を置いてきたインドだが、今回の法案ではこれまでとは全く異なる方向性が打ち出された。
その要点は下記のようなものである。

・利他的代理出産のみ(商業的代理出産は不可)
・5年以上結婚している異性カップルのみ依頼できる (妻は23-50歳、夫は26-55歳まで)
・養子を含めて夫婦はこれまで子どもがいないこと(障碍児は除く)、代理出産による子どもは一人まで
・代理母は依頼者の親族に限る
・代理母は自分の子どもがいる25歳から35歳までの既婚女性で、代理母になれるのは1回のみ
・インド在住のインド人のみが依頼できる

これまでとはうって変わって代理出産を大幅に制約するものであり、各方面からさまざまな意見が上がっている。
論点はさまざまあるが、代理母を親族に限定するという方向性が、大きな足かせとなっていることが読み取れる。
これは、代理母を依頼者と同質のコミュニティから調達することは難しいこと、貧しく教育がない女性の身体に依存せざるをえないことの裏返しでもある。
他人の身体を利用したい人々は多くいても、対価なしにそれを引き受けようとする人々は当然ながら極めて少ない。
代理出産にはこうした需給の問題が常につきまとう。


代理母: 教育がないのでサーバントをやって月3,000-4,000ルピーを稼ぐのがやっと。子どもの教育費や婚資などお金がたくさん必要。だから代理母になった。禁止はよくないと思うし、女性の搾取ではない。医師や依頼者、自分の家族からもよくしてもらった。

NGOのソーシャルワーカー:貧しい女性たちはお金のことしか考えていない。代理出産のリスクを真に理解していない。自分たちのようなNGOでは女性をエンパワーするためにもっと別の手段を提供している。

医師: 代理出産を規制する法律ができるのはよいことだと思う。自分が今まで1,120件の代理出産をやってきたが、そのうち親族によるものは25件だけ。利他的代理出産でもギブアンドテイクは存在していて、代理母は家や乗り物、ダイヤモンドなどをもらっていた。だから結局同じ。親族から代理母を見つけるのは難しく、法案は依頼者の選択肢を著しく制約するものだ。

依頼者: 子どもを持つための方法はいろいろあるが、自分たちにとっては代理出産が一番いいと思っている。しかし、親族から代理母を見つけるのは難しいと思う。

メディア記者:障碍がある代理出産子を遺棄したり、代理母が死亡したり、卵子ドナーが死亡したり悲惨な事件があるのに、美談の方ばかりがとりあげられる傾向がある。

政府関係者: 子どもを得る方法は養子など他にもある。養子についても、もっと議論すべきだと思う。とはいえ代理出産への需要があることも理解しており、インド人へはこのオプションを残すため今回の法案になった。代理出産を制限する必要はあると思う。それが子どもがいないカップの第一選択肢になってはいけない。

依頼者: 出産後、代理母と会っていない。病院のポリシーで。しかし代理母の夫には会ってお礼を言った。夫はそのお金で子どもの教育費に充てたいといっていた。もしお金を払えなければ、どうやって感謝していいのかわからないと思う。


(その他)
・今の時代、タダでできることはない、たとえ親戚であったとしても。ということは今の法案は代理出産をやるな、と言っているのと同じだ。
・核家族の時代なので、やるなと言っているに等しい。
・商業的代理出産を容認すべき。親戚に制限するのは意味がない。親戚が代理母になったら子どもの近くにいるので何か問題が起こる可能性がある。授乳についても、大きな問題になる。
・今の時代、海外でやる人はいくらでもやるのでインド市民に限定するのは意味がない。
・外国人が養子を取ることは認めているし、独身が養子を取ることは認めている。代理出産の場合だけ認めないのは整合性がない。
・あの人たちはばか(stupid)だから、義理の母などから強制されることもある。自分で決められない。だから規制もやむをえないことだ。
・禁止に賛成。労働力を売るのはいいが、自分の体を売るのは奴隷と同じだから。インドの女性は貧しく、医師や依頼親のほうが圧倒的に強く、腐敗もあるなか、女性が搾取されるのは目に見えている。
・自分はいままで多くの代理母と仕事をしてきた。それでわかるのは、夫や義母から要求されて代理母になる女性が多いということだ。夫は新しいバイクが欲しい、義母は家を修理したいなど。嫁の体を使って稼ごうとしている。子宮が新たな商品になったのだ。もし代理出産で代理母に不利なことが発生したとしても裁判費用すら払えない女性も多いし、映画スターや資本家お外国人とどうやって対等に戦えるのか。
・我々の社会には非常に貧しい女性たちがいて文字も読めない。そのような女性や捨てられる子どもなどを守るための法律が必要だ。彼女たちが自分の体を使ってそれをする権利を制限するのは、基本的なヘルスケアすら提供できていない我が国の現状からすると妥当だ。彼女たちにきちんとした雇用を与えてから、この問題を議論してもいいと思う。




