人気ブログランキング |

中国衛生部、「代理出産は違法」と強調

――「人民網日本語版」2013年3月13日より記事抜粋――
 ここ数日、中国のメディアなどが注目を高めている「代理出産」に関して、中国衛生部(衛生省)婦社司の責任者は12日、違法な生殖補助医療技術は根絶するという姿勢を強調した。中国では代理出産は法律で認められていない。人民日報海外版が報じた。
 同責任者によると、同省は関連の機構を組織して、生殖補助医療技術管理に関する政策の研究を進めている。また、医学や法学、倫理学、社会学などの分野の関連の専門家と関係する問題について意見を交換している。ほとんどの専門家は、代理出産は法律上や倫理上の問題、さらに社会問題を引き起こし、社会の倫理秩序を乱すと考えているという。また、代理母や生まれてくる子供にも心理的障害をもたらしかねない。同部が2001年に公布した「人類補助生殖技術管理方法」では、いかなる代理出産技術の実施をも明確に禁止している。そのため、同部は引き続き関連の法律、法規、規定に基づき、生殖補助医療技術を厳しく取り締まり、代理出産などの違法な行為根絶を目指す。
(「人民網日本語版」2013年3月13日 中国衛生部、「代理出産は違法」と強調 より)

                                                           

北京大学第三医院の院長である喬傑氏が「代理出産を合法的に展開するにはまだ5-10年かかるだろう」と発言し、「代理出産合法化へ」という報道が流れ、衛生部がそれに対応する形となった。

衛生部の母子保健・地域衛生局は、倫理的・法的問題や、代理母への精神的・身体的危害を考慮し、代理出産の禁止は存続すると発表した。衛生部の医学倫理専門家委員会のメンバーであるZhai Xiaomeiは「代理出産はこれまでも国内で完全に禁止されてきたし、この先も広く利用されることはない。」と語った。

「代理出産に関する倫理的・法的問題はまだ審議中の状態なので、今のところは完全禁止にしておく以外ないだろう。」とZhai氏は言う。しかし、出産適齢期でありながら医学的な理由で妊娠出産できないカップルは7%程度いるといわれており、「そうしたカップルに対して完全禁止の措置をとるのは公平ではない。」という考えから、Zhai氏は医学的な理由で代理出産を必要とするカップルに限り利用を認める提案をしている。「商業目的での不必要な代理出産に対する禁止は続ける。」と彼女は強調した。

Govt rejects rumored end to surrogacy ban
By Shan Juan
[China Daily, 2013-03-14]

China studying surrogate motherhood
[UPI.com March. 13, 2013]

Ministry reiterates stance against surrogacy
[chinadaily.com.cn 2013-03-13]

Copyright(C) 2011 SGRH. All Rights Reserved.
by technology0405 | 2013-03-19 15:18 | Countries | Comments(0)
各国のARTに関する資料や記事を集めています (※ このブログに書かれている情報の信ぴょう性は各自でご判断ください)