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タイの代理出産トラブル

2008年、オーストラリア在住の夫婦(夫はオーストラリア人、妻は日本人)が、2人の代理母に胚移植を同時に行い、2009年にその2人の代理母から3人の子供が生まれた。夫婦は3人の子供をオーストラリアに帰国させようとするが、子供のパスポートは発行されなかった。夫婦は子供が自分たちの子供であることを主張し裁判を起こした。DNA検査の結果などが認められ、1年後の2010年にようやく子供たちをオーストラリアに連れ帰ることができた。

この夫婦の事件では、以下の点がトラブルを引き起こした。
1.夫婦は2人の代理母を雇い、その結果、2人の代理母から計3人の子供が同じ日に生まれた。
2.タイのオーストラリア大使館では受け付けない「Citizenship by Decent(オーストラリアの出生証明書にあたる)」で申し込もうとした。(代理出産で生まれた子供にはSurrogacy101が用意したビザが使用される。手続きが簡単で、このケースでも最終的にSurrogacy101のビザで子供たちは帰国した。)依頼者が同性愛カップルでもSurrogacy101のビザで子供をオーストラリアに連れて帰られるという。
3.オーストラリア政府が2010年1月に国籍法(Citizenship Act)を改正したことで、ようやく夫婦の申請が認められた。

代理出産関連のこうしたトラブルが報道されることは少ない。現に、タイでもオーストラリアでも、もちろん日本でもこの事件は報道されておらず、実際には同じようなトラブルがいくつも起きていることが考えられる。

Surrogacy 101のホームページ


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by technology0405 | 2010-10-15 13:50 | Countries | Comments(0)
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