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Katrina Hales:
20年の経験がある心理学者、モデレータ、代理出産に関わる人々のカウンセリングに熱心に取り組む、特に依頼者への支援

Amanda:
メルボルンで伝統的代理母をした。14ヶ月前に娘Salabをゲイカップルのために出産した。依頼親とはとても刺激的な関係を築いている。

Mari:
シドニーの体外受精代理母。キャンベラに住む依頼親のためにSienaを9ヶ月半前に出産した。依頼親とはAustralian Surrogacy Community Facebookで知り合った。

Simone:
アデレードの体外受精型代理母。依頼親とは上記のFacebookページで知り合った。6月前に出産。

1. Pre-Surrogacyについて

Amanda: 依頼者とは前からの知り合いだった。だからこのことに答えるのに適切だとは思わないけど、やはり前もって関係を作るのに時間をたくさんとることが必要だと思うわ。私たちの場合は、もうすでに知り合いだったからそういうことは必要なかったけど。

Mari:
私の場合はAmandaと全然違うの。私は依頼者を知らないで代理出産をやったの。ウェブサイトのコミュニティで知り合った。Katrinaさんを通して知り合った。そして、代理出産前のセッションも受けた。そして、良いことも悪いことも、醜悪なことも、全部聞いたわ。そしてKatrinaさんから、依頼者とどうやって付き合えばいいか、アドバイスをもらった。例えば、どうやって関係を作るかとか、成功するためのチーム作りとかね。そして、その後Skypeでも色々話したの。他の代理母や依頼親と色々な会話をしたわ。すぐにわかったことだけど、このコミュニティはとても小さいということ。だから誰が誰のこと話してるとか全部わかった。だから秘密ということがなかった。そこで知り合ったのがCanberraに住んでいた依頼者。自分が住んでいるところから離れていたのでチャレンジだった。Katarinaからのアドバイスは、相手をよく知るようにと言われたわ、というのは最初はやっぱり相手のことがよく見えてしまうものだと、まるで恋愛のようにね。そして6ヶ月もかけた。私にはその時4歳と5歳の子供がいて、依頼者が自分の子供とどうコミュニケーションをとるかも見たり、徐々にお互いをよく知るようにしたの。
それと、子供たちが寝た後、夫が質問リストを作ってくれたりもした。

Simone:
私の場合はもうすこし急いだ感じだたっかな。Facebookで依頼母と出会い、会ってディナーをしたの。隣同士に座って。それで、とても良い感じを持ったので、いいよ、先に進みましょうとなった

Katrina:
みなさんよく準備されていたと思います。もっともスムースな代理出産のケースでさえ、ちょっとガタガタすることはあるもの。だから十分に準備をしたからと言ってそうならないという保証は何もないけれど。

2. Pregnancy and BIrthについて

Mari:
何週間かの間、かなり具合が悪く、今までの妊娠では経験したことがなかった。朝も昼も夜も具合が悪かったから。それ以外は大丈夫だった。でも感情的にはまさに大変だった。自分の妊娠の時は、私はとても理性的(rational)だったの。この言葉を使うことのは好きじゃないんだけど。Katrinaさんは、理性的になるようにと助言してくれたのを思い出したわ、でも私はできなかった。だから、代理出産と自分の妊娠とはかなり違うのだということがわかった。もしパートナーとの間の子なら、それはあなたとパートナーだけで決めればいい。でも、代理出産となったら、依頼者がいるのだから、依頼者の考えもいつも考慮に入れなければならない。そういうことがとてもチャレンジだった。そしてストレスに感じた。そして心配にもなった。そんなことでとても感情的になってしまったの。
そしてある日、夫が涙を流していた、依頼母から何か悪いことを言われて傷ついたみたい。でもそういうときちゃんとチームがフォローしてくれたら大丈夫なんだと思う。

Amanda;
私の妊娠はひどかった。自分の妊娠を4回やったけど、全部大丈夫だったのに、代理出産の時は悪かった。Salebを妊娠していたとき、28週まで、具合が悪かった。病院に入院していたの。その時子供達は3歳、4歳、5歳、7歳だった。子供達の学校や習い事、その他諸々のことがあって、それは大変だった。
そしてそのことが、子供たちに対する罪悪感になった。自分の子供達の時間を奪ったのだから。でも私の依頼者はとても良い人たちで、私の子供達のことを仕事を休んで手伝ってくれたりもしたの。まあ、それは彼らのための妊娠であって、私のためのものではないから。
私は自ら帝王切開を希望した。夫の依頼者もいなかった、私一人で手術に臨んだわ。出産は素晴らしかったと思う、そして依頼親はその経験を経て、親になった、それは彼らの妊娠でもあったのだから。

Simone:
私の妊娠は良好だった。特に病気もなかったし。13週頃は若干辛かったけど。でもとても頑固て、誰も助けもいらないと思ってたわ。そのせいでチームに軋轢が生じたの。依頼親は妊娠に対し何も役割もないことが嫌だったみたい。だから妊娠中はとてもストレスフルだった。だって私が世話してるのは、他の人の赤ちゃんだもの。だから病院でのチェックや検査やら、血液検査も辛かった。でも依頼親はそういう私のやったことは気づいていないと思う。
それでも私は頑固で、自然出産を選んだ、逆子なのに。依頼者はしても心配して説得しようとしたけど、私は譲らなかった。でも最終的には帝王切開をしたの。依頼母はとても素晴らしかった。私のタイミングで、子供を手渡しをさせてくれたし。

Katrina: 素晴らしい!

