インドART法案の動向―2013年9月

保健家族省は各省庁に2013年度版ART法案に関するコメントを求めているが、9月時点でコメントを返しているのは、保健サービス総局DGHSと女性子ども開発省の2機関のみである。

DGHSの提案
・代理出産を利用できるのはインド国民とインド系移民のみ(外国人は禁止)
・婚姻関係にある異性カップルのみ認められる(シングルと同性カップルは禁止)
・代理母になれるのは1回まで

インド国家女性子ども開発省の提案
・保健省の「カップル」の定義が狭い。この定義を「婚姻状態に関係なく、生殖補助医療と代理出産で子供を持ちたいと望む全ての人に広げる」ことを求める。

・出産の間隔を最低2年あけることを条件に、自分の子供を含め出産4回まで(生児分娩と死産を含めて)に広げる。(保健省の法案では、自分の子供の出産を含め、生児分娩を3回までしか行なってはならない。)

・21歳で身長が140センチ以下の女性、BMI(体格指数)の低い女性、心疾患や甲状腺疾患のような高リスク疾患の女性を、代理母候補から外す条項を付け加えるべき。

・代理出産に伴う健康上のリスクの懸念から、合併症や死亡が起きた場合の代理母と家族に対する補償を定めた条項を組み込むべき。

・依頼親に子どもが引き渡されるまでの期間に、何らかの理由で子供が代理母と一緒にいる必要が生じた場合の条項も設けられるべき。

・報酬に関しては、たとえ代理母が子供の出産に至らなくとも、あるいは医学的合併症によって妊娠を中断しなければならなくなっても、代理母に胚が移植された時点で最低限の補償が支払われるべきである。

・代理母の分娩回数だけでなく治療サイクル数に関しても最大数を設定する。

Centre plan: Surrogacy for all; Women’s wing wants the term ‘couple’ redefined
Teena Thacker
[Deccan Chronicle, 04th Sep 2013]

No surrogacy for foreigners: tough new rules planned
Abantika Ghosh
[The Indian Express, Aug 08 2013]

Women and Child Development Ministry comments on Assisted Reproductive Technology Bill
[Web-Blog of Indian Surrogacy Law Centre]

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by technology0405 | 2013-10-25 16:51 | Countries | Comments(0)
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