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代理出産で生まれた子どもたちの声〜父親はゲイカップル〜(その2)

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Children born via surrogacy to gay dads share their stories - Part 2

(司会)
さて、今までのところ質問にきちんと答えていただきました。先に進みたいと思いますが、ところで、あなたたちはおいくつですか?

(Malina)
18歳で、カレッジの新入生です。

(Tomer)
13歳です。

(Elinor)
同じく。

(Cece)
14歳、ハイスクールの新入生です。


(Travis)
16歳で、ハイスクールの生徒です。

(司会)
それで、皆さん二人のお父さんと暮らしていますね。あなた方にとって、その、お父さんが二人だというとは、問題ですか? 大きくなるときに、女性の場合、問題ですか? 女親が家にいないことについて何か考えたことはありますか?

(Elinor)
私はお母さんがいないことについてもちろん考えた。でも、女友達とか、友達の母親とか、親戚の女性とかがいて、助けてくれた。でも、母親が絶対必要だとは思っていない、でも、同じ性別の誰かが人生にいてくれたなら、とても助かると思う。

(Cece)
私もそう思う。私は、女性からの影響を多く受けたわ。私のおばで、今日もここに来てくれている。ブラとかそういうものを買うのも手伝ってくれたし、メイクやドレスの買い物なんかも連れて行ってくれた。

(Malina)
人生において絶対に女性が必要だということはない。私は文字通り四人の男たちの中で育ったし、自分の人生で、女性というものに接していない。でも両親はきちんと必要な義務を果たしてくれている。だからブラが必要なら一緒に買ってくれると思うし。それに私の父の一人は医師だから、思春期の問題についてもきちんと答えられるしなければインターネットで調べてもいいし・・・

(Mallina)
私はちょっと違う。私は誰かに何かの役割を求めたりしない。それは何というか、今の私たちの社会にあるヘゲモニックなジェンダー二元論の一部だと思う。で、私が思うに私たちはそれらを超え始めているし、そういう境界を打ち破りつつあると。

(Travis)
重要なのは両親が私たちを愛しているということ、そしてきちんと育てることができるということ、社会の中で責任感があり、悪いことから正しいことに教えみちびいてくれるということ。同じような問題はシングルの親でも起こりうる。そのときも一つの性別の親しかいないのだから。
だから、両親が子供を育てられるかどうかの問題。両親は私のためにたくさんの困難を通り抜けてきたし、感謝している。

(司会)
あなた方にとって、同じような境遇の友達を持つこと、つまり、二人のお父さん、二人の母親を持つような友達と知り合うことは、重要でしょうか?

(Tromer)
絶対に必要なことではないけど、ものすごく助けになると思う。なぜならいろいろな問題や困難、つまりほかの人にどう言う、とかそんなことをいろいろ議論できるから。Elと私はキャンプに行った。それはLGBTの親がいる子供のためのキャンプだった。そこで自分たちと同じような家族を持つたくさんの友達をつくった。それはものすごく役に立つと思う。

(Cece)
実際のところそれは重要だとは思わないわ。友達とか家族が自分や自分の家族を受け入れてくれているのなら、そのことがいちばん大事。友達や他の家族に、全部を話せていれば、それで必要十分だから。

(Malina)
コミュニティが大事。LAのProvincetownというLGBTのコミュニティが自分にとってはめちゃくちゃ大事。LGBTのコミュニティが一番啓発される。同じように奮闘している人たちもいるので孤独にならなくて済む。同じような経験をしている人とシェアできれば、とても貴重だ。でも、同じことを言うけれどそれは絶対的に必要なことではない。家族の中にもやすらぎを得ることはできるし。両親は頼りになるし、両親が差別と戦っているのをみて自分も啓発されるし。だからそれは有益だしすばらしいことだと思うけど、絶対に必要なことではない。

(Elinor)
Tomerが言い忘れたんですけど、私たちはユダヤ人なんです。それでLGBTQシナゴーグに行きます。そこは世界で一番大きな組織です。

(司会)
実を言うと、私はそこのシニアスタップだったんです。

(Elinor)
はい。世界にはLGBTQの子どもとか、ゲイやレズビアンの子どもたちはたくさんいますし、異性愛の人もいます。世界は広いし、だから自分たちと境遇がよく似ている人たちを知ることはよいことだと思います。

(司会)
ゲイの父親だということで、あなたや両親に対するステレオタイプを感じますか? どうですか、Travisさん?

