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アンドラ・プラデーシュ州の町の一つ、貧困にあえぐ海辺沿いの町グントゥールで、代理出産ビジネスが盛況である。活字メディアでの広告や専用のウェブサイト、ポスター、パンフレット、掲示板、果ては三輪タクシー内での露骨な勧誘に至るまで、実際、代理出産の広告が町中に溢れている。

初めのうちはごく内々に行なわれていた代理出産という行為は、クリニックによって営利活動に変えられ、魅力的なビジネスへと変貌を遂げた。厄介なのは、基準や健康パラメータを無視して、現地の社会的に恵まれない階級の女性を何人も、悪徳業者が勧誘してくることである。当然、勧誘の反響はすごい。

グントゥールの不妊クリニックには、代理出産についての問い合わせが毎日のようにくる。「去年は代理母による出産が10件ありました。現在、4件の代理出産を抱えており、他にも3件が経過観察中です。」と、地元の体外受精・代理出産専門家Dr S.N. Umashankarは明かす。

彼らはどうやって代理母になってくれそうな女性に狙いをつけるのだろうか。「募集広告を出すのが一つです。場合によっては、依頼親の親戚が彼らに同情して代理母になることもあります。」とUmashankar医師 は言う。「母親が娘のために自ら代理母に名乗り出る場合もあります。」

Umashankar医師はこう説明したが、MAIL TODAY 紙は、クリニックが業者と手を組んで代理母の募集を行なっている事実を突き止めた。「ぼろ儲けだからね。依頼親は、代理出産で生まれた子供に60万ルピーもの大金を払う。そのうち代理母に払うのは多くて25万ルピー。病院は代理母のケアも含めて30万ルピーを請求する。業者は代理母の紹介料として5万ルピーを受け取る。」と情報筋は語る。業者は、代理母を探すのにロワーミドルクラスを当たるという。
代理母候補者は、大概お金に困っている。「25万ルピーは、貧乏人にとってかなりの金額だ。9か月間我慢しさえすれば、その大金が手に入るという契約だからね。」と情報筋は指摘する。時には業者が、代理母の姉妹や親戚にも芋づる式に代理出産をさせて、手っ取り早く儲けることもある。

グントゥールの健康医療担当官であるM. Gopi Naik医師は、地元で代理出産が儲けの良いビジネスになっていることを認める。「業者、特に地元の登録医が、貧しい女性を金銭で勧誘して代理出産させていることは我々も知っている。」
現在Umashankar医師のクリニックで経過観察中の代理母も、動機は金銭だと認めた。「夫も家族も賛成してくれていますし、私は進んで引き受けたのです。」

2011年1月、アンドラ・プラデーシュ州カンマム地区のBurgampahad警察が、Sarapaka村に住むムスリム女性Shahnazを業者が脅し、25万ルピーで代理出産させていたことを突き止めた。彼女は代理母になるため、すでにハイデラバードのクリニックまで来ていた。しかし彼女の夫S.K. Shareefが、妻は代理出産を強要されたと警察に告発。取引の仲介をした登録医2人を含む、計8人が逮捕された。しかし、夫Shareefは結局、妻がすでに妊娠していたのと、大金の魅力には逆らえず、折れて妻が代理母になることを許した。

その後の調べで、BhadrachalamとBurgampahad地域に住む12人もの女性が首都ハイデラバードに連れて行かれ、子供を生むため不妊センターに監禁されていたことが判明した。Naik医師は、詳細を知るため地元の不妊クリニックに連絡するところだったという。「我々が知りたいのは、これらのクリニックが、代理母候補を募集するのに業者を使っているのかどうか、料金をいくら請求しているのか、月にどのくらい行なっていてどういう手順に従っているのかということだ。ここ3年間で行なわれた代理出産の記録も要求するつもりだ。」と彼は明かした。

