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2011年、南アフリカの裁判所は、2010年に施行された代理出産法を踏まえ、国内に居住する同性愛カップルの代理出産を認めた。南アフリカの代理出産契約は、契約前に裁判所に要請して許可をもらうシステムをとっているのが特徴的である。イギリスなどのように、子供の誕生後に親権の申請が行われるわけではないので、依頼親の立場では確実に子供を得ることができ、代理母の立場では子供に障害があった場合などでも確実に引き取ってもらえるという、双方にとって予見可能性の高い契約である。

このケースでは、南アフリカに居住するオランダ人とデンマーク人のゲイカップルが、エージェンシーBaby-2-Mom から紹介された代理母と代理出産契約を締結するため、プレトリアの裁判所に承認を求めていた。

2006年に制定、2010年に施行されたChildren’s Actは、南アで生まれた子供が出来るだけ南アで育つように、という意図の下に策定されている。従って、南アで養子縁組や代理出産を希望する外国人は、定められた期間国内に居住していなければ認められない。また、商業的代理出産も禁止されており、妊娠出産に伴う実費のみ支払いが許される。

判決では「多くの国が商業的代理出産を禁じている中、インドは顕著な例外である。特に社会経済的な格差が大きく、貧困が蔓延している我々のような国では、恵まれない女性が搾取される可能性は現実的であり、常に存在する危険である。」と、南アがインドのように生殖ツーリズム産業に組み込まれることに強い懸念を示した。

South Africa shows a way to ensure more predictability in surrogacy arrangements
[Bio News 09 January 2012]

South African court sets out guidelines for surrogacy arrangements
[Bio News 14 November 2011]

判決文

South African Court Approves Surrogacy Contract for Gay Male Couple
[Leonard Link October 16, 2011]

SA tightens rules for foreigners to make families
[Times Live 13 October, 2011]

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by technology0405 | 2012-05-31 17:07 | Countries | Comments(0)

精子提供をテーマにしたボリウッド映画『Vicky Donor』のヒット後、精子を提供する男性がインドで急増していると2012年5月7日のThe Times of India紙が報じた。学歴のある若者に精子を提供してもらおうという試みは、カウンセリングなどの方法を用いて何年も続けられてきたが、結果は出ていなかった。

「精子提供はもはや声を潜めて論じられる話題ではなくなった。崇高な理由で人助けができ、しかも余分な収入が稼げる一般的な選択肢として、オープンに議論されている。」と不妊専門医Dr Himanshu Bavishiは言う。

アナンドに拠点を置くIVFと代理出産の専門医Dr Naina Patelによると、映画公開以前は精子提供を申し出る若者からの電話はほとんどなかったという。「ここ2週間、学歴のある若者からのメールや電話が数え切れないほどきています。」

精子ドナーは、自身の適格基準やカップルによる具体的な要望に従い、1サンプルにつき500ルピーから3500ルピーを受け取る。ガイドラインでは、一生で85回まで提供してよいことになっている。

バンガロールのCryobankによると、インドは年間50000vial(精子を入れるカプセル、1vial=0.5ml)の精子不足に陥っており、バンガロールだけでみると月に4000vial足りないという。

'Vicky Donor' causes flood of sperm donors
[The Times of India May 7, 2012]

Sperm donation in India increases as a result of 'Vicky Donor'
[digital spy May 7 2012]

Wanted: Sperm donors
[IBN Live Apr 02, 2012]

The Delhi Artificial Insemination (Human) Act, 1995

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by technology0405 | 2012-05-30 12:00 | Countries | Comments(0)

インド代理出産における一番の顧客はイギリス人である。インドには今や1000ものクリニックが未規制のまま存在しており、そうしたクリニックの中にはイギリス人の不妊治療を専門に扱うところも多い。イギリスでは商業的代理出産は禁じられているが、インドでなら平均25,000ポンド払えば子供を持つことができる。

2011年のインドの代理出産件数は2000件に上ると考えられている。イギリス人が代理出産希望の顧客として最も多いことは、ほとんどの専門家が認めるところである。あらゆる職種の人間がインドの代理出産によって子供を得ていると、イギリスの医師らは明かす。
イギリス人による2011年のインドの代理出産件数は約1000件なのに対し、イギリス国内の同年の代理出産件数は100件であった。