(Travis)
ステレオタイプは、出会って最初の頃だけの話。よく知っていけば、ステレオタイプなんてほんの少しのケースにしかあてはまらないし、どの家族もそれぞれ違う。あるときは、全然あてはまらないこともあれば、少しはあてはまることもある、それぞれ。


(Malina)
私は誤解を受けたことがあるわ。ステレオタイプといえるかどうかわからないけど、なんか変。代理出産や体外受精を理解できない人に会ったことがあって、私が遺伝的に工作されたと思ってるみたいな。愚かしいというかなんというか。でもステレオタイプという点では、二人の男親が娘を育てていることに困惑する人がいるみたい。共和党の候補者がイエールに来て話をしたことがあって、左翼は家族を破壊するですって。
それでゲイカップルが娘を育てるケースをいってた。それで私はレポートを提出しにいくついでに彼と話をした。私を見て、彼はとても驚いていた。イエールにそんな子がいるということや実際、直接話しにきたことなど。男親は娘を育てられないという誤解があるけど、それは間違い。

(司会)
ほとんどの人は自分がそうだった家族と同じような家族をつくろうとするんですよね。そんな彼らに何かアドバイスはありますか?

(Travis)
もし子どもがなぜ母親がいないのかと聞いたきたなら、それは、学校のクラスメートとそんな話しをしたからだと思ったらいい。子どもの年齢に応じてできるだけ説明したらいいと思う。
子どもに正しい選択をしてあげられるのは親しかいない。子どもを信用してほしい。子どもは親のことが一番好きなのだから。

(Elinor)
子どもたちから聞かれたら、正直に答えてほしい。子どもはたぶん学校でそんなことが話題になったのだと思うから。嘘を言わないでほしい。もしそんなことしたら子どもは他の人に嘘の話をしてしまうだろうし、真実がわかったあと、嘘をついたことになってしまう。

(Malina)
付け加えます。ここにきている人たちはみな素晴らしい親で、すばらしい子どもを育てていると思う。それ以外のことは信じないでほしいんです。あんたたちは常に子どもにとってロールモデルでもあるんです。私にとって両親は私が困難な時でもインスピレーション源だった。

だから、親として自信をってほしい。並外れた仕方で子どもを育てるんだと。普通の親よりももったと子育てに献身するはずだからもっといいはずなんです。だから子どもにとってロールモデルになるだけでなく、これから同じ方法で親になろうとする人たちにとってもそうなんです。

(質問者)
いろんなことを話してくれてありがとう。感謝します。私には8歳の娘がいます。それで代理出産について説明したいんですが、娘は理解していますが、友達が理解できません。それで、娘を養子だと思っているみたいです。娘は精子や卵子についてまだわかりませんから、それを説明できないんです。産んでくれた女性がいて、その女性から娘を譲り受けたと説明したら、まるで養子と同じに思えてしまいます。どんな風に説明したらいいでしょうか?

(Travis)
少しだけしかご説明できないと思います。自分の場合、幼稚園でもっとありえない話をしていました。というのは一人の子どもが、理論的に説明してもどうしても理解できなかったので、お母さんはいるんだけれど、屋根裏に住んでいて、私が起きる前に出かけて、私が寝た後に帰ってくると説明した。一番いいのは真実を説明することだと思う。自信をもってきちんと説明したら、最後は理解できると思う。

(質問者)
娘は、友達に私は養子ではないと言っています。そして、友達は、いや、あんたは養子だと。そんな話です。

(司会)
それに関連する質問として、あなた方は、自分がそのような生まれてきたことをどんな風に親に質問しましたか、あるいはそのことについて親からどんな風に告げられましたか ?