時には、代理母の候補者自身がメディアの広告やsurrogatefinder.comなどのようなウェブサイトを見て、クリニックに接触してくることもある。こうしたサイトに上がっている名前の中に、ハイデラバード在住の25歳の母親Nagamaniという名があった。代理出産の動機は、「緊急にお金が必要」だった。

このように、代理母が都市に移動して、出稼ぎのような形で代理出産を行なっているという事実は、そこに搾取がある可能性を示唆するものであり、緊急の調査が必要であろう。

Andhra Pradesh town is world's rent a womb mart
[Mail Online India 20th February 2012]

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by technology0405 | 2012-02-28 15:49 | Countries | Comments(0)

インドの出生証明書

ヒンディー語版

グジャラート州

マハーラーシュトラ州ムンバイ

名前、性別、生まれた日時、登録番号、出生場所(病院名)、登録日、母の名前、父の名前、住所の9項目がある。

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by technology0405 | 2012-02-22 16:16 | Countries | Comments(0)

インドの著名な女性運動家Dr. Ranjana Kumariは、代理母の保護を訴える人物としてよく名前が上がる。彼女がセンター長を務めるCentre for Social Research(デリー拠点)は、現在、多重視点から代理出産を調査している。この調査は2012年中に完了すると見込まれる。

CSRの調査によると、インドでもっとも代理出産が盛んなのはグジャラート州のアナンド、スーラト、ジャームナガルであり、代理母はジャールカンド州のような遠い地域からもやってきていた。驚くべきことに、代理母のほとんどが、クリニックでの扱われ方に腹を立てているという結果が示された。一回目が失敗に終わった場合に繰り返し移植を強要される、家族に会わせてもらえない、子供を引き渡すまでお金が支払われない、といったことが起きていた。

結婚した女性は完全に夫に依存するのがインド社会である。女性は、社会的追放をも含む様々な暴力に直面しうるので、代理出産にまつわるこうした体験を口にしようとはしない。また同時に子供のできない夫婦にとって、代理出産という選択は、常に崇高な理由でなされているとはいえない。代理出産の持つ派生的な影響力を考えると、依頼夫婦の行為の裏にある理由も詳しく調べる必要がある。

ユニセフの調べでは、インドの人口の42%が1日1.25ドルの最低生活線を下回っている。家族にとっては、どのような収入でもありがたい。さらに女性を代理出産へと突き動かすのは、娘の存在である。もちろん教育費も必要だが、さらに娘には結婚するときに高額の花嫁持参金を持たせなければならず、娘は息子より重荷であるというのがインド社会の現実である。

しかし、代理出産でお金を得ても、代理母の生活は経済的にそれほど改善しないと、CRSの代理出産調査の代表Manasi Mishraは指摘する。それどころか、代理母を保護する法律がないため、法的問題を抱える可能性があると、センター長のKumari氏も言う。

代理出産で生まれた子供の保護を訴えているSATYAのSanjay Agarwal氏は、インドの医療事情を危険視する。「インドは妊産婦死亡率の最も高い国の一つで、計算では7分に1人、女性が出産で亡くなっている。そんな国で商業的代理出産を認め、推進するのは、はたして道徳的だと言えるのか。」また、多くの代理母に自分の子供がいる。「代理母が亡くなったり、出産の後遺症で長期間患ったりした場合、誰が彼女の扶養家族を面倒見るのか。」

Booming Surrogacy Industry in India Raises Legal, Social Concerns
[Global Press Institute March 10, 2011]

Complications of Surrogate Motherhood in India
[January 28th, 2011 by Centre for Social Research]

It's Not Easy Being a Mother for Rent
[The Navhind Times June 17, 2011 ]

Dr. Ranjana Kumari
[CSRL]

Centre for Social Research Annual Report 2011

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by technology0405 | 2012-02-22 14:14 | Countries | Comments(0)

2011年2月27日付Asian Age紙で、Delhi Commission for Protection of Child Rights (DCPCR)の委員長Amod Kanth氏がインタビューされていた。このインタビューでKanth氏は、代理出産をするゲイカップルに反対する立場を明確に示した。Kanth氏はART BILL 2010の法案作成に影響を与えるキーパーソンと考えられている。

