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代理出産と女性の権利

SAMA(女性の権利と健康のための活動をしているデリーの団体)の活動家Preeti Nayakの見解
「代理出産はたいてい搾取的。代理母たちは、驚くほど沈黙を保っている。」
「IVFを3回するだけでも女性の体には十分負担がかかる。医者は他の選択肢(子供を諦める、養子をもらう)をほとんど提示しない。」
「一番気がかりなのは代理母の身体的・精神的負担。母体の死を含めた危険をARTははらんでいる。」

ムンバイの不妊クリニックの経営者Dr Aniruddha
「インドでの代理出産の数は倍増している。多くの医者がすぐに、最後の選択肢として代理出産を勧ている。規則にのっとれば、インドで一年に行われている3万回のIVFのうち、本当に代理出産が必要なのは1%程度。」
「インドの代理出産は過剰に、間違って行われている。医者の金儲けのために、必要のない女性まで。」

ムンバイの医師Dr Hrishikesh Pai
「今代理出産に手をつけるほど馬鹿じゃないよ。代理出産はあくまでIVFを使った不妊治療の一部。人間の感情に関わってくるから・・ビジネスにすべきじゃない。」

The Lives Of Others
From Tehelka Magazine, Vol 5, Issue 40, Dated Oct 11, 2008

Sama:Resource Group for Women and Health

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by technology0405 | 2010-07-30 15:45 | Countries | Comments(0)

ドイツ、フランス、ポーランド、チェコ共和国、イタリア、オランダ、ベルギー、スペインの8か国の領事館が、ムンバイのIVFセンターに対し、これらの国では代理出産が違法であること、したがって代理出産の治療の前に領事館に報告することを要請した。

インドの不妊治療の専門家Dr Anjali MalpaniがPTI通信に語った内容
「こうした意識は、国外の人々にも代理出産を提供している私たち全員にとって非常に重要。これら8か国の領事館から報告を受けたクリニックのほとんどは、この措置を歓迎している。倫理的問題は確かにまだ残されているのだから。」
「ちゃんとした不妊クリニックではすでに、生まれた子供が帰国時に直面する問題に対し予防措置を取っている。医者はこの問題を理解していなければ。」
「すべての代理出産において領事館が国民を管理するというのはよいこと。生まれる子供たちの利益につながる。」
「安易に代理出産を勧めている小さなクリニックの中には、多くの国で代理出産が違法だということすら知らないところが多いのでは。アメリカのような国でさえ、代理出産は合法といっても州によっては商業的代理出産が禁じられている。」
「この要請自体が、大小の不妊クリニックや代理出産を望む外国人にとって啓発的。」

代理出産に関する医療法律の専門家Amit KharkhanisがPTI通信に語った内容
「代理出産に関するしっかりしたインドの法律が早急に必要。現行では、ICMRが2005年に出したガイドラインの2008年版がある。」
「インドはデザイナーベビー産業のような感覚で不妊治療を認めてはならない。法律の下での規制が緊急に必要とされている。」

'Foreign nationals to consult consulates to seek surrogacy'
[PTI Jul 15, 2010]


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by technology0405 | 2010-07-30 13:48 | Countries | Comments(0)

ノルウェー人女性Andras Bellsがインド・ムンバイのクリニックで代理出産した問題を受け、デリーのノルウェー大使館が調査を始めた。双子が生まれたLH Hiranandani病院なども視察。

Rotundaクリニックの医長Dr Gautam Allahabadiaは、Indian Council of Medical Researchのガイドラインを中心になって作った人物。
「代理出産に必要な書類はそろっている。クリニックは法的にも倫理的にも問題ない。」
「代理出産は広く行われており、自然妊娠できない女性にとっては唯一の選択。」
「おそらくノルウェー人の海外代理出産をノルウェーが問題にしたのはこれが初めて。Bellの友達もインドで代理出産を依頼したが、問題なく子供と帰国できた。患者には、自分の国の法律については最新情報を得ておくよう常に言ってある。」

