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帰国トラブル(インド→カナダ)

カナダ・トロント在住の夫婦が6年を費やしてようやく、代理出産で生まれた双子とともにインドから帰国できることになった。インドのクリニックの取り違えにより、双子の片方と遺伝的つながりがないことが判明して以来、カナダ政府は子供にパスポートを発行せず、夫婦は長期間の試練を強いられていた。

首都オタワは、双子のうち遺伝的つながりのある方の子供にカナダ国籍を、つながりのない子供には国外移動に必要な書類を発行した。この子供は、カナダ帰国後に市民権を得る手続きを取ることになる。

夫婦は2005年にインドに入国。匿名の提供卵子と夫の精子を体外受精させ、それを代理母に移植して、2006年3月男女の双子が誕生した。通常は、代理出産でも、親とDNAが一致すればニューデリーにあるカナダ高等弁務官事務所でカナダ国籍を申請取得できる。しかし、DNAテストの結果は、男の子に遺伝的つながりがなく、クリニックで取り違えが起きていたことを示唆するものだった。こうした取り違えが起きた時の場合の対応については、全く想定されていない。以来、カナダ政府は男の子に国籍を与えることを拒否し続けてきた。

夫婦は50代。双子の女の子だけを連れて帰ることもできたが、インドに住み続け、カナダ政府と交渉を続けた。カナダを離れて6年、ふたたびトロントで新たな生活をスタートさせることになる。

After 6 years and fertility mixup, surrogate twin can come home
[thestar.com May 5 2011]


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by technology0405 | 2011-12-01 11:20 | Countries | Comments(0)
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