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2011年2月にタイ警察がバンコク郊外の2軒の家を捜査、15人のベトナム人女性が不法な代理出産サービスをさせられていた事件で、15人のうち4人は騙されて、残る11人は自ら進んで代理母になっていたことが分かった。女性たちは皆メコンデルタから来ており、家族は娘が代理母をしていることを知らなかった。

タイの当局は、当初計画されていた15人のベトナム人女性の帰国を取りやめ、タイの不法な代理出産事業について引き続き捜査することにした。現在妊娠中の代理母たちは出産を希望している。彼女たちは、依頼者、つまり子供と遺伝的につながりのある両親が報酬を支払うなら、彼らに子供を引き渡してもよいと言っている。

4人の台湾人と中国人1人、3人のミャンマー人がこの件で逮捕された。逮捕者には、事業を経営していた35歳の台湾人女性が含まれている。タイのベトナム大使館付き一等書記官Pham Minh Tuan氏は「タイの当局が代理母の本国送還を見合わせたのは、この事業に関わったバンコクの医者と病院の捜査がまだ途中だからだ。」と語った。代理母たちが帰国する日はまだ発表されていない。

タイのメディアは、少なくとも医者2人と病院2軒が現在、この件で取り調べを受けていると報じた。今回、ベトナム人女性の多くが台湾人カップルと代理出産契約を結んでいた。これらの台湾人カップルは、タイの方がベトナムより代理出産が容易に行えると考え、タイでの子供の受け渡しを希望していた。

代理母たちは、メコンデルタの貧困層の女性たちである。代理母の一人である19歳のPは、バクリュウの授産施設で家族と暮らし、魚を釣ってわずかな収入にしている。Pの母親は「娘は外国に働きに行ったと他の人から聞きました。娘からは、サイゴン(現在のホーチミン)に仕事を探しに行くとしか聞いていません。時々家にお金が送られてきました。」と言う。26歳の代理母Hの母親は、娘が何か月も電話してこないのを不思議に思っていた。「私の夫は病弱で働けません。私は洗濯物を洗ってわずかなお金を稼いでいます。Hは読み書きができないのですが、家族の借金を返そうとサイゴンで仕事を探していました。」

弁護士のNguyen Thanh Cong氏によると、子供はおそらくベトナム人女性の子供になるだろうという。ベトナムの国籍法では、シングルのベトナム人に生まれた子供にはベトナム国籍が与えられる。代理母が子供を手放すのは容易ではない。なぜなら、ベトナムの民法には、すべての親には子供を養育し保護する責任があると明記されているからである。

Cong氏は、親権争いになれば裁判所はベトナム人女性の側に味方するだろうと考えているが、ベトナムを含め多くの国がDNA検査によって家族関係を認知していることを考えると、依頼人の主張が通る可能性もあるという。

ベトナム人女性たちは、現在タイのノンタブリにあるKredtrakarn Center(人身売買された女性たちのシェルター)にいる。皆、ベトナムへの帰国を希望している。しかし、帰国してもしばらくは出産と育児で働けないため、生まれてくる子供への支援が必要であり、ベトナム政府がその支援を行う予定である。

Surrogate moms to give birth in Thailand
[Thanh Nien 3/11/2011]

Cabinet acknowledges visit to Vietnam by the Minister of Social Development and Human Security to return victims of human trafficking in surrogacy case
Royal Thai Government

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by technology0405 | 2011-03-25 11:15 | Countries | Comments(0)

イスラムの倫理と生殖

イスラム倫理
「イスラム教」は一枚岩的な宗教ではない。また、イスラムの教えを信者に課す巨大な権威というものも存在しない。様々な分野、観点からの議論や解釈が許されている。イスラム教の倫理はすべてコーランの言葉から形成されている。しかしそのコーランもまた、すべてを教えてくれる百科事典のようなものではない。イスラム教は、人間の状況の変化に対応する機能が組み込まれた、進行性の宗教なのである。イスラム法やイスラム倫理はコーランとスンナ(ムハンマドの行いや範例)を基礎に置くが、イスラム学者は論理や公益、地方の慣習や世論も参考にしながら、特殊な出来事や現代の問題に取り組む。
 イスラム教は多種多様な国や民族から形成されている。よってステレオタイプなイスラム教信者を想定することは避けるべきである。イスラムの社会的多元性はコーランの中でも強調されている。だからこそ、自分がどの集団に属するのかということはムスリムにとって重要なのである。もう一つ重要なのは、理性の存在としての人間に神は力と自由を与えたのであって、大きな神の意志の中で自分の行いを判断できる、つまり自由意思の概念が道徳の基本であるということ。イスラムの道徳観は、この考え方による部分が大きい。

