Surrogacy Australia Conference 2012

2012年5月26-27日、オーストラリアのメルボルンでSurrogacy Australia Conferenceが開催され、Surrogacy Centre India(SCI)のDr. Shivani も出席した。会議にはDr. Shivaniのオーストラリア人元患者も多く出席し、代理出産渡航がいかに素晴らしいかという点が強調された内容となった。

この会議ではオーストラリア国民による代理出産渡航のデータが公開された。オーストラリアでは、国内で禁止されている商業的代理出産を求めてインド、アメリカ、タイ、カナダへ渡航するカップルの数が3年で3倍になっている。

Surrogacy Australiaが海外のエージェンシー14機関を調査したところ、代理出産で生まれたオーストラリア人カップルの子供の数は2009年の97人(うちインドで生まれた子47人)から2011年269人(うちインドで生まれた子179人)に増えていた。今年は既にこの14機関の仲介で254人が生まれている。

特に、インドで生まれるオーストラリア人カップルの子供の数はここ4年で170人(2008年)から394人(2011年)と2倍以上に増えている。この間インドに住むオーストラリア人の数はほとんど増えておらず、インド在住のオーストラリア人から生まれる子供の数は年間平均50人程度なので、それ以外は代理出産児とみてよい。Surrogacy Australia Conferenceの議長Sam Everinghamによると、医療施設が同程度で費用はアメリカよりも安いインドの商業的代理出産を選ぶカップルが増えたのだという。インドは卵子提供サービスの供給においてもトップで、その費用は$9000から$16,000である。

Surrogacy Australiaが214組のオーストラリア人カップルに実施した調査結果によると、代理出産にかかった平均費用はアメリカで$176,000だったのに対し、インドでは$77,000であった。これは、弁護士費用や子供誕生後の医療費、ドナーへの謝礼、入院費、保険、仲介料、旅費や滞在費すべて含めての金額である。

一方、2005年から2009年の5年間でオーストラリア国内の利他的代理出産の利用は63件、2011年に生まれた子供の数は19人であった。費用は$45,000。
国内の利他的代理出産に対する主な障壁として調査で挙げられたのは、代理母が子供を引き渡さない可能性(カナダやインドと異なり、オーストラリアの代理母は子供を引き取る権利を持つ)、好意に頼って出産してもらうことの不公正さへの懸念、ちょうど良い年齢の代理母が見つからない、などであった。

会議ではSurrogacy Center Indiaの数字も公開された。SCIのスポークスマンMegan Sainsburyによると、2009年のエージェンシー発足以来350人の子供が誕生し、その半分がオーストラリア人カップルの子供だという。SCIが仲介したインド人代理母から生まれたオーストラリア人の子供の数は2010年24人(SCI全体では79人)、2011年79人(SIC全体では152人)、2012年は既に24人が生まれており121人が見込まれている(SCI全体では2012年56 人が生まれ見込みを含めると計210 人)。

Hundreds pay for overseas surrogacy
[Western Advocate 03 Jun, 2012]

India the preferred choice for surrogacy
[Herald Sun May 26, 2012]

在インドオーストラリア高等弁務団ホームページ

SCI at Surrogacy Australia Conference ( Melbourne)
[Dr. Shivaniのブログ May 27, 2012]

Surrogacy Australia Conference 2012

Surrogacy Australia Conference 2013
2013年に開催された、第2回会議のチラシ

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by technology0405 | 2012-06-04 15:41 | Countries | Comments(0)
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