2010年にスペインのゲイカップルがDr. Anoop Guptaのクリニックで代理出産を行い、子供を儲けた。DCPCRは現在その事件を調査している。Kanth氏の主張は、このスペインのゲイカップルには代理出産を行う権利がなく、Gupta医師の処置も違法行為に当たるというものである。しかし、2008年の山田マンジ事件で最高裁は、独身の男性(ゲイであってもなくても)は代理出産サービスを受ける権利があると判断を下している。DCPCRは、この事件では特別な前後関係が考慮されたのであって、ゲイカップルを承認した訳ではないという見方をする。

興味深いことに、マンジ事件は同性カップルと何の関係もない事件だが、この時に出された裁判所の判断が、ゲイカップルの代理出産問題に対しても当てはまると一般的に考えられている。この画期的な判例によって、インドはその先にある法律の制定を見込んである一定の基準を示したつもりだったのだろうが、法律の世界では未だにこの判例が先導的判例であり引用され続けている。

DCPCRがスペインのゲイカップルの調査を始めた時期と、ART法案がゲイカップルによる代理出産を禁止するとメディアが報じた時期は、ちょうど重なっている。Kanth氏はART法案を十分に意識したうえで、スペイン人ゲイカップルの事件を利用して反対発言を強調し、インドに代理出産にやってくる外国人カップルを威嚇したい狙いがあるのだろう。
Kanth氏は、ART法案が独身者の代理出産を認めることには譲歩を示しているが、ゲイカップルについては「子供を育てることはできない。」と発言、絶対に対象から除外すべきだとの考えを示した。

こうした過激な発言は、法案作成時にありがちな、ゲイカップルを法案から排除するための戦略的な攻撃だと考えられないこともない。Kanth氏はゲイカップルの代理出産を違法だと発言しているが、法案がゲイカップルの代理出産を禁止しているという確証も乏しい。独身男性の代理出産を認めたマンジ事件の判例もある。
しかしDCPCRは、代理出産で子供を得たゲイカップルの調査を開始している。法案がゲイカップルを認める、認めないはこれからの話だが、法案が成立する前に代理出産で生まれた子供たちも守られるような配慮は必要であろう。

DCPCR crusade against gay couples and surrogacy
[Indian Surrogacy 2011 Feb 27]

Kanth氏のインタービュー  ‘Gays can’t look after a child’
by technology0405 | 2012-02-21 17:01 | Countries | Comments(0)

キリスト教とイスラム教の指導者が、インドで代理出産を普及させようという動きが報道されていることに不快感を示した。これは、2011年末にインドの人気俳優が代理出産で息子を得た報道を指している。彼は、代理出産という方法を広く知ってもらいたいとも公言。代理出産の倫理性がインドで話題となった。

代理出産の是非の判断は難しいと考える宗教がある一方で、キリスト教とイスラム教は、代理出産を「出産の機械化」として猛反対している。「手段を用いて子供を得ることは、何であれ許容できない。教会は出産の機械化に反対する。」と倫理神学者Susai Ariokiaswamy神父は言う。「代理出産は道徳的に間違っており、聖書に記されている原則に従っていない。」彼は、教会が代理出産に反対する理由として、体外受精を含めた現行の技術がmultiple births(多胎妊娠の意で使われる言葉だが、ここでは妊娠より初期の受精の段階を指していると思われる)を生み出し、その結果non-survival of babies(おそらく受精卵が未使用で破棄されること)の可能性がつきまとうことをあげた。「殺人を許している宗教は存在しない。」

「代理出産は倫理的問題だけでなく、心理的な問題も提起する。」と心理学者のAnita Chauhanは説明する。「代理母が子供に愛着を感じ、時にはその子を引き渡さないことがある一方で、依頼母の方は子供に心情的疎隔を抱えることがある。」「出産時の陣痛やつわりを経験していないこともまた、子供に愛情を感じない原因になりうる。」