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by technology0405 | 2017-11-28 08:00 | Countries | Comments(0)

キプルスの代理出産


キプルスには代理出産に関する明文化された法律はない。

Law 187/91によれば、独身の代理母が出産した場合、父は依頼者夫、母は代理母となる。その後、養子法19(1)/1995にもとづいて、養子縁組みの手続きが必要になる。依頼親のもとで3ヶ月間子どもが生活をし、代理母が同意すれば、子の出産から3ヶ月後に養子手続きを行うことができる。

養子縁組の裁可は裁判所にて行われる。裁判所は子どもの最善の利益にもとづいて判断を行う。裁判所は、養子縁組に際して、依頼親と代理母との間での金銭授受は一切認めていない。実際には、子どもの最善の利益とは何かを決めることは裁判所でも難しい。

もし代理母が結婚をしていて夫の同意のもとで生殖補助医療によって子をなした場合、その子は代理母と夫の子どもとなる。その場合、やはり出産から3ヶ月の養育期間を経て、依頼親は、代理母とその夫から養子に出すことへの同意を得る必要がある。

養親に親権が移った場合、養子と養親の関係は実父母と全く同じものとなる。

もし、代理母が子どもの引き渡しを拒否した場合、依頼親は何も打つ手がない。代理出産契約は法的拘束力をもたず代理母から違約金を賠償を得ることもできない。

代理出産契約は、実効性がないものとなるが、もし作成する場合は、代理母に子の引き渡しを強制することはできないこと、また金銭的支払いは合理的な経費の支払いのみとして記載すべきである。
by technology0405 | 2014-09-20 14:50 | Countries | Comments(0)

グルジアの代理出産法2



  • 1997年から配偶子提供と代理出産は合法・代理出産によって産まれた子どもはカップルの子として1日以内に出生証明書に記載される(提供配偶子や提供胚を使用した場合でも同様)
  • 依頼者が親権を持つことについて、代理母の同意は不要
  • 子の親権を定める際に次の書類が必要 (代理出産契約書、IVFクリニック発行の代理母移植証明書、出産証明書)
  • 手続きを終えた後依頼者はいつでも子どもを母国に連れてかえることができる。
  • 関連法規Law of Georgia “On Health Protection” Article 143. Extracorporeal fertilization (IVF)Article 144.

by technology0405 | 2014-08-27 08:49 | Countries | Comments(0)

ベトナムの婚姻家族法が改正され、親族間の代理出産が合法化される見通しとなった。2015年1月1日から施行される。
 
ベトナムでは妊娠出産するという女性の働きが非常に重視されている。たとえば、雇用される男女では、女性の方が定年が早く年金をもらえる年齢も若い。妊娠出産する女性に敬意を表するという考え方が背景にはある。妊娠中の母体と胎児は、血液を通して栄養や排泄物のやりとりをすることで、母子の間には排他的な絆が形成されるものと考えられている。このような血縁概念のもとで、卵子提供あるいは代理出産といった技術はどのように受容され、また、これらの技術により従来の血縁概念はどのような変容を被りつつあるのだろうか。