Telegraph紙は、インド政府が代理出産産業の市場規模を年間15億ポンドと見込むと同時に、早急な規制が必要だと考えていると報じた。インドを代表する不妊専門医Dr Radhey Sharmaは、政府の規制法案の作成に協力している。彼によると、インド国民は誰もこの「ベビーファクトリー」の規模を実際に把握していないが、代理出産産業は「他のどの分野よりも拡大している」はずだという。
「こうした商業的な事業によって何人の子供が生まれ、いくつの流通経路が関わっているのか、インド人は誰も把握できていない。私は約600施設のデータベースを持っているが、全てではない。規制のない状態で実施しているクリニックがあと400施設くらいは存在するだろう。」

例えばハイデラバードをみると、IVFを提供していると宣伝するクリニックは少なくとも250施設存在するが、正式に登録されているのはたった11施設である。
ニューデリーのクリニックThe Birthplace of Joyの患者は「100%外国人」で、半分が同性カップルだという。
Dr Shivani Gourがディレクターを務めるSurrogacy Centre Indiaでは、今年3月にクリニックで生まれた代理出産児26人のうち、1人はイギリスへ、8人がアメリカへ、4人がオーストラリアへ、2人がカナダ、3人が日本、2人がスペイン、残りはエクアドルとスロベニアへ帰国した。他の月はイギリス人の割合がもっと多いのだという。

イギリスのゲイカップルやシングル女性も、代理出産サービスを受けにインドに来ている。インドの代理出産では通常、子供にイギリス国籍が付与されるまで1ヶ月かかり、パスポートが発行されるにはもう数週間待たねばならない。代理出産規制法が成立すれば、こうした状況が変わる可能性はある。

Revealed: how more and more Britons are paying Indian women to become surrogate mothers
[The Telegraph 26 May 2012]

Britons pay Indians to become surrogate mothers: Report
[Indo Asian News Service | IANS India Private Limited – 27 May, 2012]

India's child surrogacy boom
[Times LIVE 28 May, 2012]

India surrogacy industry: we could never have imagined we'd be parents
[The Telegraph 26 May 2012]
インドで代理出産したイギリスのゲイカップルの記事

Britons largest clients of 'baby factory' in India
[The Economic Times 27 May, 2012]

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by technology0405 | 2012-05-29 15:16 | Countries | Comments(0)

アイルランド首都ダブリンの郊外Glasthule に住むCoffey 夫妻の子供Robyn Maye-Coffey は、2010年9月25日インドのデリーにてインド人代理母から生まれた。夫妻はインドのアイルランド大使館に子供のパスポートを申請したが発行されなかった。大使館に何度も必死に助けを求める電話をかけた結果、Robynにはとりあえずインドからの出国を許可するための緊急渡航証明が発行され、両親は子供を連れてアイルランドに帰国した。しかしその後1年半経ってもRobynには国籍もパスポートも与えられず、法律上の親も定まらないという状態が続いたままになっている。

「家から出ない限りは、問題を忘れて過ごすことができます。」と父親のMike Coffeyは言った。「 でもこんなことはいつまでも続けられないでしょう。彼女は目を片方手術しなければならないのですが、我々は法律関係書類に親としてサインできないのです。アイルランドの法律では、彼女は名前もないのです。」
「解決するには裁判に訴えなければならないと言われましたが、それには莫大な費用がかかります。法律の導入のことも聞きましたが、20年以上かかるでしょうね。」

アイルランドの旅券発行所によると、代理出産だという正式な通知を付した出生届けはこれまでに35人から40人程度しか出されておらず、実際には何百人もの子供が事実を隠して帰国していると考えられる。代理出産に関する法律はなく、国内で禁止されているわけではないが、現行法では出産した女性が母親になる上に社会的にも認められていないので、インドやウクライナ、アメリカに渡航するのが主流である。

Coffey夫妻を始めとする代理出産の依頼親たちの訴えを受け、2012年2月Alan Shatter法務大臣は代理出産児に関するガイドラインを策定した。代理出産で生まれた子供がアイルランド人夫婦の子供だと認められるには、DNA検査で父親と子供との遺伝的つながりを証明することが必要。父親との遺伝的つながりが証明されて初めて、子供のアイルランド国籍が認められる。子供の緊急渡航証明を申請する同意を代理母から得て、帰国した後、父親がアイルランドで子供のパスポートを申請する。ドナー精子を使った代理出産のケースは設定されていない。
アイルランドではCommission on Assisted Human Reproductionによって7年前に代理出産規制法案が出されたが成立せず、このガイドラインが初めての政府による対応となる。