「代理出産はもちろん間違っている。イスラム教は自然分娩にいかなる介入もしない。」とインド人イマーム(イスラム教指導者)Umer Ahmed Ilyasiは言う。「あの俳優の報道の後、代理出産をしてもよいかという問い合わせ電話が我々のもとに殺到した。Darul-Ifta (イスラム法学者の集団。一般信徒の質問に答えてくれる。)は2011年12月に会議を開いてこの問題を取り上げた。「その会議で、代理出産はシャリアと一致していないので全面的に反対、と決まった。」とAll India Organizations of Imamsの会長でもあるIlyasi氏は語り、「高額で有害な」代理出産に頼る代わりに養子をもらい、孤児に両親と家庭を与えればよいと述べた。

ラーマクリシュナ・ミッション(ヒンドゥー教のカルマ・ヨーガ、無償かつ無私の奉仕精神を掲げている教会)所属のSwami Shantatmanandも、代理出産より養子の方がよいという意見に賛成する。ヒンドゥー教では、代理出産は善悪の判断の曖昧な領域である。「推奨される手段ではありませんね、当然。」

「ユダヤ教では体外での受精が容認されません。受胎した場所が母親となりますから。」とJudah Hyam Synagogueの Ezekiel Isaac Malekar 氏(デリーのユダヤ人の長)は言う。

80代のVivian Flory は、若い女性が代理出産にはしることに心を痛めている。「不妊だからではなく、仕事のキャリアを中断したくないからだなんて。」「この傾向はますます高まっています。心配です。何十年後かのカップルに、母性なんて言う概念はもうないのかもしれない。」

Religions oppose surrogacy
[UCAN INDIA January 5, 2012]

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by technology0405 | 2012-02-21 14:56 | Countries | Comments(0)

中国で八つ子の誕生

広東省の金持ちの夫婦が8つ子をもうけたというニュースで、中国では代理出産の是非を問う議論が起こっている。
8人のうち5人は代理母から生まれた子供。夫婦は約100万元(US$157,600)を使い、二人の代理母を同時に雇ったとGuangzhou Dailyは報じている。

中国には一人っ子政策が布かれている上、代理出産は違法である。一人っ子政策は、戸籍を持たない「ブラックチルドレン」を生み出していることで問題になっている(金持ちが、罰金を払ったり外国籍を取得したりして複数の子供を持つ現象も存在する)。法律を破った者には罰金、時には刑期が科される可能性もある。しかし、この夫婦は何年も人工授精を繰り返してきたが、無駄に終わっていた。体外受精で8個の受精卵を作るのに成功した夫婦は、代理母を2人雇う。成功率が30%程度であることを知った夫婦は、8個の受精卵のうち出産まで至るのは2-3個だろうと判断し、すべての受精卵を移植することにした。3個を妻に移植、残りの5個は2人の代理母に移植された。結果、妻は三つ子を、代理母はそれぞれ双子と三つ子を出産した。

赤ちゃんたちは2010年の9月から10月にかけて生まれた。男の子4人と女の子4人であることが分かっている。子供たちの写真が広告に使用されたことでようやく明るみに出た。
「これは単に子供の数が過度であるだけでなく、代理出産という違法行為でもある。」と広東省Family Planning Commissionの広報担当官は言う。長官のZhang Fengも「生殖補助医療は不妊の人々を助けるために使われるべきだ。しかし、この夫婦は技術を乱用した。代理出産は違法であると同時にモラルに反する。関係した病院も処罰されるべきだ。」と語った。現在、広東省のDepartment of Healthが特別調査班を結成し、調査している。

このケースは、インターネット上で多くのコメントを呼んだ。関心が向けられているのは「過度な子供の数」ではない。議論の中心は、代理出産の違法性と社会的不平等についてである。

