イスラエル厚生省 代理出産 採卵は国内、移植は海外で

イスラエルの高等法院が、代理出産を希望するレズビアンカップルに対し、イスラエルの厚生省による提案に従い、代理出産過程の一部(胚の移植)を海外で行うように求めた。
10年以上パートナー関係にあるLiat MosheとDana Gliskoは、法律が同性パートナーに対して差別的であると主張し、妥協を拒否した。国内の現行法は、国内での代理出産を異性同士のカップルにしか認めていない。

2013年8月20日の裁判に先立ち、厚生省はLiat Mosheが自分の卵子を国内で採卵することは認めたが、彼女の卵子をDana Gliskoの子宮に移植することはイスラエル以外の国で行うように主張していた。裁判所の判断は、この政府の妥協案を擁護するものとなった。政府が「代理出産を目的とした採卵までは国内でOK」と譲歩したことを、裁判官は「意義ある前進」と評価した。

しかし、カップルと弁護士のYehuda Resslerは、政府の提案に反発。イスラエル国防軍(IDF)の役人であるMosheは、特に国に裏切られたと感じている。「IDFで23年間も勤めてきた私に、イスラエル政府が、制服を脱いで国を出て行き、また戻ってくればいい、と言うとは思わなかった。」

Mosheによると、IDFは、海外の治療に対して助成を出さず、また、職員が外地で手術を受けることも禁じているという。彼女はまた、移植を海外で行なえば妊娠の成功率が下がるとも主張している。「国内で新鮮胚を移植するのと、凍結胚を海外に持って行って移植するのとでは違う。」

国は、裁判所に対し、数カ月以内に規制を緩和するつもりがあると伝えた。MosheとGliskoを救済するような改正がなされるかどうか、 現時点では不明である。

Lesbian Couple Forced to Leave Israel for Surrogacy Procedure
By: Ashley Peters
[Shalom Life , August 21st, 2013]

Israeli court urges lesbian couple to go abroad for birth by surrogacy
By Ilan Lior
[Haaretz, August 21, 2013]

Israel: lesbian couple refused surrogacy procedure
By Ayesha Ahmad
[BioNews 27 August 2013]

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by technology0405 | 2013-10-11 10:53 | Countries | Comments(0)
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