イスラム的観点から見た避妊
 イスラム教は出産を神の意志の現れと捉える。また、子供の性別は精子によって決まると考えている。出産の自然なサイクルを妨げることは禁じられているが、イスラム学者は禁止行為とそうでないものを区別している。コンドームやペッサリーは、自然のサイクルを妨げるわけではないのでOKだが、不妊手術などは認められない。ピルは学者によって意見が分かれる。コーランには避妊についての教えは特にない。避妊に反対するムスリムはこのコーランを引用する。「貧困を恐れて子供を殺すなかれ。汝と同様に子供たちにも食物を与える。まことに子供を殺すことは大罪である。」しかし、避妊賛成派は、これはイスラム前のアラビアによくあった嬰児殺しについて述べた部分であり、避妊のことではないと論ずる。
 イスラム教は、自らの楽しみのためや、親ということに伴う責任を引き受けたくないための避妊には反対である。しかし、家族を作る権利は夫と妻が等しく共有するので、避妊は夫婦双方の合意の上でなされるべきものである。
 避妊に対するイスラムのアプローチは実用主義的である。避妊は以下の場合に許される。①夫婦が二人とも若い、あるいは学生であるとき②夫婦のどちらかが病気などで親になることが困難な場合、あるいは子供を持つことが肉体的・精神的に大変な場合③育てている子供の世話がある場合④妊娠が女性の生命を脅かす可能性のある場合

中絶
 人間の発生に関しては、過去にも現在も統一した見解はない。伝統的なイスラム教では人格は誕生前に獲得されると考えられてきたが、それがいつ起こるのかについては学者の間でも一致をみなかった。受精から胎児の成長のプロセスへの理解が進んだ現在でも、胚形成や胎児の発達期間のどの点で「人」が発生したといえるのか指摘することはできない。現代のイスラム教の意見では、子宮で胎児が成長するにつれて、胚や胎児の利益に対して道徳的に考慮すべきことも増すとされている。
 性選択は、神の意志に背くと同時に女性を下位に置く行為とみなされ、禁止されている。

ヒト胚の研究
 IVFの過程で出る余剰胚には2通りの使われ方がある。研究と、不妊夫婦への提供とである。イスラム的観点からいえば、研究に使うのはOKだが、生殖に使うのはNoである。人間は病気と闘うことを義務付けられた存在である。不妊と闘う生殖補助医療は善であり、その過程で出てきてしまった余剰胚を病気の治療に使用することもまた社会的義務である、とイスラム法の専門家は考えている。
 1981年のIslamic Code of Medical Ethicsには、受胎の瞬間から胚は「保護に値する完全な人間」とある。これは1991年にカイロで開かれたイスラム世界の生命倫理に関する国際会議で出された結論とは反するように思える。この会議の結論では、①ヒト胚が夫婦の同意の下で研究に使われること②受精胚を戻すのはその卵子が作られた子宮に限ること③障害のある前期胚の移植を拒否できること④前期胚の遺伝子情報を操作する研究は禁止⑤性選択は、重度の伴性遺伝疾患の診断に限り認める⑥前期胚の研究を行う前に、提供者の夫婦にインフォームドコンセントを行なうこと⑦商業目的あるいは母子の健康に関係しない研究の禁止⑧研究は承認を受けた施設で行うこと などが認められた。これが道徳的要請に決着をつけ、IVFで作られた余剰胚は使用されなくてもよいし、人間の苦しみを軽減するという目的で使用されてもよいことになった。

クローニング
 カトリック教会は、クローニングや他の生殖技術を神の仕事に介入する行為だと見なすが、イスラム教は違う。イスラム学者は、神のように無からすべてを造ることと、知識に基づく創造をはっきり区別している。神から与えられたものを応用し人間のために生かすことは義務である。イスラム教にとって、クローニングが人間の苦しみを取り除くための研究に使われるなら、それは神の意志に反していることにはならない。

生殖補助医療とIVF
 イスラム教は不妊治療としてのテクノロジー使用に反対しておらず、むしろ不妊夫婦が子供を持ちたいという願いをかなえるこうした治療を後押ししている。しかし、過去にはイスラム法学者が、生殖に第三者が介入しているという理由で反対していた。1980年のファトワと1984年のIslamic Fiqh Council によって認められた夫の精子と妻の卵子を使い、妻の子宮に戻すという条件付きで、今では多くのイスラム諸国でIVFが行なわれている。