代理出産を禁じる法律が存在するにも関わらず、代理出産サービスを謳う中国のウェブサイトはかなり多い。しかも、その数は近年増加傾向にある。「エコノミー」から「ラグジャリー」まで幅広く、包括的なサービスを提供する業者も出てきた。監視を避けるため、人工授精のためにタイやインドに代理母を行かせ、中国で生ませる業者もいる。依頼者は代理母の身長と体重だけでなく、瞼の形状、髪の毛の多さ等、細部に至るまで選ぶことができる。

受精卵を移植する通常の代理出産は約12万元。人工授精は15万元。20万元払えば、依頼父が性行為によって直接代理母を妊娠させることができるという。中国では女の子より男の子に価値を置く傾向が非常に強く、男の子を生んでもらう「完結型パッケージ」になると、100万元にまで費用がかさむ可能性もある(依頼者の精子で5-7人の代理母を同時に妊娠させ、男子以外の胎児を中絶する)。
従って、子供を持つ手段として代理出産を選択できるのは金持ちの夫婦のみということになる。広東省のこの夫婦は8人の子供の世話をするために11人の子守りを雇い、その費用は月10万元だと中国メディアは報じている。

中国のネットユーザーたちは、金持ちの不妊カップルが法を破り、代替手段によって子供を持てる現状を「不平等な出産(unfair birth)」と名付け、社会的不公正に対して怒りをあらわにしている。「そんなに金があるなら、罰金として資産の80%を払わせるべきだ。」という書き込みも見られた。

近年、中国の出生率は低下している。キャリアを追及する女性の増加に伴い出産を遅らせるカップルが増えたことや、家の価格の上昇で購入が難しくなったことなども原因の一部だ。「金持ちや有名人は、金ですべてが手に入る。家族計画政策は、貧しい人々に対してだけ行われるのか。」というコメントもあった。社会派ライターのCai Hongは、商業的代理出産が、貧しい女性で形成される「ブリーダー階級」を生み出すだろうと書いた。

中国でどれくらい代理出産が実施されているのか、公式な統計はない。Southern Metropolis Weekly紙の推定では、2009年4月当時で約25,000人の子供が過去30年間に代理出産で生まれたとされている。2000年には3%に過ぎなかった不妊率は、2010年には12%に跳ね上がり、40000万人が何らかの不妊症状を抱えているとChinese Medical Associationは報告した。代理出産仲介業Daiyun.comの経営者Liu Jialeiによると、2001年に代理出産が禁じられてからも依頼の数は増えているという。「一つだけ確かなのは、我々のビジネスがますます順調になっているということ。代理出産サービスを希望する人はこれからも増えるだろうね。」とLiuは語った。中国では2012年に特に縁起が良いといわれる辰年を迎え、計画出産する親が相次いでおり、生殖補助医療業界はここ一番の盛況を迎えると予測されている。闇で行われる代理出産も増えるだろう。一人っ子政策、生殖補助医療政策を含めた中国の家族計画関連の政策全体が、包括的に見直されるべきである。

Guangzhou couple uses in vitro fertilization to have 8 babies at once
[Shanghaiist December 20, 2011]

China couple with eight babies sparks surrogacy debate
[BBC News China 21 December 2011]

'Octomom' in one-child China stuns public
[USATODAY.com 12/30/2011]

Surrogacy birth controversy
[Global Times.cn December 22, 2011]

Couple has 8 babies using IVF
[Chaina Daily 2011-12-19 ]

Should surrogacy be legal in China?
[China.org cn 23-12-2011 ]

Officials seek test-tube agent in surrogate scandal
[2011-December-22 Shenzhen Daily]

富商借助试管婴儿技术孕育八胞胎
[http://www.sina.com.cn SINA新聞中心 2011年12月19日]

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by technology0405 | 2012-02-17 16:46 | Countries | Comments(0)

インドAvarampalayamにある不妊センターIswarya Women’s Hospital and Fertility Centreが、代理母に対する訴状を市警察局に提出した。彼女は妊娠3か月の時に病院との契約違反を犯した上、報酬150万ルピーを後に要求したという。

