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グルジアの代理出産法2



  • 1997年から配偶子提供と代理出産は合法・代理出産によって産まれた子どもはカップルの子として1日以内に出生証明書に記載される(提供配偶子や提供胚を使用した場合でも同様)
  • 依頼者が親権を持つことについて、代理母の同意は不要
  • 子の親権を定める際に次の書類が必要 (代理出産契約書、IVFクリニック発行の代理母移植証明書、出産証明書)
  • 手続きを終えた後依頼者はいつでも子どもを母国に連れてかえることができる。
  • 関連法規Law of Georgia “On Health Protection” Article 143. Extracorporeal fertilization (IVF)Article 144.

by technology0405 | 2014-08-27 08:49 | Countries | Comments(0)

代理出産を禁止している国は少なくない。また、代理出産を容認しているケースでも、代理出産の依頼者を男女カップルに限定しているケースが少なくない。しかし近年は、男女カップル以外の代理出産の希望者も増加してきている。代理出産を商業的に実施している国では、男性同性愛者(や独身者)が依頼者が一定割合を占める。その正確な数字や割合は明らかではないが、一部のエージェントや病院では3-5割には達するように思われる。自民党PTの生殖補助医療法案では、代理出産を限定的に容認し、依頼者は、妻が子宮がないないど医学的理由がある夫婦に限るとしている。しかし、実際に商業的代理出産を提供する海外の国々で、こうした夫婦による代理出産の依頼は少数である。むしろ、男性同性愛者や、晩婚化・晩産化を反映し妻が高齢であり妊娠が難しいケースなど、代理出産に加えて卵子提供が必要なケースの割合が多い。このため、代理出産だけでなく、卵子ドナーの需要も増えている。タイで摘発を受けたAll IVF Clinicは、ゲイ・フレンドリーなことで知られ、イスラエルなどからの男性同性愛者御用達のクリニックの一つとなっていた。白人ゲイカップルによる代理出産の依頼では、白人の卵子が求められ、グローバルなネットワークを利用し、イスラエル、南アフリカ、ウクライナやポーランドなどから白人卵子ドナーが調達される。白人ドナーがタイのクリニックに渡航し、採卵が行われる。一度に使用できなかった受精卵はクリニックに凍結保存され、後日、別の代理母に移植されるケースもある。この場合、産みの母親は異なるが遺伝的には兄弟姉妹である。依頼者の母国で受精卵を作り、移植が行われる施設に受精卵を輸送するケースもある。ゲイカップルによる代理出産では、依頼者のどちらか一方の精子を用いて提供卵子と受精させ、受精卵をタイ人代理母の子宮に移植する。タイ人代理母は卵子ドナーが誰かは知らされない。移植時は依頼者がゲイカップルだと知らされず、妊娠後に初めて知らされる代理母もいるようだ。「嫌だと思っても、妊娠してしまったらもうどうすることもできない」(タイ人代理母)。
 タイでエージェントを経営するある男性は、「自分はゲイは好きではない」と前置きし、All IVF Clinicでは一日30人もの代理母に移植が行われていること、その大部分がゲイカップルによる依頼であると証言した。「ゲイは代理母を選ばない。代理母に会うこともしない。子宮があれば誰でもいいという感じ」と証言した。All IVF Clinicが代理母への需要を押し上げているのではないかと思われ、代理母になるために田舎から出てきたという女性もちらほら出現してきていた。そのような女性の一人、Aさんは、代理母になるため、子どもを置いて村から出てきた。今は出稼ぎをしている夫と一緒にバンコクに滞在しながら、胚移植にそなえて待機している。30代後半だが日焼けして年齢よりも高齢に見える。胚移植を何度か試みるものの、失敗を重ねていた。「お金が必要なのでどうしても代理母をやりたい。依頼者には会ったことがない。妊娠するまでは何度でも挑戦したい」と意気込んで筆者に話してくれた。その迫力に筆者は圧倒された。
 海外の商業的代理出産は、「病気で子宮がない女性が子どもを持つための究極の手段」としてよりは、男性の生殖への欲望をかなえる手段として利用されてきているように感じられる。卵子ドナーは匿名であり、採取された卵子はモノとして扱われる。代理母と子どもとの遺伝的なつながりは断ち切られている。体外受精が出現するまでの長い人類の歴史の中で、男性の生殖は常に生身の女性の身体を介在して初めて行われうるものであった。そこでは、経済力に加えて、一定のコミュニケーション能力が必要とされた。それでも、男性にとって「我が子」が、真に自分の血を引く子どもであるかいなかは、DNAテストが開発されるまで確証されえないものであった。体外受精は、子に対して大きな関与や影響力を持つ「母親」という存在を遺伝的母親と生物学的母親に断片化した。こうした断片化が、男性が商業的代理出産を利用することによって、母親不在の子どもを作りだすことを容易にしている。男性が、思い通りの生殖を手に入れることができるようなったといえる。商業的代理出産は、経済力を持つ男性によって都合よく利用されているように思われる。