ガイドライン
CITIZENSHIP, PARENTAGE, GUARDIANSHIP AND TRAVEL DOCUMENT ISSUES IN RELATION TO CHILDREN BORN AS A RESULT OF SURROGACY ARRANGEMENTS ENTERED INTO OUTSIDE THE STATE

Surrogacy: the babies born into legal limbo
[The Irish Times - November 22, 2011]

Irish citizenship guidelines for surrogate-born children
[The Irish Times - February 22, 2012]

The long road home for surrogate babies
[The Irish Times - March 12, 2012]

A life-changing surrogacy
[The Irish Times - March 5, 2012]

アイルランドPassport Officeの通達 Passports for Children Born Through Surrogacy

Lack of surrogacy regulation leads to passport problem
[The Irish Emigrant 20 November 2011]

Prime Time
[RTE News 3rd April 2012]

Ombudsman: Children left in ‘legal uncertainty’ without legislation on surrogacy
[The Journal ie. 27/02/12 ]

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by technology0405 | 2012-05-28 15:30 | Countries | Comments(0)

2012年5月、アフメダバードのPulse IVI Women’s Hospitalで代理母が妊娠8ヶ月で合併症に陥り、お腹の子供は帝王切開で生まれたが代理母は死亡するという事件が起こった。これはインドの代理出産の危うさを露呈する出来事である。

IVF専門家によると、ほとんどの代理出産契約では、「代理母が妊娠後期に負傷あるいは生命に関わる病気だと診断された場合、胎児の生存を確保し遺伝上の親のために健全な出産を保証するため、延命装置によって彼女の生命を維持する」ことに代理母とその夫が同意するのだという。

簡単に言うと、代理母ではなく依頼者の子供の健康が優先されるということである。「こうした取引で、医師や仲介業者が裕福な依頼者側に立ち、学のない代理母を搾取するのは珍しいことではない。」とニューデリーのMax Hospital 婦人科医長Dr Pratima Kaushik は言う。「Vaghelaの死は、代理出産に伴う危険性の一つが死であることを明らかにした。」

Vaghelaの死は警察によって「事故死」と判断され、現在検視待ちである。アメリカのような先進国でこうした不幸が起こった場合、病院の免許剥奪ということになるであろう。しかし、代理母に胚を3個まで移植できるインドのような国では(国際的には1個が推奨されている)病院の免許剥奪は起こらない。

インドの生殖ツーリズムは年間7%の成長をみせており、好況である。医師の見積りでは、国内カップル、海外カップル合わせて年間2000件の代理出産がインドで行われている。多くの国で代理出産が禁止される一方で、インドは2002年に代理出産を合法化、2008年には最高裁が商業的代理出産を「容認」した。

しかしVaghelaの不慮の死は、妊産婦死亡率が高いことで有名なインドに、代理出産を制御するメカニズムが設けられていないことを物語っている。国連の調査では、2010年にインドで妊娠・出産中に死亡した女性は56,000人で、これは同年の世界の妊産婦死亡数287,000人の19%にあたる。またCenter for Health Education, Training and Nutrition Awarenessの2011年の調査では、8秒に1人の割合で国内の妊婦が亡くなっていると報告された。こうした妊産婦死亡率の驚くべき高さは、インド女性の地位がいかに低く置かれているかを我々に再認識させる。インドは代理母を守るための法律をこれまで以上に急ぐ必要がある。商業的代理出産を規制せずに放置すれば、必ずや災いの元となるだろう。

Pitfalls of surrogacy in India exposed
[Asian Times Online May 24, 2012]

Center for Health Education, Training and Nutrition Awareness (CHETNA)

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by technology0405 | 2012-05-25 15:44 | Countries | Comments(0)

インドの代理出産によって双子を得たイスラエル人ゲイカップルが子供の親権を請願していた問題を受け、保健省の委員会が同性カップルによる代理出産の利用を認める勧告を出した。同性カップルの代理出産へのアクセスを求める運動は以前からイスラエルで起こっており、その運動が一歩前進した形である。

イスラエルでは、1996年に出された代理出産法により、保健省の代理出産承認委員会からの承認を受ければ正式な代理出産契約を結ぶことができる。1996年から2009年までに655件の申請があり、82%が認められた。しかしこの法律はシングルや同性愛カップルによる代理出産を認めていないので、代理出産を望む同性カップルはアメリカやインドに行くことが多かった。

