帰国トラブル (ウクライナ→ドイツ)

在キエフ ドイツ大使館は、ウクライナ人代理母がドイツ人カップル(妻53歳、夫44歳)のために生んだ子供に対するパスポート発行を拒否した。子供がドイツの市民権を持っていないというのがその理由であった。

カップルは裁判に訴え、2012年9月10日ベルリン行政裁判所が下した判決は、代理母――ウクライナ在住のウクライナ人――から生まれた子供は、たとえ遺伝上の両親がドイツ人であろうと、ドイツ国籍のパスポートを持つ権利がない、というものであった。

ベルリンの裁判所は、ドイツ国内での代理出産の禁止を理由に、この裁定を下した。ドイツ法によると、子供の母親はあくまで子供を出産した女性であり、遺伝上の母親ではない。つまり、このケースではウクライナ人代理母が子供の母親であり、代理母の夫が子供の父親とみなされる。

一方ウクライナの規制では反対に、代理出産は認められており子供の両親はドイツ人カップルということになる。ドイツ人カップルには、ベルリンの最高行政裁判所に上訴する権利がある。

Berlin court refused to issue a pair of German passport to a child born to a surrogate mother in Ukraine
[International Agency "Assisted Motherhood" 14 September 2012]

Because of surrogacy ban in Germany child did not receive German passport in Ukraine
[Ukrainian Surrogates, November 2, 2012]

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by technology0405 | 2013-09-24 13:59 | Countries | Comments(0)
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