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特別養子縁組制度

不妊当事者のブログ
不妊症ってなぁに?コウノトリをつかまえに出発 
2006年6月39歳で不妊治療を開始
2006年 AIH 1回目
2006年11月不妊外来4回+入院5日 卵巣嚢腫ラパロ(腹腔鏡)手術
2007年7月 ICSI 1回目
2007年9月 ICSI 2回目
2007年10月 AIH 2回目
2008年3月 AIH 3回目
2008年4月 ICSI 3回目
2008年8月 ICSI 4回目
「不妊治療、長く続いてます。ってか、ゴールはどっちにしても無いとは思うんですが・・(中略) 死を近くに感じる昨今。( ̄▽ ̄*)ゞこりゃー、不妊治療をきっぱり止めないとヤバイんじゃないの?」2008年12月のブログより

特別養子縁組をした夫婦のブログ
Victory Family(特別養子縁組家族日記) 
40歳で子宮筋腫を患い、子宮全摘出手術を受ける。
民間へ養子の申し込み・面接→1年後に該当の知らせが来る
2010年3月:子供(新生児)が家に来る。家庭裁判所へ申立。
2010年4月:家裁に出廷。家裁の調査官の家庭訪問。
2010年5月:児童相談所に「同居児童の届」を出す。
2010年9月:児相の担当者の家庭訪問
2010年10月:家裁の調査官の家庭訪問
2010年11月:確定書が届き、戸籍入籍。
「特別養子縁組という子どものための福祉を多くの方に知ってもらえたらうれしいです」2011年10月のブログより

dai-dai大好き!特別養子縁組ファミリー☆ 
不妊治療で通院し、人工授精や体外受精などもしたが流産の繰り返し。結果的に、7件の病院をまわる。「お互いの機能はあるのに、出来ない・・できても流産する。という結果では、いつか出来るだろう~。と治療の止め時が決断出来ないものです。」ブログより
37歳で民間へ第1子の申し込みをし、38歳で長男を、41歳で第2子を養子にする。
「特別養子縁組で、新生児を授かることができ、名前も付けさせて頂き、私たちは、今、とても幸せを感じています。」2010年7月のブログより

一緒に歩こうよ。~特別養子縁組しました。 
40歳で不妊治療を開始、AIH6回、顕微授精を2年間で10回以上行う。
特別養子縁組制度のことを知り、児童相談所に相談するが、40歳以上の親には学齢の子供しか紹介できないと言われ、民間に養子を申し込む。民間の団体の面接の10か月後、該当の知らせがくる。
「特別養子縁組というとなんだかとても大変そうだけど、子供を育てるのはどこでもいっしょ。決して養子のススメではありませんが、こんな道のりもあるんだって思っていただければ幸いです。」ブログより

こうした当事者に共通しているのは、①不妊治療をつらいと感じながらもなかなか治療を中断できないこと、②養子縁組の話について、医師からは一切情報を得ていないことである。「子供を持ちたい」という願いに、不妊治療という回答しか与えられない女性は、際限なく治療を繰り返し、その結果、経済的にも精神的にも大きな負担を負う。

児童相談所は特別養子縁組に積極的でなく、NPO団体などの民間が中心となって斡旋業務を行っている。児童相談所では何年も待たされるうちに、希望者の年齢も、施設に保護された子供の年齢も上がってしまうという現実がある。

愛知県の新生児委託制度などをモデルに、特別養子縁組を前提とした里親制度が推進されれば、不妊治療者のためにも、子供の利益と福祉のためにも良い結果が生まれる可能性は大きい。親は、自分で名前を付けて新生児から育てることができ、子供も生まれた時から家庭で育つことができるので、親子のつながりをより感じることができる。少なくとも不妊当事者たちに、こうした養子縁組制度の存在を知らせることは重要だ。


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by technology0405 | 2011-11-22 16:14 | Related Link

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