代理出産
 代理出産はイスラムでは支持されていない。夫以外の精子、妻以外の卵子の使用が禁止されているように、妻以外の子宮に子供を宿すことも認められていない。子供を出産した女性が母とされるので、代理出産の場合は代理母が母となる。代理出産の反対の例を挙げる。①代理出産は生殖プロセスにおける神のやり方に手を出している。②未婚の女性が代理母になって金のために子宮を貸すことは、結婚と家族生活の制度を蝕む。③既婚女性が、妊娠と出産の苦しみから逃れるために代理出産を使う可能性がある。イスラムでは妊娠を苦しみではなく喜びと捉える。出産時に亡くなった女性には殉教者の地位が与えられる。④代理母が、自分の生んだ子供の親権を主張する可能性がある。血のつながりと子どもの身元に混乱をきたす。

卵子・胚の提供
 イスラム教は生殖補助医療の倫理的問題を克服できないのでは、と思わせる出来事がイランで起きている。卵子提供自体は禁止しないというファトワが宗教上のリーダーから出されたのだ。このファトワは、イスラム諸国が第三者の関わる生殖技術に向かう布石を打ち、2003年イラン議会で不妊カップルへの胚提供が認められた。しかし、血統を重視するイスラム社会ではまだ倫理的、法的、心理的、文化的な問題が残されたままである。何にせよ、イランのファトワは、イスラムの不妊問題への進歩的なアプローチであるといえる。

精子、卵子、胚の凍結保存
 婚姻関係にある夫婦が同意すれば、配偶子・胚の凍結保存は全く問題ない。IVF過程で出来た余剰胚を凍結する場合、その胚の数などについての議論も全くない。ただし、それを妻以外の子宮に戻すことはできない。夫が死亡したり、夫婦が離婚した場合、胚を生殖に使うことはできない。

PGD
 子供の先天的な異常を診断するためのPGDは、イスラム的観点からは認められている。イスラム教は遺伝子疾患や先天性奇形を防ぎ、健康な子孫を残すことに力を入れている。指導者も、結婚相手を選ぶときに子孫のことを考えて選ぶように、また、近親結婚を避けるように呼びかけている。

結論
 イスラム教が倫理的な問題にあたるときには常にコーランに基づいて考える。子供をもつことはムスリム生活の中心であり、結婚している夫婦が子供をもうけるために生殖技術と使うことは好意的に捉えられている。避妊に対しても実用主義的である。中絶は、母親に生命の危険が伴う場合と、子供に先天的な障害が見つかった場合のみ認められる。PGDも、重度の障害の診断にならば認められる。性選択は、伴性遺伝の診断にのみOK。余剰胚を研究に使用することには好意的だが、その胚が他の夫婦の生殖に使われることはない。血統と遺伝がイスラムのアイデンティティに重要な意味を持ち、ムスリム社会で家族の一員となるための鍵となる。そのため、血統と遺伝を妨げる代理出産や精子提供、クローニングは許されない。

Faith and Fertility: Attitudes Towards Reproductive Practices in Different Religions from Ancient to

Jessica Kingsley Pub




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by technology0405 | 2011-03-22 15:51 | Countries | Comments(0)

韓国のART規制

韓国では2004年、生命倫理及び安全に関する法律 Bioethics and Biosafety Act が公布された。この法律は配偶子やヒト胚の管理と利用に関する規定であり、ARTを規制するものではなかった。胚の保管は5年まで、性選択の禁止や死者の配偶子利用の禁止、配偶子の売買の禁止などがARTに関係する項目になっている。

2005年にヒト胚性幹細胞捏造事件が発覚し、卵子提供における倫理問題が韓国で浮上した。研究者ファン・ウソクが2002年から2005年の間に、4つの病院と自分の研究チームの女性129人から2061個の卵子を集めていたことが明らかになった。この事件を受け、2008年Bioethics and Biosafety Actに、より詳細な規定が設けられることとなった。

2008年には、保健福祉部がBio-researchに関する法律も改正し、研究用の卵子提供を一人3回までに限定する法案を出した。男性の精子提供は10回まで。提供する女性は出産経験者、卵子・精子ドナーは20歳以上であることも法案に入っている。厚生省はエッグシェアリング制度を提案、余剰卵を他の不妊カップルに提供することで、卵子の違法な取引を防ぎたいと考えている。ドナーとレシピエントの橋渡しをした上で、その記録をする国営の登録機関も検討されている。