上述のように、ベトナムでは生物学的・生理学的プロセスを通した母子のつながりが重視されてきた一方で、遺伝子やDNAに関する知識は庶民層にはほとんど理解されていない。このため、卵子提供に際し、卵子ドナーの役割や貢献は、実際よりも低く見積もられている。例えば、卵子ドナーは生まれてくる子どもに対し、2-3%の関与にすぎないと医師から教えられたと語る卵子ドナーもいた。他方、レシピエントの女性たちは、卵子提供を受けても子どもは妊娠出産した自分に「似る」と理解していた。また、そのように医師から教えられたというレシピエントの女性もいた。これらは、卵子提供をドナー・レシピエントの双方にとって受け入れやすくするための説明であると考えられ、ベトナムの血縁概念と親和性がある。
 
有償で卵子ドナーや代理母を斡旋する仲介業を営む女性は、次のような興味深い‘民俗生殖理論’を語ってくれた。「子どもへの貢献度は、夫の精子が70%、妊娠出産した女性が20%、卵子ドナーが10%」ここには、血縁に対する男性優位な考え方と、遺伝的つながりよりも生物学的なつながりが優位である考えが読み取れる。

他方、こうした血縁概念を前提としたとき、妊娠出産した女性が依頼者へ子どもを引き渡すというプロセスを含む代理出産はどのように理解されうるだろうか。元卵子ドナーに聞いた。「依頼者の妻の卵子を使って代理出産をした場合でも、自分が妊娠出産したのだから、子どもは渡さない。」

さらに、経済的困窮のため、代理母になりたいという女性に遺伝的繋がりと生物学的つながりについて聞いた。すると、彼女は「代理出産は、自分の卵子でも他人の卵子でもいいが、やったことがないのでその違いがよくわからない」といい、その後、「子どもと別れるのは悲しい」と子どもを依頼者に渡す場面を想像して泣き出す場面が見られた。遺伝的つながりの意味は理解されておらず、また、妊娠出産が女性と子どもを分ちがたく結びつけるという考え方が明瞭に伺えた。

このような血縁概念のもとで代理出産を行う場合、代理母と依頼者妻の間の感情的負荷や緊張は高くなるのではないかと推測される。ベトナムでは簡便で安価な人工授精型の代理出産もかなりの数が行われているが、遺伝的つながりに対する認知が進めば、こうした実践にどのような変容がもたらされうるか、興味深い。

ベトナムで親族間の代理出産が合法化されようとしている背景には、不妊に対するスティグマが極めて強いことがあげられる。不妊へのスティグマは、産む女性への崇敬と表裏一体のものである。不妊カップルは、ベトナム社会で居場所を見つけることが難しい。こうした不妊カップルを救済するという目的があるだろう。

ベトナムで親族間の代理出産が合法化されるとき、いくつかの問題が懸念される。一つは、母子間の生物学的つながりを重視する血縁概念によって、依頼女性と代理母の間に強い葛藤が生じる可能性があることである。たとえ依頼女性の卵子を使用していたとしても、依頼母は、自分で産んでいないことに対し、子どもとの絆を感じることができず、また後ろめたさを感じるかもしれない。他方、代理母も子どもを手放すことによって、生涯、消し去ることができない罪悪感を覚えることになるかもしれない。

だが、ベトナムでは親族間の助け合いの精神が発達していることから、代理母候補者を親族から調達することが容易であるというメリットがある。したがって、親族間の利他精神によってこうした葛藤は乗り越えられていく可能性もある。他面、代理母が親族間に限定されていることによって、自由な意思決定が阻害される懸念もある。今後、社会や個人の意識が変容していけば、親族間に代理出産を押し付けるような行為は、当事者によって抑圧と感じられる事態も生じうる。

ベトナム政府の規定では、依頼者の精子と卵子を使用することとされており、代理母と子どもとの遺伝的つながりが切断されているなど、一定の配慮がなされている。現時点ではその意味は代理母に十分に理解されるかどうか心もとないが、今後、遺伝的知識が普及していけば、依頼者と代理母に生じうる葛藤が緩和される可能性がある。

遺伝的「母」と生物学的「母」の分離は、従来の血縁概念と様々な矛盾や葛藤を孕む事が予想されるが、親族間の利他精神の発動によって、そうした問題が乗り越えられていくことになるのかどうか、興味深い。