3. Post-birth

Simone:
今6ヶ月経った。今私たちの関係は前より良くなったと思う。今は義務もなくなって、ただ友達だけになったから。でも関係はよ良くて、それは私たちは妊娠を通して繋がっているからだと思うわ。そして、私が生んだ娘は、私に抱きついてくれた。私はとても嬉しかった。

Mari:
出産から、9ヶ月半経ったわ。そして関係は、友達のときに戻った。子供を渡して、解放された気分。それに依頼者にとっても、彼らにとって私はいつも危ないことをする人間だったので。今は依頼者と距離も離れているので2-3ヶ月に一回くらいかな。娘は今歩き始めて言葉も口にするようになった。私としてはとても嬉しい。

Amanda:
私は出産から14ヶ月が経つわ。ただ、私の子供たちにしてみれば子供が去って、とても寂しい思いをしているみたい。だから、しても寂しくて辛い時期もあった。今は、私には4人の子供もいるし、お互い忙しいのでそれほど頻繁にコミュニケーションできない時もある。そして私の場合は自分の卵子を使っているので、子供達は実際関係がある。そのことが影響してると思う。だから子供を見たいと思う、それは私のためでもあるけど、それ以上に私の子供達のため。今の関係はとてもいい。一緒にランチをしたり夕食をしたり、そして娘の誕生日も一緒に過ごすの。




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by technology0405 | 2019-08-29 15:09 | Materials | Comments(0)


Rachel: 2005年から2008年の間に4回の卵子提供、6回の代理出産を試み、4回の代理出産に成功した。人工授精の場合と体外受精の場合と両方を経験。そして依頼者も異性カップル、同性カップルと両方を経験した。Surrogacy Australiaの秘書もやっていた。3人の娘がいて、助産師でもある。

MarianneとDavid: Marianneには自己免疫疾患があり、自身で妊娠するのは難しかった。Rachelの助けを得て、諦めずにやり通した。去年の6月に娘のMatildaを迎えた。



Marianne:
私はRachelに二度も代理母をやってもらいました。4年かかっています。今日ここにいるのは私のチームです。私の夫、私、Rachel, Rachelの夫のSImon,そして彼ら3人の娘。
私にとってRachelは結婚したも同然だと思っている、もちろん法的ではないけど、彼女は私の妻だと思ってる。特別な関係だから。
Rachelは二度目の移植で妊娠したの。その時、彼女のお腹がどんどん膨らみ、羊水を出さなければならなくなった。結局、15リットルも出すことになった。その理由は、胎児にあって、息子のHugoは生まれたとき、重篤だった。私たちはどんな時にも最善を尽くそうとしてきたわ。次に妊娠する時には検査をした。そして娘は問題なく生まれてきたわ。今1歳になるの。
代理出産ではよく子供を渡すことが話題に上るけど、そのあと自分が親になることを考えないと。そして、そのあと代理母とどう付き合っていくかということも。そして、代理母から育児に関してアドバイスをもらえるのかどうか? そもそもアドバイスを求めても良いのかどうか? とか。
Rachelは妊娠中は色々関わってくれたけど、育児に関してはそうでなかったのでちよっと戸惑ったわ。どうしよう、誰に相談しよう? と思ったわ。
育児に関しては、いい時も悪い時もあるわ。
Rachelは、新しい代理母との関係はそれぞれ違うと言ってるけど、付け加えるとするなら、同じ代理母であっても、代理出産ごとにまた違うということね。全然違うわ。
最後にRachelに感謝を込めて花束を贈呈したいと思います。



Rachel
代理母としても依頼者のことをよく知らないといけないと思うの。同じページにいるかどうか、確認する必要があるわ。その中には難しい問題も含まれている。それは中絶とか、もっと悪いシナリオもありえる。
障害がある子供が生まれたら、それはもっと大変。人の気持ちはその都度変わるものだから、いつも確認しておかなければならない。代理出産はやはり、別の人間が人生に関わることになるので、とても難しい面があるのは事実。Marianneはブリスベンにいるけど、こっにきて何でも手伝いたがる。私は独立した人間なのでそれが少し煩わしかったの。皿洗いだとかそんな些細なことだったけど。
私のパートナーは、2度目の代理出産のとき、あまり賛成ではなかった、けど最後には賛成してくれた。でもゲイカップルのために双子を妊娠したとき、27週目に逆子になったり具合が悪くなりしたときは、私が死ぬと思ったらしい。
その時、改めて自分の決断が配偶者に与える影響について思い知った。最終的には彼は私がハッピーならと代理出産に同意してくれた感じ。代理出産は私のためのもので、彼にとっては必要ではなかったし。
20週の頃、Hugoはとても具合が悪かった。だから、Davidにもう一回やりたいと言った時に彼はNoと言った。もうそのことは言わないでくれと言われたの。最後の代理出産は、夫も含めて癒しのためのものだったと思う。
最初の代理出産では、12週頃に具合が悪くなったの。でも彼は、関係ないから知りたくないと言った。自分は代理出産に関係ないからと。そのとき気づいた。最初の時点から彼をもっと巻き込むべきだったと。
育児に関してどう関わるかは人によって考えが違うと思う。私の場合は自分の育児をMarinnaとDavidに押し付けようとは思わない。そして自分を頼って欲しいとも思わない、私が助産師だということもあるけど。Matildaは本当に具合が悪かった。乳もあまり飲まず、入院する必要があったの。やはり思うのは依頼者は子もがほしいということだけしか最初は見えていないけど、その先の方がもっと大変だということ。
代理母としては、やはり依頼者と事前にしっかりと関係を築いておくことだと思う。自分たちのケースはとてもラッキーだったと思っている。代理母の中にも育児に積極的に関わりたいという人もいる。私の場合はそうではなかったけど。依頼者もそうなら素晴らしいことだと思う。私の場合は、友達関係だけにしたいの。
代理出産に関しては、ちょっと美化されている嫌いがあると思う。実際にはもっと難しい面も多い。後悔はないけど、もう少しマシにできたのではないかと後から考えることもある。私はもう代理母をやらないけど、Marinnaはもう一人子どもが欲しいみたい。楽しみにしているわ。
私の心配は、私がここでこうやって話すことで、私たちの例が、ゴールドスタンダードになってしまうこと。それから、新しい代理母を見つけたとき、その彼女との関係はまた違ったものになるだろうということ。タイミングが良ければ、間もなく新しい代理母に会うと思うし、それが彼女にとって良い代理母であれば、その旅は良いものになると思う。私はただ楽しみに見守っていたいと思う。