(Cece)
私は家族と血が繋がっていません。私が5年生のとき、私たちは遺伝について話していました。私の父は目が青くて、私も青い。それで家に帰って父親に聞いた。パパ、私の目が青くてパパの目が青いのは、娘だということ? と。それで家族会議を持った。


(司会)
そのとき何歳だったのですか?

(質問者)
5年生でした。

(司会)
ということは、11歳?

(質問者)
10歳です。

(司会)
それ以外の人は?

(Tremor)
私は知っていたように思う。記憶にある限り私にはママがいないことや、代理母から生まれたことなど、かなり早い時期から言葉や文章の意味もきちんと理解できていたと思うんです。気がついたら告げられていたかせ、尋ねる必要がなかったしそれはよかったと思う。

(Elinor)
私はちょっと違うかな。たしかに、記憶にある限り自分にはママがいて、代理母から生まれて、ということは知っていたとは思う。でも、何歳の時だったか正確には覚えていないけど、「私は誰のお腹から出てきたの?」と両親に尋ねたのを覚えていて、そのとき、両親は何度も座って教えてくれた。。それでだんだんと理解するようになって、全部理解した。幼稚園の頃までには全てを理解していたと思う。

(司会)
その時いくつでしたか? 8歳?

(Elinor)
8歳? いえ、幼稚園の時だから、6歳でした。

(司会)
あ、そう、幼稚園でしたか。Malinaさんは?

(Malina)
うん、私も思い出せないなぁ。すこしずつのプロセスだったし。とても小さい時だった、私にはお父さんが二人いる、そして、ママがいない、そして、パパたちは代理母のことも教えてくれた。そのあと、生物学についてインターネットで調べ始めた。卵子提供を使った体外受精についても。家族会議は一度ではなかった。でもいえるのはパパたちはとてもオープンで知りたいことは細かいことまで答えてくれた。

(Travia)
私もよく似ていて、何歳だったかは覚えていない。少しずつ教えてもらって、それで大きくなってから完全に理解した感じかな。

(司会)
すこし質問をフォローしますと、両親はあなたがどんな風に生まれてきたか、どんな風に教えて欲しかったんですか?  まず、Malinaさん、どうですか、あとの人はその間に考えといてください。

(Malina)
私の父はGrowing Generationsという代理母の組織に関わってた。それで科学的なことは全部知っていたので父が私に説明したとき、全部詳しく解説してくれた。だから私は科学のことまで理解してそれは役に立った。どんな風に教えればいいかは、自分の好みは特にない。でも、子どもが知りたいと思うときに、教えることが大事だと思う。

(Cece)
言ったように、私たちは家族会議を持ちまして、私の両親は、私のママは両親に私と私の姉妹というギフトをあげたんだよと、そしてそのことにしても感謝していると、それでどうやってそうなったか説明してくれた。どうやって自分たちの精子をあげたのか、そしてママの卵を使ったこと、うん。

(Travis)
その家族によって少しずつ違うと思う。説明は一回だけではない。座って全部説明することもあれば、さらっと説明するだけのこともある。どれが良くてどれが悪いのか、コメントできない。私にとっては、それを知ったことは良かったことだし、それぞれ自分の方法があると思うし、家族の中で一番いい方法を見つけたらいいと思う。


(司会)
ElinorかTomerは?

(Elinor)
そうですね、さっきも言ったんですが、いつ教えてもらったのか、正確なことは全く覚えていないの。思い出せるのはただ、卵子と精子がどうやって受精卵になって、それが女性の中で赤ちゃんに成長するのか、ごく簡単に教えてらった。もっと科学的な詳しいことは後になってから。でもそれはシンプルで事実に即して正確だったから、よかったと思う。それが両親にとって一番良い説明の仕方だったんだと思う。

(司会)
何か付け加えることはありますか? 賛成、反対とか?

(Tomer)
賛成です。

(司会)
すばらしいパネルをありがとうございました。



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代理出産で生まれた子どもたちの声〜父親はゲイカップル〜(その1)

2014 USA Surrogacy Conference in San Francisco」2014
by technology0405 | 2016-06-22 17:04 | Materials | Comments(0)
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