申し立てを起こしたItay Pinkas(38)とYoav Arad(39)は、今回の委員会による勧告に対し「この勧告はまもなく法律になるだろう。僕たちはもっと子供が欲しいと思っている。これはイスラエル社会全体の勝利だ。」と楽観的な態度を示している。

委員会が設定した条件は
①利他的代理出産に限る(商業的代理出産は禁止)
②代理母は依頼親の友人、もしくは親戚(母、娘、祖母、孫を除く)
③姉妹の卵子は使用しない
④代理出産契約時の依頼親の年齢は54歳まで
⑤代理母の年齢は38歳まで
⑥代理母の卵子は使用しない (体外受精型の代理出産のみ)
など。

イスラエル保健省の高官によると、同性カップルによる代理出産は「ユダヤ法の観点からすると非常に微妙な」問題であり、副大臣(ユダヤ・トーラ連合という宗教政党に所属)は立法化に手をつけたがらないだろうと言う。この委員会の勧告に保健省の承認が下りれば、その後議会に提出、立法化について審議を図ることができる。

Committee to recommend legalization of surrogacy for gays
[Ynet.news.com 04.06.2012]

Recommendation: Allow surrogacy for homosexual couples
[Ynet.news.com 05.21.2012]

State panel calls for legal surrogacy for same-sex couples
[The Times of Israel May 20, 2012]

Israel to ease rules of overseas surrogacy
Ilan Lior
[May 12, 2013 HAARETZ]

Gay couple petitions to use surrogate mother
By DAN IZENBERG
[The Jerusalem Post, 03/28/2010]
Itai Pinkas氏とYoav Arad氏は、2010年に代理出産の承認を求めていた。

イスラエル保健省 代理出産承認委員会

Surrogacy in Israel  Status Report 2010 and Proposals for
Legislative Amendment

Written by: Nuphar Lipkin and Etti Samama
Edited by: Daphna Rosenbluth

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by technology0405 | 2012-05-24 15:00 | Countries | Comments(0)

Amraiwadi(アフメダバードのスラム街)に住むPremila Vaghelaは2011年、自分の二人の息子の教育費を稼ぐため、アフメダバードのPulse IVI Women’s Hospitalでアメリカ人カップルの代理母になった。2012年5月、妊娠8ヶ月で彼女は原因不明の合併症に陥り死亡。お腹の子供は1.5キロで生まれ、早産による未熟児のため現在NICU(新生児集中治療室)に入っている。

アフメダバードは、代理出産で世界的に有名な町アナンドのあるグジャラート州の都市で、アナンドと同じく不妊カップル相手の代理出産産業が盛んである。その料金は25万ルピーから40万ルピー。社会経済的に下層に位置する女性たちにとって、代理出産で得られるまとまった金は魅力的である。

Premilaは、自らの命を代償にした。しかし残された彼女の家族は死亡に対する補償金を求めてはいない。80歳になるPremilaの母親は「私は娘を失った。もう、誰からも何ももらいたくない。」と語った。しかし病院側は、代理出産契約の30万ルピーに補償金をプラスして家族に支払うよう、依頼親に要請するつもりだという。

Pulse HospitalのIVF専門医Manish Banker医師やPravin Patel医師によると、どうして彼女が致命的な合併症を引き起こしたのかについては、何も分かっていないという。
彼女は腹痛を訴え、4日間入院していた。定期検査を待つ間、夫のKarsanと座ってしゃべっていたところ、突然けいれんを起こし倒れた。すぐに彼女は治療室に運ばれ、緊急に帝王切開手術を施された。Premilaの血圧が下がり、胎児にいく血液と酸素が足りなくなっていた。

1ヶ月早く生まれた子供はNICUに移された。
Premilaの方は深刻な合併症を引き起こしており、集中治療のためSterling Hospital に移送された。「集中治療が受けられるSterling Hospitalに搬送したのですが、そのうち反応がなくなり、死に至りました。」とBanker 医師は語った。

Sterling Hospitalのスタッフの話によると、搬送されてきた彼女は危篤状態だったという。「彼女は深刻な心不全に陥っていました。蘇生を試みましたが駄目でした。」
Banker医師らは彼女の死亡を警察に届けており、今は検視報告書待ちの状態だという。Vastrapur警察によると、こうした事故死の例は過去にもあり、検視報告書に基づいて今後の取り調べが行われるという。

