人気ブログランキング | 話題のタグを見る

出生率の落ち込み

2010年のシンガポールのTotal Fertility Rate (TFR)が、2009年の1.22人から過去最低の1.16人まで下がった。2010年に生まれたシンガポール人の子供は37.967人。人種別でみると、中国系が2008年1.14人から1.02人に、マレー系が2008年1.91人から2010年1.65人に、インド系が2008年1.19人から2010年1.13人に減っている。人口を維持できるレベルが2.1人であることから、シンガポールは「子供2-3人」という政府の呼びかけに反して、少子高齢化の波が止まらない。

若者の間では、子供は一人、もしくは独身でいる、という傾向が広がっている。30-34歳のシンガポール人のうちシングルの割合は、2000年33%だったのが2010年43%になった。女性だけでみると、2000年22%から2010年31%になっている。

下降する出生率を引き上げようと、政府は2010年、約20000人にシンガポール国籍を、90000人に永住権を与えた。しかし、出生率を上げると期待されている移民も、シンガポールに来れば子供をたくさん持たないのではないかとInstitute of Policy StudiesのDr. Yap Mui Tengは考えている。
さらに、2008年の不況以来、増え続ける移民を問題だと考える国民も増えている。

Singapore’s Fertility Rate at a Historic Low
[TOPNEWS 06/13/2011 ]

Singapore fertility rate falls to record low
[channelnewsasia.com 17 January 2011]

Singapore fertility rate and CPF to be raised in Parliament
[xin.msn. 17/02/2011]


Copyright(C) 2011 SGRH. All Rights Reserved.
by technology0405 | 2011-08-02 16:09 | Countries

各国のARTに関する資料や記事を集めています (※ このブログに書かれている情報の信ぴょう性は各自でご判断ください)


by technology0405