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キプルスの代理出産


キプルスには代理出産に関する明文化された法律はない。

Law 187/91によれば、独身の代理母が出産した場合、父は依頼者夫、母は代理母となる。その後、養子法19(1)/1995にもとづいて、養子縁組みの手続きが必要になる。依頼親のもとで3ヶ月間子どもが生活をし、代理母が同意すれば、子の出産から3ヶ月後に養子手続きを行うことができる。

養子縁組の裁可は裁判所にて行われる。裁判所は子どもの最善の利益にもとづいて判断を行う。裁判所は、養子縁組に際して、依頼親と代理母との間での金銭授受は一切認めていない。実際には、子どもの最善の利益とは何かを決めることは裁判所でも難しい。

もし代理母が結婚をしていて夫の同意のもとで生殖補助医療によって子をなした場合、その子は代理母と夫の子どもとなる。その場合、やはり出産から3ヶ月の養育期間を経て、依頼親は、代理母とその夫から養子に出すことへの同意を得る必要がある。

養親に親権が移った場合、養子と養親の関係は実父母と全く同じものとなる。

もし、代理母が子どもの引き渡しを拒否した場合、依頼親は何も打つ手がない。代理出産契約は法的拘束力をもたず代理母から違約金を賠償を得ることもできない。

代理出産契約は、実効性がないものとなるが、もし作成する場合は、代理母に子の引き渡しを強制することはできないこと、また金銭的支払いは合理的な経費の支払いのみとして記載すべきである。
by technology0405 | 2014-09-20 14:50 | Countries | Comments(0)
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