しかし、男の子を生んだこの代理母Rajeswary (30)は、Times of India紙の取材に対し、彼女は一度も余分の支払いを要求していないし、生後2日の赤ちゃんを本当の親に引き渡すつもりでいると話した。ティンドゥッカル(タミル・ナードゥ州)出身のRajeswaryは、事故で指4本をなくしており、とても新生児を世話できるような経済状態にない。また、彼女の夫Sivakumarは病気で寝たきりである。

Iswarya Women’s Hospital and Fertility Centreの経営者K M Balakrishnanによると、Rajeswaryは2011年1月に10万ルピーで代理母になる契約を病院と交わした。その契約では、彼女は出産までずっと病院にいて、その間の必要経費は病院が払うことになっていた。また、彼女が妊娠している子供の依頼親についての情報は知らされない約束だった。そうした契約に関わらず2011年3月末に、妊娠3か月の状態で彼女は病院を抜け出したのだとBalakrishnan は訴える。

病院側は何度も彼女と夫に連絡を取ろうとするが、失敗に終わる。Balakrishnanの申し立てでは、ようやく連絡があったのは彼女が男の子を出産した翌日で、150万ルピーで子供の引き渡しに応じると言ってきたという。

Tames of Indiaの電話取材に応じたRajeswaryは、代理母に同意したのは病を患っている夫の治療費を稼ぐためだったと語った。病院は彼女に、何も書かれていない白い紙にサインさせたのち、代理母になることを許可した。 だから、同意書や契約書は存在しないのだというのが彼女の言い分である。

Rajeswaryには子供がいないので、出産まで夫のSivakumar も病院にいてよいという許可を病院からもらった。しかし、3ヶ月で夫は病院から出される。それゆえ彼女は夫の世話をするために病院を出なければならなくなった。出産後、子供を引き渡すことを病院に約束したと彼女は主張する。

貧しい代理母の基本的人権を無視したのは病院側だと、弁護士のM V Vijayaraghavanは言う。「 彼女は病気の夫を助けたい一心で代理母になった。ところが病院側は、10か月間夫に会わずに入院し続けるべきだと言い張った。もし病院が提訴するつもりなら、法廷で争う用意がある。」
しかし病院のアシスタント・マネジャーSreemathiの言い分では、夫のSivakumarも条件をすべて呑んだ上で同意書にサインしたのだから「病院側による不正行為は一切ない。」という。病院の医長Chandralekhaのコメントは得られていない。

こうした記事を読むと、インドの代理出産がアメリカやヨーロッパの合法的代理出産と違うことが分かる。第一に、この記事の代理母は子供を生んだことがない。出産経験は、アメリカでは代理母になるために必要な条件である。第二に、代理母に対する強制的な隔離。40週も「病院」に閉じ込められる環境というのは極めて不当であり、この記事のようなケースが起こる土壌を生む。このケースでどちらの言い分が正しいのかは別にして、インドの代理出産に重大な構造的問題が存在することは間違いない。

Surrogate mom blackmailing us, claims hospital
[The Times of India Sep 21, 2011]

Indian Surrogate Accused Of Blackmail
[The Spin Doctor September 21, 2011]

Father to pay Rs 5 lakh for surrogate son
[IBN Live Oct 04, 2011]
事件のその後。依頼父が代理母に直接連絡。代理母に50万ルピーを渡し、子供を引き取った。

Iswarya Fertility Center

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by technology0405 | 2012-02-17 13:12 | Countries | Comments(0)

インドで代理出産によって生まれた息子に対し、セカンダラバード(ハイデラバードに隣接)の事務所がなかなかパスポートを発行しなかったことに腹を立て、生後2ヶ月足らずの子供を置き去りにしたアメリカ人女性J. Perllinda Vanburen Greenについての話題が、物議を醸している。