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by technology0405 | 2019-08-25 10:15 | Materials | Comments(0)

2019年6月2日 Panel Discussion on Birth through Surrogacy


Emmy: 代理母
Danny: Emmyのパートナー

Kate: 卵子ドナー
Henry and Lisa: Kateの卵子をもらった

Michael and Terry: 2011年から代理出産をはじめる。Amandaに代理母を依頼し、現在1人目の娘は6歳。2人目の娘は3歳。利他的代理出産で授かった。

Glen and Mike: ゲイカップル。代理出産で2019年に娘をもうける。Cassから卵子をもらい、メルボルンに住むKateに代理母を依頼。Australian Surrogacy Communityで知り合った。


Lisa:
私は代理母を必要としていました。というのはかつて妊娠して、具合が悪くなってしまったの。子どもは流産した。そして、夫の精巣にも問題があった。体外受精もやったわ。でも成功しなかった。医師はもうやめましょうと言った。その頃、たまたま学校で人が死ぬところを目撃してしまってPTSDにもなってしまった。それで、もう自分では子供を産めないということになってしまったの。カウンセリングも受けた。代理出産を終えて9ヶ月になるけど今もカウンセリングを受けている。今は子供ができて違う人間になったけれど、適応できるようにね。ここまで14年かかった、今は幸せ。
私は、子供を得るためならなんでもしようと思っていたわ、家を売ることも考えた。でもHenryが反対したの。彼は海外に行くことには反対した。
情報収集は、このセミナーに参加したり、そしてFacebookのコミュニティにも参加したわ。そして、コミュニティの人と情報交換するようになった。そこでEmmyに出会ったの。彼女とは本当にたくさんのことを話したわ。
やはり、最初の段階でオープンにコミュニケーションをとることが大事だと思う。妊娠中の休暇なんかのことも含めて。そして、深呼吸が大事。自分を保つためにね。ヨガはしないけど、メディテーションは寝る前とかにしていたの。メンタルを保つことが重要だわ。


Michael:
(司会: 親しい友達に代理母を依頼したわけですが、そういう身近な人に依頼することにためらいがあったり、プロセス中に問題はなかったですか? )
確かに不安はあったよ。色々考えて心配した。自分は理性的な人間だと思うけど、そんな自分でも非理性的な考えも浮かんだ。誰かが邪魔してストップしたらどうしよう? とか。感情的な副作用が生じたよ。そして、実際にIVFが始まって、それは本当に感情的に振り回されたよ。
私たちは実は前に一緒にビジネスをしていたことがあるんだ。だから彼女のことは大抵よく知っている。そしてその時ちょうど会社を上場しようとしていた。だから自分の人生はめまぐるしかった。
自分たちは実はビクトリア州で初めてのゲイ代理出産のケースなんだ。始めてから確か2-3年はかかったね。でも二度目はもっと早かったよ。
(司会: 国内で代理出産を依頼するのに必要な特性ってありますか?)
極めつきの忍耐力と冷静さかな。忍耐力というのは待つという意味ではないよ、最近のスピードは早くなってきているしね、そして、冷静さ、それは自分たちは命を作ろうとしているいうことをいつも理解していないといけないと思う。そして、プロセスに関わる専門家たちはみな官僚的で愛情には関わりがないということ。彼らは、判断して、もし子供に愛情がない親を作ったら、それは彼らの責任になる。卵子ドナーのことにしても同じだ。だから彼らはきちんと確認したいんだ、今はそのことも理解できるようになった。
卵子ドナーに関しては、カウンセラーから聞いた話では、こちらが思っているほどにはあまりコミットしていないということだった。そして、彼女は伝統的代理出産は認めないだろうということだった。その理由は、彼女の家族がとても宗教的だったこと。そして家族には話さないと言ったこと。カウンセラーは彼女はキャンセルになるのではないかと心配していた。そしてそれは事実そうなった。だからまた一から卵子ドナーを探さなければならなくなったんだ。そして、卵子ドナーのMeに出会った。彼女は二人の娘のために提供してくれた。
Amandaは、私たちのために2回代理母をやってくれたんだけど、自分たちのために色んなアポイントをこなしたりしてくれて、罪悪感を覚えた。彼女にも3人の子どもがいるからね。スキャンとか注射とかなんとか、いつも遅れがちだったけど、彼女はなんとかこなしてくれた。でも少し驚いたのは、誰も代理出産だと気づかなかった点。一番嫌なのは、あなたたちのために代理母になりたくないと言われることかな。ジャッジされるのは好きじゃないけど、受け入れるしかない。