この法案では遺伝子検査を受けられる人も拡大される。現法では胚の遺伝子検査は63種類の遺伝子疾患の特定に限られている。新法案では、レイプなどの被害者や近親者間での妊娠の可能性がある場合にも遺伝子検査が認められるようだ。個人の遺伝情報やドナーの匿名性は守られる。

今の生殖補助医療は大韓医師協会や大韓産婦人科学会のガイドラインに沿って行われている。医師協会には「医師倫理指針」があり、56条で商業的代理出産を禁止していたが、2006年に改正、この条項は削除され、代理出産に関する項目はなくなった。

一方、大韓産婦人科学会には「補助生殖術倫理」대한산부인과학회의가 제정한 <보조생식술 윤리지침>(1999년 2월 19일 현재)があり、ART実施の基準となっている。体外受精の対象者は婚姻関係にある夫婦に限っている。非配偶者間の人工授精については、提供の匿名性、提供回数(ドナー一人につき妊娠10回まで)などが定められている。代理出産は非配偶者間の人工授精の実施に準じるとされる。

代理出産を実質的に規制する法律がないことから、医師団体は利他的代理出産を容認していると捉えられることがある。しかし、実際には韓国社会では代理出産はそれほど受け入れられていない。日本人が韓国で卵子提供を受けたり代理出産を依頼しているという内容の報道が2005-2006年ごろには盛んであったが、法律の施行以来、仲介業者の取り締まりは厳しくなされている。

旧Bioethics and Biosafety Act

Bioethics and Safety Act[Revised as of June 5, 2008]  

海外における生殖補助医療法の現状
林かおり

Egg donation limited to 3 times
[Asia Views 21 December ]

Egg Donation Restricted to 3 Times
[The Korea Times 11-25-2008 ]

Return of the Sibaji?:
Rethinking the Issue of Surrogacy in Contemporary South Korea

by Young-Gyung Paik (Korea National Open University, Korea)

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by technology0405 | 2011-03-15 15:50 | Countries | Comments(0)

代理母にする目的でウズベキスタン女性を台湾に「輸入」した男性に、5年の執行猶予付き判決が出た。主犯格の男性は、結婚や留学などの口実を使い、2007年以降6人のウズベキスタン女性を連れてきたとみられている。

主犯格の男性Kuoと共犯の2人は従弟同士であり、3人のウズベキスタン女性に4人の子供を生ませることに成功していた。台湾に連れてこられたウズベキスタン女性の中の1人がHIV検査に引っかかったことで、この不法行為が露呈した。

罪を犯したのは、台湾北部のキールン市で医師として働いているKuo、裕福なビジネスマンであるShao、薬剤師のLianの3人。Shaoは、自分の妻が一人目の出産後に不妊になったのを機に、外見の美しい子供を欲しくなり代理母を探したという。「中国語の勉強のために」という口実でウズベキスタンから連れてきた女性をAIで妊娠させ、子供はShaoが引き取った。その後、3人でこのビジネスを始めたという。

台湾では、代理出産は禁じられている。

Men who 'imported' Uzbekistani as surrogate mothers get probations
[asiaone Feb 24, 2011]

Men 'imported' Uzbekistani women as surrogate mothers
[asianone May 21, 2010]

Men probed for importing surrogate moms
[Taiwan News, 2010-05-21]


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by technology0405 | 2011-03-08 14:00 | Countries | Comments(0)

タイ警察が、ネットで子供を売るために代理出産サービスを女性に強要していたとして、Babe-101を摘発した。警察が2月23日に会社を家宅捜索し、妊婦7人を含む19~26歳のベトナム人女性15人を救出するとともに、スタッフと台湾人役員を逮捕した。

Babe-101のウェブサイトでは、35000ドル以上の料金で誰でもオンラインで代理出産を依頼することができる。卵子ドナーをあらゆる人種から写真で選ぶことができ、ドナーも代理母もすべて匿名。依頼者が不妊である必要もない。子供の性別が選べるだけでなく、「優秀な」デザイナーベビーをつくることができるとうたわれている。この会社は、タイ、カンボジア、ベトナムの代理母を使いながら台湾で運営されていた。代理母への支払いは一回の出産につき5000ドル。