ライチの収穫
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by technology0405 | 2014-06-27 10:28 | Countries | Comments(0)

2014年6月19日、ベトナム婚姻家族法の改正が決議された。

2015年1月1日から改正法が施行されることになる。

親族間での代理出産が容認されることになる。議会では、代理出産について未知のリスクが懸念されたものの、60%近くの賛成票を得た。

依頼者は下記の条件を満たすことが求められる。
・妻が不妊であることの医療機関の証明書
・子どもがいない婚姻夫婦のみ
・法律、心理、医療についてカウンセリングを受けること

代理母は下記の条件を満たすことが求められる。
・夫または妻の親族のみ
・出産経験があること
・代理母になれるのは1回のみ
・適切な年齢
・代理出産が可能であることの関係機関の証明書
・代理母が結婚している場合、夫の同意書

費用については、妊娠出産に掛かる費用など、必要な経費を依頼者が支払うことが求められる。

同性婚についても協議されたが、これまでの「禁止」を緩め「認めない」と改められた。

Được phép mang thai hộ từ 2015
by technology0405 | 2014-06-19 08:57 | Countries | Comments(0)

2014年3月14日、ウリ・アリエル(Uri Ariel)住宅相がゲイカップルの国内代理出産を認める法案の却下要請を提出したという報道がなされ、イスラエルのゲイ社会に怒りの声が広がった。アリエル住宅相は、法案が「イスラエルの家族のあり方」に「道徳的・倫理的」問題を引き起こすと懸念する。この法案はYael German保健相が起草したもので、内閣立法委員会を賛成7、反対5でかろうじて通過している。委員会ではイエシュ・アティド党、リクード党、新党Hatnuaに所属する大臣7人が賛成に、ユダヤの家、イスラエル我が家に所属する大臣5人が反対に投票した。

法案は内閣の承認決議に進むはずだったが、現在はアリエル住宅相の要請によって却下される可能性が高いという。このアリエル大臣の反対に対し、ゲイ社会は不満を爆発させたが、テレビ司会者で作家、ディレクターのGal Uchovsky氏は極端だった。「Damn you(こんちくしょうめ)」「地獄に落ちろ」「お前を呪う」などとChannel 2 Newsを通じて大臣を罵倒した。

“Big Brother”(イスラエルの実話ものシリーズ)の共同司会者Assi Azar氏はユダヤの家の議長Naftali Bennett氏に抗議の手紙を書いた。「アリエル氏の醜い行為は、イスラエルで家庭を築き子供を持ちたいと願っているだけの人々を、深く傷つけた。あなたと、あなたの党仲間に言いたいのは、恥を知れ、ということだけだ。」「これは、あなたが真のリーダーになり、変革する絶好のチャンスだった。それなのに臆病風を吹かし、アリエル氏が卑劣な手段を用いるのを許した。」

German保健相は「Uri Ariel大臣の要請を聞いたときは、まるで背中からナイフで突き刺されたように感じた」と語った。またGerman保健相は、委員会に法案を提出する前にユダヤの家の党員たちと何時間も話し合ったことを強調。「彼らが反対に投票するのは明らかだったが、調整後に却下要請が出されることはないと信じていた。」

同性婚や同性愛者の権利の問題は、これまでもユダヤの家とイエシュ・アティド党の争点であった。2党は多くの点で合意しないまま、2013年に連立内閣を発足させた。
現在イスラエルの民事婚を法制化しようと動いているイエシュ・アティド党のAdi Kol議員は、同性カップルに税控除を与える法案の通過に貢献した人物である。ユダヤの家は最初この法案に反対していたが、同性婚を認めないことを条件に妥協した。Bennett氏だけが法案賛成に投票し、それ以外のユダヤの家の党員は棄権している。これに関してユダヤの家は保守層から非難されており、「同性カップルを認めない」という立場をアピールするために今回の却下要請を出した可能性もある。

Gay TV Host Curses Minister Ariel for Appealing Surrogacy Law
[Arutz Sheva, 3/14/2014]

Gal Uchovsky Slams Minister Uri Ariel
Nick Duffy
[A WIDER BRIDGE, March 14, 2014]