Glen:
SarahとMikeと自分は、5年前から家族を作ろうと計画していたんだ。自分は海外にも行って、メキシコでもやったんだければ、3サイクルやっても成功しなかった。それで結局オーストラリアでやることになったんだ。そして一つの本に出会った。Shannon GarnerのLabour of Loveだった、そのあと、Facebookのコミュニティに入ったことが大きな転機になった。
国内で利他的代理出産というのは関係が全てだと思う。法律家、カウンセラー、クリニック、全部チームとの関係が大事だ。関係構築にはとても時間をかける必要がある。
Victoria Patient Review Panelでのヒアリングも必要だ。私たちの主治医は、レターを書いてくれたんだけれど、GlenとMikeには代理母が必要です、なぜなら彼らは子宮を持っていないからです、と書かれていた。それで、委員会からは許可がおりたんだけれど。バカバカしいと感じた。そんなことが他にも色々あった。それで一進一退という感じで。けれども委員会から許可がおりない人もいると聞いたよ、慰めるためにいってくれたのかもしれない。卵子ドナーに関しても、Cessとの面談が必要だと委員会から言われた。でも彼女は忙しい。それでやっとのことで電話で話をしてもらった。それも最初はダメだと言われたりしたんだ。今となっては貴重な経験だったかもしれないけど、そういうのはとてもストレスフルだった。


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by technology0405 | 2019-08-02 15:43 | Materials | Comments(0)

日 時:2019112() 

13:00-17:00

場 所:日本科学未来館7階 海王星ルーム

    東京都江東区青海2-3-6

13:00-13:40 清水 直子 Shimizu Naoko

(さくらライフセイブアソシエイツ代表取締役)

 「生殖医療の進歩は選択肢を広げる: 代理出産/卵子ドナー/精子ドナー」

13:40-14:20 日比野 由利 Hibino Yuri

(金沢大学大学院医薬保健学総合研究科)

  「卵子ドナー、代理母、依頼親、子どもたちのコミュニティ」

 

 14:30-17:00 情報交換会 



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by technology0405 | 2019-07-26 09:59 | Meeting | Comments(0)


司会者: 今日は代理出産で生まれた子たちのパネルを開催します。まずは自己紹介をお願いします。

Alice:
31歳です。私はオーストラリアで初めての代理出産で生まれた子供です。世界では2番目かな。恨んではいないし、ちゃんと適応しています。代理母は私の叔母さんでもあります。母の卵子と提供精子を使ったんです。それを付け加えたいと思います。

Morgan:
21歳です。私の場合、代理母と卵子ドナーは兼ねていました。だから私は代理母の子で、父はオーストラリアにいます。
私はLAで生まれたんです。だから二重国籍です。母は前列二番目に座っています。母は出生証明書に母親として書かれています。卵子ドナーと代理母は書かれていません。

Ethan:
12歳です。アメリカで代理出産で生まれました。父が二人いまして、オーストラリア人と台湾人です。うん、私の代理母も叔母さんなんです。父とはその一年前に会って、それで同意した。そして10日後にはもうアメリカからオーストラリアに連れてこられました。


司会者: 代理出産について、どのように教えてもらいましたか?

Alice:
私の場合はちょっと変わってて、生まれて1ヶ月で記者会見を行いました。だから私には最初から話すしかなかった。母はこんな風にいったわ、"私には巣がなくて、叔母さんが持っていた、そして親切な男性が種をくれたの、父親はそれがなかったから。そして成長した" 。

Morgan:
いつ始まったか、覚えていない。私はとてもいい子だったから、たくさん質問したわ。母のお腹にはたくさんの傷があっただから私は聞いた。母のお腹は壊れていたと思った。だから、誰かの助けが必要だった。だから叔母さんに頼んだ。叔母さんは親切だったけど、今は叔母さんとは言えないかな。

Ethan:
父はいつも代理出産について話してくれました。叔母さんとおじさん、そして彼らの娘たちも家族の一部だと思っています。もう生まれた時から言われていたので、何も覚えていない。父は卵子ドナーや代理母という特別な女性がいたと教えてくれた、そしてそれは他の子たちと全然違うとも教えてくれた。

司会:
学校ではどうでしたか?

