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帰国トラブルNatasha Pinhas (グルジア→イスラエル)

2012年3月に家庭裁判所が、代理出産の依頼女性が自己卵子を使用していれば正式な母親と認める、という判決を出してから2週間たっても、在グルジア イスラエル領事館は裁判所命令に応じず、依頼両親に対してDNA検査を実施しなかった。

夫Yoniと妻Natasha Pinhas(現New Life Israelのディレクター)は、海外代理出産で生まれた子供の親は両親のDNA検査によって確定されるべきだと主張。主張が通るまではグルジアに留まりイスラエルに帰国しないと宣言した。それまでは父親だけにDNA検査が実施され、依頼男性が正式な父親と認められれば、子供にパスポートが発行されていた。母親はイスラエルに帰国後、養子縁組の手続きを行う必要があった。Natasha Pinhasは自分が母親だと法的に認められないまま子供と帰国することを拒否した。

ラマトガン家庭裁判所のShifra Glick裁判官によって、両親にDNA検査を行うべきという判決が出されたにもかかわらず、政府の関係省庁は何度も検査を延期した。
判決の次の日、Yoni PinhasはTel HashomerのSheba Medical CenterにDNA検査を受けに行った。しかし、その結果をできるだけ早くグルジアに転送して欲しいと外務省に依頼すると、裁判所の判決をまだ受け取っていない、という返事であった。

その間に在グルジア イスラエル領事館に行ったNatashaは、夫もグルジアで検査を受けなければならないと言われた。しかし夫のグルジア到着後も、スムーズではなかった。DNA鑑定書に代理母のサインが必要だと言われたが、代理母は僻村に住んでおり、グルジア法では、どんな場合でも代理母は子供と関係しないと定められている。
カップルは何とか代理母を領事館に連れてくることができたが、今度はイスラエルの法的当局が、公証人と総領事の認可つきの代理母の宣誓供述書を提出するよう求めてきた。代理母のサインがなければ、手続きを進めることはできないと言われた。その数時間後、イスラエルの駐グルジア大使により、イスラエルからの検査キットがまだ発送されていないと知らされた。「夫婦は、判決が実行されるよう裁判所が取り計らってくれると信じている。」と夫婦の弁護士Judith Meisels氏は語った。

外務省のスポークスパーソンは「キットの到着の遅れはイスラエルの空港で起きた障害のせいで、外務省とは何の関係もない。事態を知って直ちに外務省は、検査を早めこの家族を助けるように動いている。」と述べた。
検察庁のスポークスパーソンは「現地の代理母による宣言書は必要。どの裁判所の決定も、代理母の地位に言及していない。検査が遅れたのは、カップルの気が変わったからだ。最初DNA検査を希望していたが、あとで気が変わって検査を拒否した。」と説明した。

Parents accuse state of stalling in precedent-setting surrogacy case
Dana Weiler-Polak
[HAARETZ | Mar. 23, 2012]

Biological moms forced to adopt own children in overseas surrogacies
Dana Weiler-Polak
[HAARETZ | Dec. 12, 2011]

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by technology0405 | 2014-03-19 12:01 | Countries | Comments(0)
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