ノルウェーでは代理出産に関する生殖技術の使用を制限している。双子の男の子にノルウェー国籍が与えられる見通しはなく、養子縁組になる可能性が高い。
「ICMRのガイドラインでは、出生証明書には依頼者の名前のみが子供の両親として記載されることになっている。」とDr Gautam Allahabadia。

インドで代理出産を認める法律があっても、このケースのように、代理出産を認めない国との間で子供の帰国トラブルがいまだに起こっている。

Surrogate twins in no-mans land
[THE TIMES OF INDIA Jul 21, 2010]

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by technology0405 | 2010-07-30 12:24 | Countries | Comments(0)

インド女性の地位

Freakonomicsシリーズによる調査から、インドの実態

・女の子供を持つ家庭の40%はさらに子供を望むが、男の子供を持つ家庭は女の子供を望まない
・「子供は何人か」と問われた時に、息子の数しか答えない男性の話
・障害のある女の子が生まれた場合、殺せば2.5ドル払われるというタミルナードゥ州の助産婦

・男性よりも女性が35,000,000人少ない。助産婦や親に殺されていると考えられている。
 胎児の時点で超音波診断により女とわかれば中絶。
 超音波診断と中絶は、電気や水道のない小さな村ですら利用可能。

・51%のインド人男性が妻を殴ることを正当と考え、54%の女性が同意。殴る理由として、料理を焦がす、夫に無断で外出するなど。

・望まない妊娠、性感染症、エイズなどに苦しむ女性が多い。
 ICMRによると、インド人男性の60%が国際基準のコンドームより小さい性器を持っており、避妊の失敗の一因となっている。

・インドの女性を擁護する法律は無視されている。政府は女の赤ちゃんを育てた場合の金銭的報奨制度や、女性に対するわずかな支援を始めた。NGOプログラムや小さいサイズのコンドームなどのプロジェクトもわずかながら効果を上げている。

・ケーブルテレビの普及により、女性が外の世界を知る手助けとなった。 調査によると、ケーブルテレビを見る家庭は出生率が低く、家庭内暴力が少なく、娘を学校にやる傾向にある。



Superfreakonomics on Status of Indian Women

SuperFreakonomics


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by technology0405 | 2010-07-27 15:32 | Countries | Comments(0)

グーグル・ベビー

『Google Baby』
1.イスラエル人Zippi Brand Frank によるドキュメンタリー・フィルム
2.インドの代理出産がテーマ
3.イスラエルやインドを舞台に、代理出産の現状を映す
 
4.イスラエル男性が、インド女性に代理出産をさせるビジネスを始め、成功していく
5.Akanksha Clinic のナイナ・パテル医師も登場
6.パテル医師は現在300人以上の代理母をかかえ、成功している

7.インターネットにより、卵子や精子の提供者を容易に探すことができる時代
8.ネットでは提供者の容姿やID、その他プライベートなことが公表されている
9.「一方の国で禁止されていることが他の国ではできる。もはや国は関係ない時代」Zippi Brand Frank 氏

'Google Baby' Follows Birth Outsourced To India
[NPR:June 15, 2010 ]

Google Baby


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by technology0405 | 2010-07-27 13:51 | Countries | Comments(0)

Neerja Chaudhary(仮名), 35歳のケース
・シングルマザーで2人の息子がいる
・代理出産は現在3回目
・「今まで稼いだお金で家を買い、息子の教育費に充ててきた。これからも家族のために、繰り返し代理出産の仕事を続けていくつもり。」→プロの代理母という職業


代理出産の普及に伴う議論の高まり

代理母に対する搾取である 
・妊娠中の食べ物を指定したり、原付三輪車(インドでは主要な移動手段)を禁止する依頼者も
・クリニックが代理母を宿泊所の外に出さないなど、行動を規制する
・貧しく、読み書きすらできない代理母 →契約内容や代理出産の内容、危険性を理解していない