Alice:
小学校では誰も気にかけなかった。でも高校になって、ある男の子から、あんたはtest tube kidだ、だから両親はセックスしていないと言われた。でも大学ではそんなことはなかったし、働いてからもないわ。
代理出産のことと、ドナーのこととはちょっと違うと感じている。ドナーのことの方がもっとセンシティブな感じがする。
みんなが言うのには私は父に似ていると。母には卵子ドナーを使ったらよかったのにというわ。私の肌はひどいの。

Morgan:
小学校では、養子みたいだと説明して、それでよかった。でもそのあと、ちよっと自分でもセンシティブになっていった。

Ethan:
自分からは言わないよ、でも、時々友達が聞いてくることがある。父親が二人だからね。だから代理出産を説明しなくてはならなくなる。だいたいは説明するのは簡単にいくけど、場合によっては何回も説明しなきゃならなくなる。そんなに嫌じゃないからいいけど。ほとんどの友達はちゃんとわかってくれるよ。ただ好奇心があるだけ。その友達の親戚とかにもゲイはよくいるから、大丈夫。嫌な反応もあることはある。けど、気にしないようにしてる。それにクラスにはIVFや代理出産で生まれた子が他にもいたから。

司会: さて次に聞きたいのは、代理母やドナーと会ったかということと、それでどう思ったかということです。

Alice:
私の代理母は母の姉妹だったから。いつも会ってたわ。彼女は私の家族にとって重要な存在。でもドナーには会ったことがないわ。

Morgan:
私の叔母さんには5人の子供がいて、その子たちとも話していて、友達よ。彼らは私のsiblingと言えるかな。皆LAに住んでるの。そして皆それぞれ家族がいるし。ほんの時たま会いにいくわ。4年に一回くらいね。もし無理ならsocial mediaで連絡できるし。いい関係を持ってる。まるで家族のように接してくれる。だからとてもとてもいい関係。

Ethan:
代理母の叔母さんとは生まれてからずっとコンタクトしてるよ。アメリカにも何回か行った。そして叔母さんも何回かオーストラリアに来たわ。ハワイで一緒に過ごしたこともある。私は彼女の家族の一員で、彼女は私の家族の一員でもある。そんな関係。父はいつも自分で決めた人が家族だと言ってる。母の日には彼女に連絡している、そうすると彼女が喜ぶのを知ってるから。

司会:
あなたは私の母親/父親ではないとか、そんなこと言ったことある?

Morgan:
みんなそんなこと言うんじゃないの。私は3歳の時にそんなこと言ったと思う。あなたは本当の母親じゃない、あなたは本当の父親じゃないとか。子供はモンスターみたいなもの。そしてそれは親を傷つけることになる。でも、やっぱり親を愛していると思う。

Ethan:
そんなこと考えたこともなかった・・・

Alice:
いろいあるけど、最後は適応できるものよ。

司会:
実のところ私にも娘がいて14歳の頃とても難しった。あなたの顔を見るのも嫌だと言われたこともあるわ。普通の家族でも、そんなことはあるの。

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by technology0405 | 2019-07-22 16:07 | Materials | Comments(0)

2019年6月1日 Australia International Surrogacy & Egg Donor Conference

司会: 米国で代理出産を依頼したGay DadのJonathan, ギリシアで代理出産を依頼したClarissa, ウクライナで代理出産を依頼したRebeccaに登壇してもらいます。

Jonathan:
35歳になったころ、40歳までには親になりたいと考えていた。ネットなどを見て情報収集していたけど、38歳頃から本気で考えた始めた。特に妹が2014、2015年頃に子供を作り、その思いがもっと強くなった。何もしなければ家族を持てないとわかっていたので、積極的に動き始めた。
情報収集に関しては、このカンファレンスに2015年16年17年と参加した。けど、あまりにもたくさんの選択肢と決めなければならないことがあって圧倒された。特に大変だったのは、不確定な要素をどう評価すれば良いのかということ。特に海外の面識がないエージェント、彼らがいうことが本当なのか嘘なのか、どうやってリスクを軽減したらいいのか、費用についても、彼らが言うコストと実際にかかるコストがどうなのかも心配だった。と言うのは、いろんな恐ろしい話を聞いていたからね。
よかったのは、パートナーの妹が卵子を提供してくれたこと。ただ、問題は彼女の年齢がその時34歳で、クリニックはお勧めできないと消極的だった。国内で最初やろうと思ったが、結局は米国でやることにした。
米国を選んだ理由は、それはやっぱりプロフェッショナルで全てが整っていたこと。全て合法で、子供を連れて帰るまでシステム化されていた。
エージェント探しは重大な決断だった。いくつか選択肢を絞っていって、エクセルのシートにコストやリスクなどなど全部並べて比較した。
アメリカでのドナー探しはとてもスムーズにいったよ。すでに成功歴があるproven egg donorをチョイスしたんだ。そして代理母、こちらも直ぐに見つかつた。エージェントとの契約では6ヶ月以内に代理母を見つけることになっていた。自分たちのケースでは5ヶ月半だったかな。そのエージェントでは代理母のスクリーニングは厳しくて2%しか合格しないそうだ。
代理母との関係は、emotionalなものだ。だから、難しいことも生じる。だから専門家が関わるべきだ。そして、子供が生まれた途端、突然親になって戸惑うこともあるかもしれない。そして、ああやっと終わったと思うかもしれない。でも、バイバイ、さよなら、とはいかない。それは終わりではない。子供への授乳で夜寝られない日が続くからね。エージェントはこの大変なプロセスを助けてくれる、だから親になることだけに集中できるんだ。
子供の市民権、パスポート発行もとてもスムースだったよ。3日で子供のパスポートを取得できたからね。親の欄は、father1、father2と言う風に書かれていたよ。そしてオーストラリアに帰ってからも手続きがある。子供にオーストラーリアの市民権を取らせるためだ。それは4週間かかったけれど、paper workだけで済んだ。そんなに難しくないよ。
さて、帰りの飛行機もちょっとした問題だ。何しろ乳幼児を連れているからね。でもカンタス航空の乗務員は親切にしてくれたよ。最前列に座らせてくれたり、色々気を使ってくれた。
代理母との関係は、自分たちの場合はゲイカップルだったので、そうでない人たちと比べてかなり違っているのではないかと思うよ。ラッキーだったのは最初の移植で成功したこと。でもそのあとは心配の連続だったよ、妊娠がうまく行くか、出産がうまくいくか、家に連れて帰れるのか・・・。だからクリニックとエージェント選びは重要だと思う。

