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代理出産詐欺

アメリカのサンディエゴで、女性3人が共謀し、赤ん坊のリストを不法に作成、子供を望む親たちに一人100000ドルから150000ドルでその赤ん坊を売っていたことが分かった。
被告のうち二人は生殖法を専門とする弁護士だった。カリフォルニアの著名な弁護士Theresa Erickson、メリーランド州で養子・代理出産の仲介をしていたHilary Neiman、そして世話人としてネヴァダ州のCarla Chambers。3人は、子供を望むカップルに対しても、代理母に対しても、合法的な代理出産契約のように見せかけていた。

法律では、代理出産契約は妊娠が起こる前に交わされなくてはならないことになっている。弁護士2人を含む3人は、こうした法的問題を巧みにくぐり抜け、代理母にも、依頼親にも、カリフォルニアの家庭裁判所にも嘘をついていた。

Chambersがインターネット上の養子・代理出産をテーマにしたチャットルームへアクセスし、代理母と依頼親を探す。Erickson とNeiman は、自分たちの持つ信用を利用し、契約が正当なものだと思わせる。代理母はウクライナへ行き、そこで匿名のドナーから胚提供を受ける。代理母たちは皆、自分が関与しているのは合法的な代理出産契約であり、子供を待ち望む親たちのリストがあるのだと信じ込まされる。また、出産はカリフォルニア州ですることも約束させられる。

被告者たちは、代理母に対し、速やかに依頼親を取り持つと約束するが、たいてい妊娠中期、あるいは後期に入るまで親探しを待つ。その後、子供を希望するカップルに対し、「正式な代理出産契約により妊娠された、これから生まれる赤ん坊がいるのだが、元の依頼親が契約を取り消した。」といって、架空の代理出産契約の「引き継ぎ」を提案する。カップルは被告らに100000ドルから150000ドル支払い、その半分以上を被告ら3人が着服していた。
被告3人は主としてインターネットで代理母や依頼親を募集、勧誘し、連絡をとっていた。関与した代理母と依頼親のほとんどはカリフォルニア以外の人間だった。

カリフォルニアには、代理出産に関する制定法はないが、裁判所は、代理出産や提供卵子を利用した親の権利を認めている。出産の前に手続きをし、依頼親がPre-Birth Orderを裁判所から受け取れば、出生証明書には依頼親の名前が記載される。

Surrogacy Scam
[The FBI 09/13/2011]


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by technology0405 | 2011-11-18 17:03 | Countries | Comments(0)
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