代理出産は代理母と依頼者、双方の利益につながっている
・航空機代など全部含めても、欧米諸国の3分の1の料金で済む
・インドでは代理出産が合法化されており、手続きがスムーズ
・代理母は自分の家族や生活の向上のために稼いだ金を使える →貧困女性の救済

今後・・
・ARTに関する新法案が、依頼者と代理母と子供の権利すべてを守ることに期待
・同性愛者の代理出産依頼の増加への対応
・他国との法律の違いをどうするか

Regulators eye India's surrogacy sector
[BBC NEWS:Published: 2009/03/18]

Surrogacy
[BrooWaha:September 03, 2009]

Outsourcing Pregnancy
[THE DAILY BEAST:October 11, 2009 ]


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by technology0405 | 2010-07-27 12:00 | Countries | Comments(0)


インドでは、アメリカ発の不況の煽りを受けて、中産階級の女性までもが不妊産業に取り込まれ始めている。彼女たちは、仕事を失った夫のため、家族のため、そして子を待ち望む依頼者のために代理母になる。そのなかには、職業的代理母となって、何度も妊娠出産する女性たちもいる。

一方、中産階級の女性が代理母になるのは、よりよい生活をしたいからである、とDr. Guptaは述べる。(但し、インドでは卵子提供も含めて既婚女性に限る---処女膜が破れるから、とDr. Guptaの助手のDr. Deeksha---)。彼女たちは、大抵、夫に伴われて来る。そして、車が欲しい、内装を良くしたいと言う。
こうして、インドの代理母候補はどんどん増えていく。

アメリカでは学費を稼ぐため学生が卵子提供をする。インドでも、教育のある中産階級の女性がドナーになればアメリカに追いつくことができるだろう、とBangaloreでIVFクリニックを経営するDr. Sulochana Gunasheelaはこうした風潮を歓迎する。

中産階級の女性は、教育があるので依頼者からも人気がある。不妊産業は不景気をものともせず、いやむしろ、不景気を糧に、一層拡大している。

(H)

India the surrogate mother country for Westerners
[THE AGE:January 31, 2009]

Economic slide fuels fertility business boom
[India Today:December 24, 2008]


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by technology0405 | 2010-07-27 11:30 | Countries | Comments(0)

1.インドで代理出産をする女性が主人公の『Jogula』というテレビドラマがヒット
2.これを機に舞台や映画でも、代理出産をテーマとする作品が出てきている。
3.『Arasi』『Miss Fool Gulabi』など

4.「これまで代理出産は、間接的な売春であると考えられてきた。代理出産は何も悪いことじゃないというのがこの作品のメッセージ。」とMr. Prabu (Arasiの作者)

5.「代理母全員の拍手が聞こえたわ」と『Miss Fool Gulabi』の舞台を見たナイナ・パテル医師

Birth of a Genre 新ジャンルの誕生
[THE WALL STREET JOURNAL:OCTOBER 9, 2009]


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by technology0405 | 2010-07-23 15:44 | Countries | Comments(0)

マンヴェンドラ(Manvendra Singh Gohil)王子
インドで最も有名なゲイ。同性愛が違法のインドにおいて、グジャラート州の王家に生まれながらも、自分がゲイであることを公にカミングアウトして一大スキャンダルに。同州で最大のHIV/AIDS団体の議長。現在ムンバイにある家とグジャラート州にあるRajavanti宮殿を行き来しながら活動を続けている。


ナイナ・パテル医師
グジャラート州のアナンダのクリニックで、代理出産を通して周辺地域の女性を貧困から救う活動を続けている。代理出産の分野で最も有名な医師。


2007年10月、アメリカの大人気トーク番組「オプラ・ウィンフリー・ショウ」に二人が一緒に出演を果たした。そのようなグローバルで視聴されているトーク番組に出るのは、インド人としては初めて。


Gay Prince Manvendra Gohil to Appear on Oprah Winfrey Show
[Sheetu Deep.com:October 14th, 2007]


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by technology0405 | 2010-07-23 14:30 | Countries | Comments(0)
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