Israel: Minister quashes proposed gay surrogacy law
Nick Duffy
[Pink News, 14th March 2014]

Copyright(C) 2011 SGRH. All Rights Reserved.
by technology0405 | 2014-03-20 14:29 | Countries | Comments(0)

1)代理出産の依頼者の対象を、婚姻関係にある夫婦だけでなく、独身の男女、同性カップル、非婚カップルに拡大。
2)代理母の条件:
・代理母への移植は3回まで、代理出産児の出産は2人まで。
・代理母の年齢上限は36歳から38歳に引き上げ(下限は22歳のまま)。
・結婚している女性でも、妊娠出産経験があれば代理母になれる。
・妹や従姉妹などの親族でも代理母になれる。(依頼者の母親・祖母は不可)
3)依頼親の条件:
・依頼親の年齢→契約時に少なくとも一人が54歳以下であること。
・依頼カップルには子供がすでに一人いてもよい。
・シングルが依頼親になる場合は、遺伝的つながりのある子供がいないことが条件。
4)審査委員会のメンバーの任期を4年とする。
5)依頼親の犯罪歴など、代理出産承認に関するチェック項目を追加。
6)代理母への支払いは160,000 NISまで。(検査費用などは別)
7)ソーシャルワーカーは、担当するケースについて審査委員会から全ての情報を得ることができる。
8)裁判所はソーシャルワーカーに報告を求める権利を持つ。
9)海外代理出産についての記述が追加。(政府の承認を受けたエージェンシーを利用することなど)
10)違反者の刑事罰について。
11)代理出産で代理母が得た補償費に関しては、所得税を免除する。

חוק ההסכמים לנשיאת עוברים – הגדרת הורים מיועדים וביצוע הסכם בחו"ל  
[Israel Government Portal] 

Congratulations to Israeli Same-Sex Couples
[March 12th, 2014 Simple Surrogacy]

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by technology0405 | 2014-03-14 12:22 | Countries | Comments(0)

ニュージーランドでの代理出産は、条件付きで合法的に実施されている。Ethics Committee on Assisted Human Reproduction が1997年に初めて利他的IVF型代理出産に倫理的承認を授けて以来、1997年から2004年までの間に、暫定的承認2件を含む29件の代理出産が承認された。
2005年から2010年にかけては、ECART (Ethics Committee on Assisted Reproductive Technology)に104件の代理出産申請があった。そのうち100件が承認され26人の代理出産児が生まれた。

Human Assisted Reproductive Technology (HART) Act 2004の14条1項によって、ニュージーランドで代理出産契約を結ぶことは法的に認められている。しかし契約は法的強制力を持たず、あくまで利他的なものでなくてはならない。商業的代理出産はHART Act14条3項で禁止されている。

代理出産はあらかじめECARTの承認を受けていなければならない(HART ACT16条)。承認を受けるためには、少なくともカップルのどちらかと子供の間に遺伝的つながりがあること、依頼母が不妊であることが医学的に証明されていることなど様々な条件を満たしていなければならない。さらにECARTは、代理母が自分の子供を生み終わっているか、関係者と子供の福祉が守られているかどうか、適切なカウンセリングが実施されたかどうかなどを確認する義務をもつ。ニュージーランド国内の代理出産の条件は、ECARTによりかなり厳密に規制されているといえる。

必要条件が全て満たされてはじめて、代理母に胚が移植される。子供が生まれたら、法的な親権は代理母から依頼親に移行する。しかしこの移行は、直ちに行われるわけではない。HART ACT 2004は親の決定に関してカバーしておらず、代理出産で生まれた子供はStatus of Children Act 1969に従って出生登録される。Status of Children Act 1969では、卵子の由来に関係なく、生みの親が母親と規定されている。また精子を提供した依頼父も、代理母の夫ではないので法的な父親とはみなされない。もし代理母にパートナーがいて、そのパートナーが代理出産に同意している場合、代理母とその夫が子供の法的な親となる。従って依頼親は、代理出産児と遺伝的つながりがあっても自動的な親権を持たない。依頼親はドナーとみなされる。依頼親が親権を得るためには、Adoption Act 1955の下で子供を養子縁組する必要がある。しかし実際には、正式な養子縁組の手続きをしないまま子供を育てている依頼親も多い。代理出産契約から親権の移行までカバーした包括的な法的枠組みの確立が必要である。