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by technology0405 | 2014-08-21 16:27 | field work | Comments(0)

 タイでは医師会が何年も前に出したガイドライン以外に、生殖補助医療や卵子提供・代理出産などの第三者が関わる生殖技術についてルールが存在しない。第三者が関与する生殖技術の商業化に対しては禁止の姿勢が示されているが、生殖ビジネスが年を追うごとに発展、現場では医師会のガイドラインは全く顧みられていない。クリニックでは卵子提供、代理出産、男女産み分けなどの技術が自由に提供されており、また体外受精などの技術も高いことから、米国、オーストラリア、英国、ヨーロッパなど先進国、日本、中国、韓国などからも多数の患者が訪れている。さらに、2013年にインドでツーリズムの規制が強化されてから一層多くの依頼者がタイに押し寄せる事態となっていた。それまでは費用の面から割高であったためタイでの代理出産の依頼は少なかったが、ここ1-2年ほどの間、インドに変わるホスト国として急速に存在感を増していた。オーストラリアは地理的にもタイに近く、タイで養子縁組をするオーストラリア人は年間数百件と、その多くが代理出産であると推測される。
 一方、インドでは2005年頃より法制化への動きが本格化し、外国人依頼者が関わるトラブルを抑止するために最終的にはツーリズムを抑制せざるをえなくなった。インド政府は当初、依頼者が安心して利用できるよう、代理出産の法整備に乗り出したわけだが、外国人依頼者が増加するにつれて様々なトラブルが浮上し、最終的にはツーリズム規制に乗り出さざるをえなくなった。代理出産は、依頼者や代理母の双方にとって潜在的なリスクが多数あり、実施数が増えればそれだけトラブルは増加し、また表面化してくる。当然ながら、表面化しているケースは氷山の一角に過ぎない。タイでは2013年以降、代理出産の依頼が急増しており、大きなトラブルが露見するリスクはとみに高まっていたといえる。また、トラブルとして代理母側から申し立てがなされる可能性としては、インドよりタイの方か高いといえるだろう。インドの代理母は、情報や人的社会的資源へのアクセスが極端に限られており、文字も読めない人々もいる。携帯電話は普及しているが、パソコンなどを利用してネットワークから情報を得たりする機会はほとんどない。タイの代理母は相対的に外部の情報や資源を自らのために動員する能力や環境に恵まれている。
 インドとタイの大きな違いとして、公的規制の有無がある。インドでは代理母が報酬を受けることが認められており、反面、子どもに対する親権はないことが規定されている。このため、依頼者が何らかの理由で子どもを遺棄した場合は予め定められていた子どもの後見人が、子どもを養子に出すか、国内の施設に預けられる。タイではそのようなルールが確立しておらず、代理母が産んだ子どもの母親は代理母となる。代理母に夫がいれば夫の嫡出子となる。代理出産についての事前の取り決めや契約書があったとしても、それらは公序良俗に反し無効になる可能性が高い。つまり、依頼者が引き取りを拒否すれば、代理母は子どもの母親として引き取らざるを得なくなる。逆に代理母が子どもの引き渡しを拒否すれば依頼者は子どもをあきらめざるをえないかもしれない。エージェントの力が弱い場合、報酬目当てで代理母が交渉することも起こりうる。しかし、後者のケースでは多くの場合、代理母は予定されていた報酬を受け取ることができなくなるため、可能性としては低いといえるだろう。タイのケースでは、代理母が負うリスクが高い。エージェンシーが依頼者のバックグラウンドを調査する必要性もあるが、限界もある。このため、代理出産が犯罪組織によって利用される危険性もある。タイでエージェントをする男性は、「パスポートを何枚も持つ不審な日本人利用者が何人もの子どもを代理出産で持とうとしていたことがわかり、他のエージェントにも知らせたうえで依頼を断った」と述べた。
 これまでタイでは生殖補助医療に関し、法制化への大きな動きはほとんど見られなかった。国内事情がそうしたことを阻んでおり、タイ側で規制強化を求めるのは現実的ではないかもしれない。日本人依頼者の場合は、タイ人代理母の子どもを胎児認知していると思われるが、同様のことがおこる可能性は皆無ではない。オーストラリアでは一部の州では海外での商業的代理出産は禁止されており、これまで以上にルールの徹底が求められることになるかもしれない。


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by technology0405 | 2014-08-06 13:42 | Countries | Comments(0)
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