同社は、「カネになる仕事がある」とベトナム人女性を集め、旅券を取り上げて代理出産をさせていた。被害にあったベトナム人女性15人は全員本国に送還される。妊娠中の女性らの子供はベトナム当局が面倒をみることになった。タイでは商業的代理出産が禁止されていることから、この会社のウェブサイトはブロックされるべきだと警察特別捜査課のNarat Sawetanan氏は語った。当局は代理出産に必要な人工授精に関与した医療関係者も処罰する方針だ。

情報によるとこの女性らは、代理出産のためタイに渡り、「有名人」の受精卵や精子を注入され、生まれた子供は、外国人に売られることになっていた。台湾では代理出産は禁止されている。会社は代理母に台湾女性を使っていないので、台湾の法を犯したことにはならないと強調する。

→ 代理出産サービスの台湾人逮捕 その後へ


The case of fifteen Vietnamese women recruited to become surrogate mothers in a baby-breeding ring in Thailand
Alliance Anti-Trafic.  February-May 2011

代理出産サービスの台湾人逮捕
[バンコク週報 02/25 2011]

騙され出産、ベトナム人女性を救出
[ベトナムニュース 2011年02月28日]

Babe-101 Eugenic Surrogate

Surrogate mothers offered everyone an "efficient embryo"
[The Free Press March 2, 2011]

【社会】代理母としてタイで妊娠中のベトナム人女性5人と赤ん坊5人を強制送還
[CapLogue, May 31, 2011]

พม.ส่งหญิงเวียดนามเหยื่ออุ้มบุญกลับภูมิลำเนา
[ข่าวประชาสัมพันธ์ทั่วไป (Thailand Press Release News), May 30, 2011]

Vietnam baby ring mothers allege sex abuse: report
[Asia One, Jun 02, 2011]
ベトナム人代理母が受けた性的虐待についての記事

Education important in curbing surrogacy, human trafficking
[Asia One, Mar 11, 2011]

Vietnamese women lured to become surrogate mothers
[ASIAONE, Feb 25, 2011]

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by technology0405 | 2011-03-04 13:41 | Countries | Comments(0)

ムスリムが多数派を占めるマレーシアで代理出産が増えつつあるという報告を受け、マレーシアのIslamic affairs department(イスラム宗教局)が、イスラム教は代理出産を禁じるというファトワーを出した。

「別の女性が妊娠するとなると、子供の実母が誰なのかという問題が出てくる。」とマレーシア最大の州スランゴール州のMat Jais Kamos氏は言う。「 代理出産はイスラム法の混乱を招く。特に相続に関してね。子供の血統、つまりその人間の相続権があやふやになるんだ。」

Mat Jais氏によると、代理出産を禁じるファトワーは2008年にNational Council of Islamic Religious Affairsからすでに出されていたという。ただ、その決定は最近までそれほど知られていなかった。「そうした形態の妊娠はイスラム法では受け入れられないと、ファトワーははっきり述べている。」とMat Jais氏は言う。

イスラム教では基本的に、婚姻関係にある夫婦の卵子と精子を使ったIVFのみが認められている。
「イスラムでは、結婚している男性の精子を別の女性の卵子と受精させることは認められていない。その男性と結婚していない女性が男の子供を妊娠するのは、不倫であり、違反とみなされるのだ。」

マレーシアでは代理出産が増えているが、それを取り締まる法律はない。 Islamic Affairs Departmentはある種の風紀警察の役割を果しており、宗教に違反したイスラム教徒を罰する権限を持っている。イスラム教の指導者は代理出産を認めないが、多様な民族からなるこの国には寛容な考えを持つ人々も多い。今後マレーシアで代理出産が政治的にどう扱われるか興味深い。

Surrogacy banned under Malaysian fatwa
[Straits Times Mar 1, 2011]

Surrogacy banned under Malaysian fatwa
[AFP Feb 28, 2011]

Surrogacy banned under Malaysian 2008 fatwa
[AL ARABIYA NEWS 01 March 2011]

Malaysian Fatwa Said Surrogacy Is Haram
[A Big Message ɹoɟ uɐ ǝpısdn uʍop plɹoʍ]

2008年のファトワ
Hukum Menggunakan Kaedah Khidmat Ibu Tumpang Untuk Mendapatkan Zuriat

マレーシア2008年ファトワ訳


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by technology0405 | 2011-03-04 11:02 | Countries | Comments(0)
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