海外代理出産の場合は、養子縁組がなされなかった場合、依頼親が子供を育てることはできない。ニュージーランド法には海外代理出産に関する規定はないが、出入国管理事務所が、海外代理出産のケースにおける入国権と親権はニュージーランド国法に準拠すると明記している。2010年にタイ代理出産で子供を得たFitzgeralds夫妻は、帰国にあたり3つの政府機関に問い合わせたが明確な答えを得られず、タイで5週間過ごした後観光ビザで子供を連れ帰り、ニュージーランドで養子縁組手続きを行った。

2013年9月にはオーストラリア在住のニュージーランド人ゲイカップルが、アメリカ代理出産で得た3人の子供の「Citizenship by Descent(子供の出生時に親のどちらかがニュージーランド国籍を持っていれば申請できる) 」を申請して拒否された。オーストラリアでは、DNAテストで子供との遺伝的つながりを証明すれば、帰国も問題なかったという。「ニュージーランド法では、子供を養子にする必要があるといわれた。しかし、出生証明書には僕たちの名前が記載されている。どうやって自分自身から養子をとれというのか。」

時代遅れになったAdoption Act1955を改正すべきという議論も盛んである。特に同性愛者の養子縁組に関しては積極的な国会議員も多い。2012年10月には、自身もゲイで緑の党の国会議員であるKevin Hague氏が養子・代理出産改正法案“Care of Children (Adoption and Surrogacy Law Reform) Amendment Bill”を公開し、同性愛者の養子縁組を認めること、オープン・アダプションを進めること、代理出産の包括的な法的枠組みを確立することを提案した。

Human Assisted Reproductive Technology Act 2004

Status of Children Act 1969

Adoption Act 1955

International Surrogacy
IMMIGRATION NEW ZEALANDのHPより

Care of Children (Adoption and Surrogacy Law Reform) Amendment Bill

CONTRACTING THE NEW DELHI BELLY: Responding to the Practice of International Surrogacy
Annika Tombleson
Faculty of Law,University of Otago October 2012

Report 88: New Issues in Legal Parenthood
Law Commission, April 2005

Couple's kids denied citizenship over surrogacy
By Rachel Morton
[3 NEWS, 15 Sep 2013]

'Rent-a-womb' babies could end up stateless
SHABNAM DASTGHEIB
[staff.co.nz, 20/08/2011]

MP seeks big adoption changes
By Claire Trevett
[The New Zealand Herald, Oct 15, 2012]

Political rivals unite on gay adoptions
Audrey Young
[The New Zealand Herald, May 28, 2012]

A different answer to that question
By Martin Johnston
[The New Zealand Herald, Nov 3, 2012]

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by technology0405 | 2014-03-07 13:04 | Countries | Comments(0)

2014年3月2日、イスラエル内閣立法委員会(Ministerial Committee for Legislation)は、先日政府が提出した、同性カップルとシングルの人間がイスラエル国内で代理出産サービスを依頼することを認める改正法案に対し、承認を与えた。政府法案実現に向け、まずは第一の関門を通過したことになる。今後イスラエル国会の承認を得れば、異性同士のカップルしか認めていない現行法の大転換となる。

また法案は、既婚女性が代理母になることを認め、代理母の年齢上限を36歳から38歳にするなど、代理母になれる女性層の拡大を図る。その一方で代理母を希望する依頼親は、契約時に54歳未満でなくてはならないという条件が追加された。
代理母が代理出産できるのは最大3回で、一回の妊娠につきIVFは3回までに制限される。カップルが代理出産で得られる子供の数は2人まで、シングルは1人まで。

内閣立法委員会のメンバーのうち、Tzipi Livni司法大臣、Gideon Sa’ar内務大臣、Yair Lapid財務大臣を含む7人が法案に賛成、Uri Ariel住宅大臣、Yitzhak Aharonovitch公安大臣を含む5人が反対した。改正法案を作成した保健省は、代理出産法の拡大適用が競争市場を生み出し、貧しい女性の搾取につながることのないよう注意を払う必要性を強調した。