Premilaが死亡した数日後に、アメリカ人の依頼母Helenが子供を引き取りにインドへ入国した。Helenは代理母の死とメディアによる追っかけで動揺しており、自分のインド訪問が人目にさらされないよう望んでいる。また、アメリカ大使館に対しても迅速な入国手続きを要請している。出生手続の完了と子供の健康状態がより安定するまで、少なくとも10日間はインドに滞在する予定。現在、子供はArpan New Born care Centreで順調に育っている。

グジャラート州政府は代理出産に肯定的である。Gujarat Informationが発行するグジャラート州の季刊誌の最新版の記事にはナイナ・パテル医師のクリニックが取材されており、パテル医師の次のようなコメントが載せられている。「反対する人は、倫理について議論するのかもしれない。けれど、そうした人々が、子供のいない夫婦に子供を与え、かつ代理母にただの財政的支援だけではない、気高い仕事をしているのだという感覚を与えて代理母をエンパワーできるのでしょうか。」

リプロダクティブ・ツーリズムにおける代理出産は、代理母とクリニックだけでなく、グジャラート州の財政も潤している。国や州による法規制の難しさは、こうした現状にも根差している。

Surrogate mother dies of complications
[The Times of India May 17, 2012]

US mother in Ahmedabad to take baby home
[The Times of India May 19, 2012]

Surrogate mom sees her premature son, dies soon after
[DNA India May 18, 2012]

Indian surrogate for US woman dies in Gurjarat
[BioEdge 18 May 2012]

Govt mouthpiece bats for surrogacy tourism
[The Indian EXPRESS May 21, 2012]

グジャラート州の季刊誌 Yuva Shakti Varsh Vol-II, Issue-2, April-2012
p40-41が代理出産の記事

Thrice surrogate mum loses uterus
Srivastava, Kanchan
[DNA : Daily News & Analysis , December 27, 2011]
代理母が3回の代理出産で子宮を失い、夫とも離婚に


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by technology0405 | 2012-05-21 16:12 | Countries | Comments(0)

Planet Hospital

ロサンゼルスのメディカルツーリズム会社Planet Hospitalが提供する代理出産サービスでは、インドの代理母が雇われている。先進国の人間が発展途上国の女性に代理母を依頼するのは、近年増加している現象である。しかしこの会社では、コストとスピードをさらに追求し、一度に複数の代理母に胚を移植しているという。

代理出産ツーリズムを報道するメディアの中には、これを「女性が女性を救う」国境を越えたWin-winの関係であると捉え、美化するものもある。しかし、あくまでこの代理出産はビジネスであることを認識しなければならない。しかも、このビジネスが扱う商品――第三者による妊娠――には、顧客、つまり依頼親にとってあらゆる種類の選択肢、保証、法による保護が付く。2010年12月のWall Street Journalの記事「Assembling the Global Baby」を見てみると、メディカルツーリズムの波に乗って急成長したPlanet Hospitalのことが取り上げられている。「我々は接客サービスの精神で、あらゆる面でのお世話をいたします。」と創設者のRudy Rupak氏は語る。

会社のウェブサイトでは、インド人代理母たちがいかに手厚いケアを受けているか強調されている。ここでは、オプションとして2人の代理母に同時に胚を移植することができる。このパッケージの魅力は、妊娠の確立を60%以上に引き上げられると同時に、子供が出来るまでの期間も短くなることだという。

もちろん、このパッケージでは、一度に複数の子供が出来る確率も高くなる。複数の妊娠が起きた場合、顧客は減数手術により子供の数を選ぶことができる。契約上、代理母には選択権が一切与えられていない。

Make Me a Baby As Fast As You Can
[Slate.com Jan. 9, 2012]

Assembling the Global Baby
[WSJ December 10, 2010]
by technology0405 | 2012-05-18 17:05 | Countries | Comments(0)

CSRの調査報告 その2

代理母の多くが夫に捨てられている。
家計の足しに子宮を貸したグジャラートの貧しい代理母たちは、少額の見返りしか支払われない上に、家庭の崩壊に直面している。
NGO組織Centre for Social Research(CSR)はグジャラート州アナンド、スーラト、ジャムナガルの代理母100人と依頼親50人にインタビュー調査した結果、代理出産が夫と子供に受け入れられない現実があることを明らかにした。