1月25日、Ms. Greenは子供を布にくるみ、ベランダに置き去りにしてパスポートセンターを出て行った。子供に気づいたセンターが警察に通報し、子どもと一緒に置いてあったカバンからRama Fertility Centre関連の書類を見つけ、女性の身元を突き止めた。警察が速やかに子供の旅券を発行させることを彼女に約束し、彼女は息子を引き取りに戻った。女性は15年前にジャマイカ国籍の夫と結婚したが子供が出来なかった。このアメリカ人女性は現在、夫とジャマイカに住んでいる。

女性は不妊センターとコンタクトを取り、夫の精子をハイデラバードに送った。そして、卵子提供をしてくれるインド人女性と契約を交わした。「こうして2011年12月7日に、代理出産で男の子が生まれた。」と地元警部補のS. Vinod KumarはHindu紙に語った。
Ms. Greenは息子をジャマイカに連れて帰るため3週間前にインドに入国し、1月19日に息子のパスポートを申請した。彼女は、4日後にパスポートを受け取るつもりでいた。

「彼女は約束の日にパスポートが発行されていなかったのでがっかりしたが、法的な問題が妨げになっていたようだ。」と警部補は言う。報道によると、パスポートセンターは、インド人の代理母から生まれたジャマイカ人の子供に旅券を発行してよいかどうか外務省に確認中だったという。

ハイデラバードにもデリーにもジャマイカの大使館はないため、このアメリカ人女性が子供のためにジャマイカのパスポートを手に入れることはできなかった。女性は、デリーに駐在するジャマイカ政府の名誉領事に相談したが、ハイデラバードのパスポートセンターに行くように言われただけだった。

「女性は子供と遺伝的なつながりがなかった。ICMRのガイドラインでは、子どもとの親子関係を証明するためのDNA検査が義務付けられている。」とパスポートセンターのK Srikar Reddy氏は言う。「彼女は、子どもは夫の精子で生まれたと言った。でも確証はないよね。DNA検査しか、それを証明できないんだ。精子は誰のでも使える。父親がここに来るか、(父親がインドに来ずに)照合検査をやるかのどちらかだ。」
「Ms. Greenのジャマイカ人の夫は一度もインドに来ておらず、彼について詳しいことが分からない。」
「Ms. Greenはアメリカ国籍で、子供のパスポートを申請した。我々が書類を調べたところ、子供が代理出産で生まれたことが分かった。卵子提供者はAndhra Pradesh州出身で、精子は夫のもの。夫は一度もインドに来ておらず、その精子は彼女が持ってきたものだ。彼女は病院と契約し、匿名の卵子提供と代理出産のサービスを購入した。」

卵子提供者は匿名なので、Mr. Greenは夫にDNAテストを受けさせるか、養子縁組をする必要がある。
「契約では、卵子ドナーは匿名だ。では我々はどうやって、このドナーがインド人であることを証明できる?こういうケースで名前は明かされない。だから、父親が本当の親であることをDNA検査で証明するか、養子縁組するしか方法がないんだ。夫婦が養子縁組すれば、旅券は発行する。」とReddyは続ける。
「この子供はインドの土地で生まれた。我々はちゃんとした親にこの子を渡さなければ。そのためには、DNA検査が絶対に必要だ。」

結局、センターは、ハイデラバード警察が提出する検証報告書に基づき、身分証を子供に発行することになった。警察によると、彼女はこの身分証を持って出国し、そのあとジャマイカのパスポートを取得することになる。

American woman causes a flutter at passport office in Secunderabad
[The HINDU January 26, 2012]

Surrogacy case: US woman leaves for Jamaica
[The HINDU February 10, 2012]

US woman seeks J'can passport for child born to surrogate mother in India
[Jamaica Observer February 10, 2012]

Baby without nationality may get travel papers
[IBN Live Jan 30, 2012]

その他関連記事
[The Times of India]

Dr. Rama's Institute for Fertility

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by technology0405 | 2012-02-16 16:40 | Countries | Comments(0)

