渡航治療に関するESHREの提言2008

・法律に関する提言
①すべての市民が平等に治療にアクセスする機会を持てるよう、少なくとも治療費の一部を還付する
②患者の多くが渡航治療するという状況を生まないような法規制にとどめる
③保険の適用を、リプロダクティブケアにも拡大する(少なくとも母国で禁じられていない治療に対して)

・制度に関する提言
①制御・検証制度を導入
②患者がどこの病院に行っても安全で効果的な治療を受けられるよう、資格制度を導入
③技術的、医学的制度のみならず、心理カウンセリング条項を含めた、倫理基準への準拠を促す制度作り

・政府、患者、専門家組織は、啓蒙活動や情報提供活動を行ない、渡航治療に伴うリスクの可能性を市民に警告する

・治療に関係する医師たち(委託医師と海外の医師)は皆、自らの責任と、倫理指針を認識する必要がある

・専門家組織と委託医師は、渡航治療の結果や合併症に関する追跡データを収集する。自分の患者が渡航先で適切な治療を受けているか確認することは、委託医師の責任である。患者は特に、成功率や多胎妊娠率とそのリスクについて知っておくべきである。

ESHRE Task Force on Ethics and Law 15: Cross-border reproductive care
G. Pennings, G. de Wert, F. Shenfield, J. Cohen, B. Tarlatzis and P. Devroey
Human Reproduction Vol.23, No.10 pp. 2182–2184, 2008


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by technology0405 | 2012-01-05 12:04 | Materials | Comments(0)
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