「憂慮すべき風潮があることが分かった。例えば、妻が代理母になる際には何とも思っていなかった夫でも、出産後に妻が家に戻ってくると、夫と子供は彼女と距離を置くようになる。」とCSRのディレクターDr Ranjana Kumariは言う。

アナンドでは、代理母の52%が夫に捨てられ、そのほとんどが援助なしで子供との生活を送っていた。スーラトでは代理母の14%が、ジャムナガルでは20%が、夫との関係が悪化したと答えている。代理出産は家族の均衡に関係する。アナンドで77%、スーラトで86%、ジャムナガルで100%の代理母が、家庭のあり方に影響が及んだと答えている。

また、代理出産を秘密にして怪しまれたと答えた代理母は、アナンドで82%、スーラトで89%、ジャムナガルで100%に及ぶ。代理出産のことを誰にも明かせないという実情が、彼女らを苦しめている。
代理母の多く――ジャムナガル100%、スーラト83%、アナンド40%――が、代理出産のあと友人や家族との交流がなくなったことを明らかにした。


さらに悪いことに、代理母への報酬が定まっておらず、クリニックや医師が自由裁量で決めていたことも調査で分かった。代理母にわずかな金額しか渡されなかったケースも多い。代理出産費用120000-150000ルピーのうち、代理母が受け取るのはわずか1-2%であった。報告書によるとせいぜい12000-15000ルピーだったという。

「約束の金額の支払いを拒否する場合はさておき、多くのケースは分割払いです。代理母の多くは文字が読めないため、何回か支払いがあると、その後の計算ができなくなるのです。」とKumari氏は言う。

代理母のほぼ全員(スーラト97%、ジャムナガル100%)が、仲介料で儲けるエージェントや勧誘人による説得を受けていた。
また他にも、最初のうちは良好な代理母と依頼親の関係が、過度な期待や金銭上の不一致などが原因で悪化することも分かった。

代理母の搾取は金銭面だけにとどまらない。Kumari氏によると「妊娠が成功するまで、20-25回もIVFをさせられた代理母もいる。ガイドラインでは禁止されているのですが。」

安い代理出産サービスを求め、NRIの他にもアメリカ、ロシア、イギリス、スウェーデン、イスラエル、オーストラリアなどのカップルも多くインドに渡航してくる。安い医療費と高い生殖技術、そして有償の生殖サービスを提供する低所得者層に支えられ、インドは代理出産の渡航先として人気が高い。しかし、調査では、様々な問題を抱えていることが明らかにされた。

Surrogate mothers face nightmares of surrogacy
[INDIA TODAY March 5, 2012]

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by technology0405 | 2012-05-15 16:27 | Countries | Comments(0)

代理出産依頼母の権利

イギリスで、仕事先の雇用主に産休を断られた代理出産の依頼母が、maternity rightの侵害であるとして雇用主を訴える裁判をおこした。彼女は欧州裁判所にこの訴えを提出、イギリスの法律がEUの指針に適合しているかどうかの判断を求めた。判決は今年中に出される見込み。

イギリスでは年間100人程度の代理出産児が生まれている。代理母を使って母親になった女性たちにも、通常の母親と同様の権利が与えられるべきだと活動家たちは主張する。生殖医療法の専門家Natalie Gambleによると、現行法で産休が認められるのは、妊娠出産した女性と、養子をとった母親のみ。代理母を利用するケースで起きる産前と産後の「乖離」の問題は放置されている。

代理母を使って子供を得た母親の中には、ホルモン誘発剤を使って授乳する女性もいる。John Healy議員も、議会でこうした代理出産児と母親を支援する法律の必要性を訴えた。

Mother denied maternity leave as children born to surrogate
[The Telegraph 17 Apr 2012]

Surrogate mum’s ‘equal rights’
[UK Surrogacy Support April 18, 2012]

UK surrogacy laws are unfair, says MP today in Parliament
[Natalie Gamble Associates April 17th, 2012]

John Healeyのスピーチ

Maternity rights for women using surrogate mothers raised in Parliament
[Bio News 23 April 2012]

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by technology0405 | 2012-05-14 15:22 | Countries | Comments(0)
各国のARTに関する資料や記事を集めています (※ このブログに書かれている情報の信ぴょう性は各自でご判断ください)