2011年12月インド人民党(Indian People's Party、略称BJP)のリーダーDevendra Phadnavis氏が、マハーラーシュトラ州(ムンバイが州都)での代理出産の規制に向けて議員立法法案を示した。内容は現在国会で審議中のAssisted Reproductive Technologies Bill 2010とほぼ同じ。「国レベルで代理出産を規制するための法案は必要だが、まだ(Bill 2010は)通過していないのだから、マハーシュトラ州が先行的に進めればよい。代理出産はグジャラート州で行われていると思っている人が多いが、実際にはマハーシュトラ州ではもっと行われている。女性をだます仲介業者や代理母を募集するウェブサイトまで存在する。こうした現状を規制するための法律が早急に必要だ。」とPhadnavis氏は言う。

Spark(政策支持団体。Phadnavis氏の法案作成に関わる。)のディレクターPriya Khanも次のように言う。「これまで、代理出産というのはグジャラート州での出来事だとみんな思ってきた。でも、Aamir Khanや他の外国人の代理出産のニュースが、パンドラの箱を開けたように思う。ムンバイには何百ものIVFセンターがあって、そこで行われていることを誰も知らない。虐待があったって、代理母は名乗り出て通報したりしない。結局、儲けるのは医者と仲介人で、代理母は搾取されるんだ。」

国連機関United Nations Population Fundの現地コーディネーターでジェンダー関連のプログラムを統括するDr. DK Mangel氏は「政府は代理母が搾取されないような厳しい政策を立てる必要がある。遺伝上の親が子供の引き取りを拒否するケースまであった。こうした状況に対処する現行法がない。困ったことに、医者と親の間における透明性も欠如している。」と語る。現在議論中の法案を評価し、「この問題は、関係者全員でさらに広く議論されるべきだ。」と付け加えた。
法案はまだ法的拘束力を持たない。しかし「この法案が、代理出産の問題に対する議員たちの意識を高めるだろう。」とPriya氏は言う。

代理母の扱いに関する責任は現在、医者とクリニックに委ねられている。「ほとんどのクリニックは様々な方法で代理母を保護している。健康面、栄養面、物質面でのケアに加え、家族の面倒までみているところもある。」と、デリーのSir Ganga Ram Hospitalで準コンサルタントを務めるDr. Ruma Satwikは語る。しかし「法的に依頼親を保護するための書類なら、我々のもとに全てそろっているが、代理母は法的には守られていない。法案の条項でもおそらく十分とは言えないだろう。」と続ける。

ジャイプールの産婦人科医Dr. Sadhna Aryaは、2008年のマンジ事件に関わったチームの一人だった。当時Dr. Aryaは代理母への扱いについて「代理母は工場として利用され、物のように扱われている。」と非難した。
「代理母は貧しい階級の出身だから、自分たちの権利についてほとんど知らない。ART法は、法律と倫理とのバランスを取ろうとしているけれど、非倫理的なやり方はまだ残っている。」と現在のDr. Aryaは言う。

ボリウッド映画スターのAamir Khanが2011年に代理出産で子供を得たことで、インドでは改めて代理出産が大きな話題となった。法案が審議中ということもあり、インドのニュースで代理出産について語られることが徐々に増えている。記事を読むと、インド国民にとって代理出産はまだまだ「グジャラート州での出来事」「金持ちの外国人の話題」というイメージが強かったのだろうという印象を受ける。ART法案の審議は、「国による法的保護」を代理母に与えるべきという考えを浸透させるのに貢献しているようだ。

Bill to regulate surrogacy in Maharashtra
[DNA Dec 18, 2011]

Surrogate mothers need to be protected
[DNA December 18, 2011]

Protecting the Rights of Surrogate Mothers in India
[The New York Times October 4, 2011]

International Conference on Feminism and the Law 2012
2012年2月にインドのプネーで開催された。Surrogacyのカテゴリーがある。

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by technology0405 | 2012-02-14 16:55 | Countries | Comments(0)
各国のARTに関する資料や記事を集めています (※ このブログに書かれている情報の信ぴょう性は各自でご判断ください)