Clarissa:
私の場合は、結婚が遅くて、自分が38歳、夫が43歳の時に結婚した。教育やキャリアを積んでから結婚して、子供を持ちたいと思うようになったの。そして結果は7回の流産。3回は自然流産。そのあとIVFをやって妊娠したけれど、また流産。自分の卵子が問題だと気付いた。色々検査したり自然療法を試してみたりもしたけど、結局卵子提供になった。3回卵子提供もやったわ。でも成功しなかった。ドナーは南アフリカで依頼した。うまくいかなかった原因は・・・私の卵子もあったけれど、夫の精子にも問題があったかもしれない。でもその時は知らなかった。7回目の流産の時、どん底だった。そして、最後の手段として代理出産を検討し始めた。前に進んだ理由はやっぱり子供を持って家族を完成したかったから。
最初はオーストラリアで代理出産を依頼したようと思ったわ。けどすぐに問題が発覚した。南アフリカにある12個の受精卵を諦めないといけないことがわかったから。そしてもう一つはドナー探し。国内では友人や親戚など自分で探さなければならない。だから海外に行くしかないと決めたわ。たまたま知り合いがいて、彼はタイでやったけどエージェントをやってて、ギリシアで開始し始めたばかりだった。エクセルも使って色々比較検討した結果、ギリシアがいいと思った。それはヨーロッパで10年以上も経験があるということが決め手になったわ。メキシコも考えたけど、帰れない人たちのニュースも知ってて、それで、少し高いけどギリシアに決めたの。高いといっても、そこまで高くはなかったし。ギリシアは観光地としても良いところよ。ただ南アフリカからギリシアに受精卵を運ぶのには時間がかかった。代理母を決めるため、ギリシアに渡航した。そして2人の代理母に面会して決めたわ。結局、南アフリカから持ってきた受精卵は2度とも失敗したの。そして夫の凍結精子と、ギリシアの卵子ドナーで作った受精卵を使ったけど、またうまくいかなかつた。結局、夫の精子もダメだということになって。そして精子ドナーを使った。だからギリシアでも結局、20ヶ月もかかったの。
子供が生まれてからの手続きについては、私たちはオーストラリア人として初めてのケースだったと思う。領事館はfood passportをとるように勧めてきたから。キャンベラに問い合わせても同じ答えだったわ。だから、ドバイを経由して連れて帰ることにした。とても神経質になっていたわ。そもそも、今までずっとローラーコースーターのような状態で、本当に感情的には大変だった。でももうそれも終わると思った。
帰りの飛行機では・・・娘はよく寝る方なので助かったわ。エミレーツ航空では消毒済みのボトルと人工乳も用意してくれたしね。


Rebecca:
私たちは8年間かかりました。私の場合も妊娠しては流産の繰り返しで、結局21回も体外受精をやったわ。そして8回の流産。代理出産では、私の卵子は使わなかった。まず、国内で代理出産をやることを考えた。そして3年の間に2人に代理母を依頼して5度の体外受精をやったわ。最後の失敗の連絡後、すぐに海外のエージェントに連絡して、6週間後に契約してその2ヶ月後にウクライナに渡航した。結局、提供精子も契約した。とにかくものすごいお金がかかった。夫がどう考えていたかわからないけど、私は自分の卵子でなくてもとてもポジティブな気持ちだった。ただ子供をもって家族として完成したかったので。
ウクライナは、米国の半分くらいの値段でできるわ。全部で2回の移植で、最初に渡航してから、1年ほどかかった。
代理母とは頻繁にやりとりしていたわ。でもやはり言葉の壁はあった。だから翻訳機が活躍したの。毎日、ただおはよう、元気?とかだけでもやりとりした。facebookやinstagramも使った。そして出産後、代理母が部屋に来て、さっと契約書にサインして、私たちと写真を撮って、直ぐに部屋から出て行った。彼女は自分を守るために、私たちと距離を置いているように感じたわ。でも、いい関係を築けていると思う。その夜、私たちは翻訳機を通して5時間も話したの。
代理母とは毎日話していると言ったけど、代理母の返事はそっけない時もあったわ。私の方は、彼女から連絡が2、3日でもないと、不安でしょうがなかった。
子供が生まれてから、手続きも含めて11週間滞在したの。向こうのクリスマスに当たっていたこともあって、通常より時間がかかったと思う。DNAサンプルをロンドンに送って実施したの。







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by technology0405 | 2019-07-12 11:51 | Materials | Comments(0)


2018 August
Australian Government response to the Standing Committee on Social Policy and Legal Affaires report: Surrogacy Matters.