Committee advances surrogacy for same-sex couples
Adiv Sterman
[Times Of Israel, March 3, 2014]

Bill allowing surrogacy for Israeli singles, gay couples passes first hurdle
Ido Efrati, Ilan Lior and Jonathan Lis
[HAARETZ | Mar. 3, 2014]

Ministerial panel approves surrogacy for same-sex couples
By JUDY SIEGEL-ITZKOVICH
[The Jerusalem Post, 03/02/2014]

Surrogacy Approved for LGBT Couples
Gabriel Avner
[JeruslaemOnline.com, Mar 03, 2014]

Amendment allowing Israeli gays, singles to use surrogate mothers advances
[Jewish Telegraphic Agency, March 3, 2014]

Israeli ministerial committee approves same-sex surrogacy law
[BICOM, 03/03/2014]

אושר: פונדקאות לזוגות חד-מיניים
חדשות 2 , 02/03/2014

השרים אישרו: גם זוגות חד-מיניים יוכלו לעבור הליך פונדקאות בארץ
רוני זינגר
[calcalist.co.il 02.03.2014]

היסטוריה: השרים אישרו פונדקאות לזוגות חד-מיניים
מאת: דנה ויילר-פולק
יום ראשון, 2 במרץ 2014

השרים אישרו: פונדקאות להומואים - גם בישראל
[Ynet.co.il 02.03.2014]

"ממשלת ישראל הכירה בזכותנו להיות הורים"
[MAKO, 02/03/2014]

השרים אישרו את חוק הפונדקאות לזוגות חד-מיניים
[HAARETZ, 02.03.2014]

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by technology0405 | 2014-03-03 14:59 | Countries | Comments(0)

ハーグ国際私法会議(HCCH)が、代理出産ツーリズムに対する新しい国際条約の作成を検討している。国際養子、国際的な子供の連れ去りに関するハーグ条約に続き、ここ5年間で大きく成長した代理出産ツーリズムにHCCHが取り組んでいる。

HCCHでは、2010年4月の一般政策評議会(the Council on General Affairs and Policy)で、国際間の代理出産が新たなトピックとして言及された。
2011年3月10日、HCCH常設事務局(Permanent Bureau)は、“Private International Law Issues Surrounding The Status of Children, Including Issues Arising from International Surrogacy Arrangements” という表題で、予備段階の、しかし包括的なノートを発表。
続く2011年4月7日のHCCHのプレスリリース“Cross-Frontier Surrogacy Issues Added to Hague Conference Work Programme”で、代理出産ツーリズムが引き起こす様々な問題について常設事務局が取り組みを強化するよう評議会が“mandate(委任)”を出していた。
2012年3月には常設事務局から予備レポートが出された。2013年4月の評議会では調査の進行状況について口頭での発表があった。

現在HCCHはまだ世界中の専門家からエビデンスを集めている段階であり、新条約の施行までにはあと数年はかかる可能性が高い。2014年4月に開かれる一般政策評議会で最終報告書が提出される予定。

The private international law issues surrounding the status of children, including issues arising from international surrogacy arrangements
ハーグ国際私法会議(HCCH)による国際間の代理出産への取り組みに関するページ
2011年3月のノート
2012年3月の予備レポート

The Hague Convention on Surrogacy: Should we agree to disagree? 
Anne-Marie Hutchinson
ABA Section of Family Law 2012 Fall CLE Conference Philadelphia, October 2012

International Surrogacy Arrangements
アバディーン大学がHCCHと協力して代理出産に関する国際法を研究している

ハーグ条約関連法が成立、子供の返還にルール
[日本経済新聞、2013/6/12]

 「ハーグ条約」締結だけで問題は解決しない
嘉本 伊都子
[nippon.com, 2013.05.13]

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by technology0405 | 2014-02-20 12:25 | Countries | Comments(0)
各国のARTに関する資料や記事を集めています (※ このブログに書かれている情報の信ぴょう性は各自でご判断ください)