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インドで増えるムスリム顧客

インドの生殖技術市場に、アフリカやアフガニスタンなどの顧客が増えている。Dheerendra Singhが経営するニューデリーのメディカルツーリズム会社CureMaxでは、一番の顧客はアフガニスタン人である。
「毎月50人程度の患者がアフガニスタンからIVFを受けに来る。」と Singhは言う。「他の不妊関連の治療のために来る者もいる。冬は気候が良いので顧客の数がピークになり、ひと月で60-70人になる。」

女性が30代後半まで出産を先延ばしにして不妊に陥るという問題は、西欧の先進国の問題と考えられがちだが、この傾向が発展途上国や保守的な社会でも同様に強まっていることを、インドのクリニックは示している。

生殖ツーリズムに関する議論ではアメリカやヨーロッパの患者について語られることが多いが、インドにはアフリカや中東のイスラム国家からの患者も多く来ている。高い技術と低いコスト、それに文化的な結びつきが、保守的なムスリムにとってインドを居心地のよい場所にしていると専門家は言う。

イスラム教徒が多数を占める国から不妊治療のためにインドに何人来ているのか、といった統計はとられていない。しかし、様々な医師やSinghのようなエージェント、ニューデリーのアフガン難民地区でのビジネスなどから得られる事例証拠を見る限り、ムスリム顧客が増えていることは間違いない。

例えば インドのビジネス誌『OUTLOOK』で、Dr. Kaberi Banerjeenのような不妊専門医が、イラン、イラク、ウズベキスタン、タンザニアといった国からの患者が数百人に達すると述べている。また、最高経営責任者D. Mahendranによると、Care Medicalのような会社は毎月10-15人のイスラム教国からの患者を扱っているという。

「メディカルツーリズムは全体で年間15-20%の成長を遂げている。IVF部門も大体同じくらいの割合で伸びていると思う。」「アラブ諸国のムスリム、ナイジェリア・タンザニアなどのムスリムといったイスラム圏の人々が以前より随分増えた。」「インドにはムスリム人口が多い。また、アフリカには、タンザニアのIthna Asheriのような、インドと関係の深いコミュニティが数多くある。」と、別のメディカルツーリズム会社Aaarex Medical Servicesの最高責任者P.R. Rameshも語っている。

India's new Muslim baby boom
by Jason Overdorf
[Global Post September 13, 2012]

Long Journeys To Parenthood
by Smita Mitra
[OUTLOOK Magazine | May 07, 2012]

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by technology0405 | 2012-11-29 16:31 | Countries | Comments(0)
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