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政府の委員会によるrecommendationに対する政府の回答が2018年8月に示された。

Recommendation1
商業的代理出産は禁止すべきである。

Response
基本的に賛同する

Recommendation2
利他的代理出産に関してオーストラリア全体で統一した法を作るべきである。

Response
基本的に賛同する

Recommendation3
Attorney-General は、Australian Law Reform Commission (ALRC)に対して、12ヶ月間に渡る利他的代理出産に関するinquiryを実施することを求める。

Recommendation4
代理出産で生まれた事実を出生証明書に記載すべきである。

Recommendation5
利他的代理出産に関する統一した法を検討するためにレポートを作成すること

Response
代理出産に関して、12ヶ月のinquiryを行うことを推奨する。

Recommensation6
利他的代理出産に関する情報提供を行うためのウェブサイトを開設すべきである。

Response
国内の利他的代理出産に関して信頼できる情報が必要だということは賛成する。

Recommendation7
海外代理出産を選ぶオーストラリア人についてのtaskforceが必要である。

Response
代理出産に関して子供の利益と代理母を搾取から守ることが重要であることに賛成する。

Recommendation8
海外代理出産に関して、相手国がどの程度基準を満たしているかを調査するため、省庁を超えたtaskforecが必要である。

Response
同意しない。

Recommendation9
移民法を改正して、海外代理出産で生まれた子の国籍取得を容易にすべきである。

Response
同意しない。

Recommendation10
オーストラリアはハーグ会議の国際私法を遵守すべきである。

Response
基本的に賛同する。





by technology0405 | 2019-07-10 17:32 | Materials | Comments(0)


Horsey, K., Surrogacy in the UK: Further evidence for reform: Second report of the surrogacy UK working group on surrogacy law reform. (Surrogacy UK, December 2018)

2015年に出版された報告書に続く第二弾として公表された。

新たにアンケート調査が実施され、結果も示されている。

報告書の提言としては以下である。

・現在の代理出産法を根本的に変えるべきである。

・利他的代理出産の原則を維持すべきである。個人や組織がそこから利益を得るべきではない。商業的性格に向かうべきできない。

・依頼親は子が出生した時点で法的親になれるようにすべきである。

・海外代理出産で生まれた子に法的資格を与える方法について法律に明記すべきである。

・依頼親は養子プロセスのように厳格に審査されるべきではないが、子の保護に関しては考慮されるべきである。

・reasonable expenseの内容について、より詳細な定義が必要である。それは個人や状況によって異なることを認識すべきである。

・代理出産治療に関して、公的助成がなされるべきである。

・代理母と依頼親の金銭のやりとりに関して安全性を確保する措置が必要である。

・代理出産の費用は収入として取り扱うべきではない。

・代理出産について学校教育など公的教育に盛り込むべきである。

・代理出産に関連するデータをより正確に記録することが必要である。

・HFEAが代理出産を管理すべきである。

・伝統的代理出産の場合にもHFEAが関与して遺伝的繋がりについて卵子提供と同様に管理すべきかどうか検討が必要である。

・認可された代理出産組織を増やすべきかどうか検討が必要である。

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by technology0405 | 2019-07-09 07:47 | Materials | Comments(0)


Horsey, K., 'Surrogacy in the UK: Myth busting and reform.' Report of the Surrogacy UK Working Group on Surrogacy Law Reform. (Surrogacy UK, November 2015)

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2015年に代理出産法改正に関するレポートが公表された。

レポートのサマリーは以下の通り。

・このレポートでは、代理出産に関して現在行われている実際と規制について調査し、代理出産に関する神話を取りのぞく

・英国で代理出産法が成立して30年経過し、時代遅れとなっている。代理出産法の改革が必要である。

・新たな法は、代理出産で生まれた子の最善の利益を最優先するべきである。

・代理出産に関する現在利用可能なデータは不十分である。

・イギリスの依頼親の間で海外代理出産がごく普通のことであるというのは、嘘である。

・子供の福祉に貢献しない決定を裁判所はすべきではない。

・利他的代理出産の原則を維持すべきである。英国では代理出産は関係性であり、取引ではない。

・法律は、子の親として最適な人々を親として認めるべきである

・代理出産に関して、さらなる調査が必要である。


報告書による提案は以下の通り。

・親決定は事前に承認(pre-authorized)されるべきである。

・依頼親は子の出生と同時に親として登録される。

・シングルの人も親決定を受けられるようにすべきである。

・精子・卵子双方の提供を受けた場合(double donation)でも親決定を受けられるようにすべきである。

・親決定申請の時間制約をなくすべきである。

・親決定及び子の出生に関する正確なデータを集積し、年次報告すべきである。

・IVF surrogacy cycleや出生は、クリニックまたはHFEAで正確に記録されるべきである。

・IVF surrogacyに関して、NICEガイドラインに沿った形でNHS助成が行われるべきである。

・代理出産の広告や処罰についてはNGOなどが関与すべきである。

・健康省は依頼親と代理母にlegal pathwayに関する文書を発行すべきである。

・健康省は専門家むけのガイダンスをつくるべきである。

・代理出産について学校教育に盛り込むべきである。


このレポートでは、数々の調査結果が示されている。以下に一部の結果を紹介する。

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英国の代理出産で代理母が受け取った金額で一番多い価格帯は10000-15000ポンドであった(報告書では、この数字より、英国では決して商業化していないと主張)。(p.20)
これに対し、海外の代理母に支払われた平均額は17375ポンドであった。

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Q 代理出産契約は子の最善の利益が損なわれない限り、強制されるべきである。
代理母の48%が強く賛成または賛成
依頼親(英国)92%が強く賛成または賛成





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Q 現在のように代理母(とその夫)がまず親権者となり、その後親命令によって依頼者が親権を持つべきである。
代理母の70%が強く反対、または反対
依頼親の79%が強く反対、または反対



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Q 親決定は事前に承認され出生とともに効力を有するようにすべきである
代理母の58%が強く賛成、または賛成
依頼親の90%が強く賛成、または賛成

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                 Q 子の出生ともとに依頼親を法的親とすべきである
                    代理母の72%が強く賛成、または賛成
                    依頼親の85.5%が強く賛成、または賛成



子の親権に関する事柄は、依頼親の権益に関わりが深い事柄である。どの質問でも依頼親は、子に対する権利を依頼親にとって確実にする案に賛成している。代理母の意見も、基本的にはそれに追随しているように見える。しかし子の親権を確定するにあたって、子の最前の利益を最優先するという原則は、依頼者有利に働くことは必然であり、バイアスを生むかもしれない。また、代理出産や代理出産で生まれた子に対する偏見を取り除くことは重要であり、そのために学校教育に中に代理出産を盛り込むことの必要性は理解できるものの、代理出産がどのような観点から取り上げられるのか、どのように啓発されるかによってその効果は全く異なる。教育は究極的には"洗脳"にもなり得るため、依頼者中心の代理母観や代理出産観とならないよう留意が必要である。




by technology0405 | 2019-07-03 13:22 | Materials | Comments(0)

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Law commission Consultation Paper No 244, Scottish Law Commission Discussion Paper No 167
Building families through surrogacy: a new law. A joint consultation paper. 2019

英国では、代理出産法改正に向けた議論が進んでいる。


2014年の“Surrogacy in the UK : Myth busting and reform (201511月)を経て


20169月に諮問 委員会“Huge leap forwards for surrogacy reform”(Surrogacy UK)Law Commission が立ち上げられている。


2019年6月には、新たなレポートが公開された。


レポートの趣旨

英国で代理出産法ができた1985年当時とは社会環境が大幅に変わり、代理出産法の見直しが必要になってきていること。


レボートの提案

・これまでは、代理出産の依頼親は、子の出生後の親決定をへて法的親となることができたが、新たな法では、代理母の拒否権は一定期間確保しつつも、子の出生後、直ちに依頼親を法的親とすることができるようにする。


・これまでは、代理出産で生まれた子は、自分がどのように出生したかの情報にアクセスすることに問題があった。新たな法では、代理出産の登録制度(National Surrogacy Register)を樹立し、代理母、依頼親、配偶子ドナーの情報を管理する。


・これまでは、代理母への支払いに関して不透明な点があり、実用性に問題があった。新たな法では、潜在的に支払いが必要な項目について意見を求めさらに検討する。


・ これまでは、代理出産の同意書において、関係者の安全性が欠けていた。新たな法では、子の懐胎前に依頼者が親となる道筋を作ることによって、代理出産契約に関わる当事者を保護する。


・これまで、海外代理出産に際して、子供が長期に法的地位が不明瞭になるという事例が発生していた。新たな法では、海外代理出産で生まれた子に早急に英国に入国できるような改正を求める。



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同レポートより p.3
*親決定命令は2016年に年間約400件を超え、2011年から4倍弱となった。ただし、代理出産の全てではなく、人工授精を用いた私的な代理出産の場合や、海外代理出産の場合は親決定命令が申請されていないケースも多数あると思われる。



内容は、これまでの親決定手続きを大幅に簡略化あるいは前倒しするもので、依頼者の親権をより確実なものとすることを伴い、依頼者の権利が強化されている。代理母への支払いに関して新たな費用項目の導入が検討されており、必要経費が拡大する可能性がある。これによって、代理母にとって必要経費の請求が容易になる反面、より多額の費用が経費として認められることによって、商業的な性格へと傾いていく可能性もある。また、支払いを、妊娠期間ごとに区切って支払う方法も提唱されている。つまりは、途中で代理母が流産などした場合はそこで支払いは終了することになる。商業的出産で行われる支払い方法に則ったものであり、代理母へのコントロールを容易にするという効果がある。

また、海外代理出産で生まれた子の帰国問題は、かねてより問題となっており、2014年頃から、裁判所はかなり寛容な判断を示してきた(家永)。例えば、イギリス国内では利他的代理出産しか認められていないにも関わらず、海外の商業的代理出産で生まれた子の親決定命令も子の最善の福祉を優先し、認めてきた。こうした流れを明示的に認めることで、海外での代理出産利用を容認・促進するものである。

ここで提案されている内容は商業的代理出産で行われてきたスキームそのものであるといえる。

2015年に提出されたレポートでは、"利他的代理出産"という基本概念は維持されるべきであるとの記述があるが、今回のレポートに利他的代理出産という言葉は見当たらない。

今後、イギリスで代理出産法の改正がなされれば、世界に与える影響力も大きい。

どのような内容になるかは不明だが、"商業的代理出産"が代理出産のスタンダードになる日も近いのかもしれない。



参考

家永登「代理母による出生子の法的親子関係--最近のイギリスにおける"親決定"裁判例を中心に」




by technology0405 | 2019-07-01 18:10 | Materials | Comments(0)
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